7時半、起床。さわやかな秋日和。ブログの更新をしてから、カレー、トースト、牛乳の朝食。
午前中は今週末の金沢での講演の資料の作成。
11時に家を出て、大学へ。途中、「屏南」で弁当(700円)を購入し、教務室のデスクで食べる。これが旨かった。そんじょそこらの中華弁当とはレベルが違う。とくに海老のぷりぷり感がいい。昼休みに面談を一件。
3限は選択基礎演習。文カフェでの人々の振る舞いを観察してきてもらう。フィールド―ワークの練習。メンバー30名が確定したのでグループ研究のためのグループ分けをする。1グループ5名で6グループ。各グループで観察結果について話し合い、報告してもらう。
4限は演習「ケーススタディの方法」。メンバー34名で確定したようなので、グループ分けを行う。物語分析の対象ごとに、映画班、TVドラマ班、マンガ班、歌班1(ラブソング系)、歌班2(非ラブソング班)、広告班、人生相談班の7つになった。グループに分かれて、宿題に出していた宇野常寛『ゼロ年代の想像力』を読んだ感想を話し合ってもらい、その後、全体でディスカッション。
今日は夜間当番の日。夕食は「メルシー」の五目そば。めったに頼まないメニューだが、この店では一番高いメニューである。とはいっても、660円ですけどね。デザートはファミリーマートのWエクレア。カスタードクリームとホイップクリームのWという意味だが、カスタードクリームの量が少ないと思う。Wというからには対等な分量であってほしい。
一文の社会学専修の卒業生のKさんからメールが届く。ご報告とお願いしたいことがあるのでこの週末に研究室にうかがってよろしいでしょうかと書いてある。週末は仕事で地方にいっているので、とりあえずどんなお話か教えてくださいと返信すると、学生時代の彼と12月に結婚することになりました、結婚式にご出席いただけますかということだった。たぶんそういう話だろうと思っていた。おめでとう。その日は空いています。喜んで出席させていただきますと返事をする。卒業3年目での結婚は早いほうだろう(私の妻もそうだった)。Kさんは和服の似合う美人である。なぜ知っているかというと、振袖姿で私の授業を受けに来たことがあるからである。なぜ振袖姿で教室に来たのかは知らない(聞いたと思うが忘れてしまった)。成人式の前後というわけではない。あれは確か6月のことだった。後にも先にも振袖姿で教室に来た学生はKさんだけである(有体にいえば、ちょっと変った女子学生だった)。結婚披露宴ではまた彼女の着物姿が見られるのだろうか。いまから楽しみだ。
生協で以下の本を購入。
佐藤俊樹『社会学の方法 その歴史と構造』(ミネルヴァ書房)
菊谷和宏『「社会」の誕生』(講談社選書メチエ)
天田城介『老い衰えゆくことの発見』(角川選書)
ピーター・トゥーヒー『退屈 息もつかせぬその歴史』(青土社)
仲正昌樹『<リア充>幻想』(明月堂書店)
上野千鶴子『ケアの社会学』(太田出版)
9時半を回ったあたりで教務室を出る。地下鉄の「こんな人を見た。」シリーズが10月版になっていたが、残念ながら、9月版(となりのインコに寄りかかって眠るインコ)には及ばない。
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