滋賀県湖南市東寺に長寿寺があります。
阿星山(あぼしさん)長寿寺(ちょうじゅじ)は阿星山(あぼしやま)の北東麓にあります。常楽寺の西寺に対して東寺と呼ばれる天台宗の古刹です。常楽寺、善水寺とともに「湖南三山」と呼ばれています。創建ははっきりしませんが、奈良時代後期、聖武天皇の勅願によって良弁(ろうべん)によって開かれたと伝えられています。
天平・奈良時代に、阿星山を中心に「阿星山三千坊」と呼ばれる寺が建ち並び、巨大な宗教圏を作っていたようです。山頂には阿星寺という中心的なお寺がありましたが、現在はありません。聖武天皇が、阿星山の南東に造った紫香楽宮の鬼門鎮護のお寺として長寿寺は常楽寺とともに繁栄しました。
平安時代初期に中興されましたが、一時衰え、鎌倉時代初期には源頼朝が、室町時代には足利将軍家が諸堂を修築、造営したことが寺伝に記されています。柱に享徳3年(1454)の墨書がある三重塔がありましたが、織田信長が領主になると安土城の城内に創建された摠見寺に移されてしまいました。
長寿寺の山門をくぐり楓の並木を進むと、二手に分かれます。鳥居のある左側は長寿寺の鎮守社であった白山神社があります。参道の正面には寄棟造りの国宝・本堂が建てられています。本堂前には弁天堂があり、白山神社とともに国の重要文化財に指定されています。
下記のサイトにもお立ち寄りください!
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阿星山(あぼしさん)長寿寺(ちょうじゅじ)は阿星山(あぼしやま)の北東麓にあります。常楽寺の西寺に対して東寺と呼ばれる天台宗の古刹です。常楽寺、善水寺とともに「湖南三山」と呼ばれています。創建ははっきりしませんが、奈良時代後期、聖武天皇の勅願によって良弁(ろうべん)によって開かれたと伝えられています。
天平・奈良時代に、阿星山を中心に「阿星山三千坊」と呼ばれる寺が建ち並び、巨大な宗教圏を作っていたようです。山頂には阿星寺という中心的なお寺がありましたが、現在はありません。聖武天皇が、阿星山の南東に造った紫香楽宮の鬼門鎮護のお寺として長寿寺は常楽寺とともに繁栄しました。
平安時代初期に中興されましたが、一時衰え、鎌倉時代初期には源頼朝が、室町時代には足利将軍家が諸堂を修築、造営したことが寺伝に記されています。柱に享徳3年(1454)の墨書がある三重塔がありましたが、織田信長が領主になると安土城の城内に創建された摠見寺に移されてしまいました。
長寿寺の山門をくぐり楓の並木を進むと、二手に分かれます。鳥居のある左側は長寿寺の鎮守社であった白山神社があります。参道の正面には寄棟造りの国宝・本堂が建てられています。本堂前には弁天堂があり、白山神社とともに国の重要文化財に指定されています。
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