9時、起床。目玉焼き、ライ麦パン、紅茶の朝食。区民会議の報告書の編集や、演習のレポートに目を通す。
昼から大学へ。研究室でゼミ論集の編集作業の二日目。普段、教務室にいる時間が長いので、研究室にかかってくる電話に出ることはないのだが、昨日今日はそういうわけにはいかない。なんとかいう不動産会社からマンションの売り込みの電話が何度もかかってくる。「いま、ゼミの最中なので」というと(必ずしも嘘ではない)、いったんは引き下がるが、また後でかかってくるのだ。職場に電話してくるっておかしいだろう(自宅もいやだけど)。
昼食は久しぶりに文カフェで。シングル席がずいぶん増えた。客(学生)からの要望でこうなったらしい。そんなに相席がいやなのだろうか。カツカレーを注文。「南蛮カレー」の閉店以来、カツカレーを口にしてこなかったが、数日前にスロープにカツカレーの看板が出ていて(試験にカツ)、食べたくなったのである。SLMの3種類あるが、カツの大きさは一定で、ご飯とルーの量だけが違う。何も言わないとM(399円)になるようである。カツの上からカレーをかけないで出てくるのは私好みである。福神漬だけでなく、千切りキャベツも添えられているといいのだが、サラダ類は独立したメニューのようである。中濃ソースをかけて食べる。カツカレーにはソースが合うというのは私の中では鉄則となっているが、文カフェのカツカレーもやはりそうだった。昔々、私が学生の頃の学生食堂のカレーライスは安いだけが取り柄の、カレーの味があまりしない代物だったが、ずいぶんと水準があがったものである。隔世の感がある、という表現がぴったりだ。
4限は演習「ケーススタディの方法」の最終回。授業評価アンケートを実施してから、レポートを提出してもう。3年生と4年生だけの授業だが、4年生には大学生活を振り返って一言言ってもらい、拍手を送る。今日が本当に最後の授業という学生が多かった。
研究室に戻ると、編集係の学生たちもお疲れのようで、「先生、お腹が減りました」という。各自のリクエストを聞いて、私がローソンまでスイーツと飲み物を仕入れに行く。パシリだ。プレミアムロールケーキと苺(あまおう)のロールケーキを買ってくる。私は初めて食べたが、コンビニのスイーツもあなどれないと思う。値段は150円と210円。ゼミ用のスイーツとして手頃と思うが、数をそろえるのが大変そうだ。一軒では無理だろう。
今日は当番の日なので、教務室で9時半まで居残り。試験の採点などをする。 夕食は蒲田に着いてから「歓迎」の広東麺。ここは10時半をちょっと過ぎたあたりがラストオーダーなので、7限が終って大学を出るとギリギリ間に合うのだ。安くて(680円)、旨い。今日は昼間は暖かかったが、夜はやはり冷える。とろみがかかって熱々のスープが至福である。