フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

2月7日(月) 晴れ

2011-02-08 02:15:49 | Weblog

  8時、起床。朝食はとらずに、9時に家を出る。起きてから家を出るまで1時間あるのだから、食事をとる時間がないわけではないのだが、それほど空腹を感じていないのに食べるというのが主義に反するのである。空腹主義=食事は腹ペコで食べるべし。

  10時から事務所で必修基礎演習のガイドブックの件で打合せ。初校が出てきた。ガイドブックは二部構成で、第一部は本の読み方編、第二部はレポートの書き方編。 読み応えのある文章が並んでいる。乞うご期待。 

第一部       読むレッスン

  堀江敏幸 伊豆半島問題を論ず―志賀直哉「真鶴」を読む―

  長谷正人 分からないという経験─ヴァルター・ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」を読む─

  都甲幸治 枠組みを疑うこと―スーザン・ソンタグ『隠喩としての病』を読む

  小沼純一 音楽の特異なありよう―オリヴァー・サックス『音楽嗜好症』を読む

  沖清豪 歴史的文献を読み解き、現在を批判的に捉え直す―J.デューイ『学校と社会』を読む―

鶴見太郎 「節」を守った人の書く日本論――杉本鉞子『武士の娘』を読む―

 

第二部       書くレッスン

  福澤一吉 アカデミック・ライディング・スキル―論証とパラグラフ構造について

  水谷八也 レポート・論文のための情報の収集と整理と引用の方法

  渡部直己 出来れば「A」以上をとりたい人のための十戒

 

 打合せは1時間ほどで終る。昼食を「西北の風」に食べに行く。開店の直後で私が最初の客。お一人様だが、座る場所は自由。窓際の4人掛けのテーブルを選ぶ。サラダ、カップスープ、茄子とベーコンのスパゲッティ、デザート、珈琲。新聞に目を通しながら1時間ほどかけてゆっくり食べる。

 

 

 


 

 

 

  1時から人事委員会。4時半終了。少し休んでから教務的会議を8時まで。腹ペコになったが、夕食は家で食べる。豚肉の野菜スープ煮と明太子でご飯。食後、録画しておいた「冬のサクラ」を観てから、風呂に入る。今日は夕方からの冷え込みがきつかった。節分を過ぎたとはいえ、春は名のみの風の寒さや、である。

 

小雀は真冬の北風を知らない