フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月7日(金) 曇り、やや寒

2006-04-08 00:00:16 | Weblog
 昨晩、印刷会社のN氏から電話があって、報告書の版下に一箇所ミスが発見されたとのこと。同じようなミスが他にもないかを確認するため、今日は午前中から研究室に出て、版下のコピーのチェック作業。幸い他にはミスはなく、N氏のケータイにその旨を伝える。昼食は五郎八で天せいろ。食後、シャノアールで『伝統と現代』1978年5月号に載っている内村剛介と佐藤忠男の対談「大衆の時代」を読む。午後1時から会議。午後2時半からもう一つ会議。生協文学部店の教科書コーナーに置いてあった、アンネマリ・ピーパー『倫理学入門』(文化書房博文社)、新田孝彦『入門講座倫理学の視座』(世界思想社)、伴博・遠藤弘編『現代倫理学の展望』(勁草書房)を購入。いずれも哲学の御子柴善之先生の授業のテキストである。御子柴先生とは後期に「現代人の精神構造」という授業を一緒にやる。また、来年度からは文化構想学部の同じ論系(現代人間論系)に所属する。同僚の先生の専門について知ることは一緒に仕事をしていく上で必要なことである。しかし、そのためだけではない。清水幾太郎の主著の一つである『倫理学ノート』の読解のために倫理学の勉強が必要なのである。夕方、四国学院大学のS先生が研究室を訪ねて来られる。S先生は9月までサバティカル(研究休暇)で、それでこちらに来ているのである。お土産にいただいた「かまど饅頭」を食べながら、目下の共通のテーマである親の介護問題について語り合った。