フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

5月27日(日) 晴れ

2012-05-28 01:36:25 | Weblog

  7時半、起床。朝食はバイキング。ご飯と味噌汁を選択し、おかずは和食・洋食ちゃんぽんで。朝から鰹のたたきを食べるのはホテルのバイキングならではだ。食後にコーヒー。

  当初は午前中は日曜市を見て歩く予定だったが、講演原稿の見直しに当てることにした。講演時間は60分。用意したパワーポイントのスライドは28枚。1枚あたり2分の計算である。もちろんこれは平均値で、実際はスライドによって3分であったり、1分であったりする。ここで1つ問題なのは、講演は二人の講師が行うのだが、私は二番目であることだ。もしも私の前の方が予定より早く終わった場合はかまわないが(余った時間を私が引き受ける長めに話をするのはわけない)、前の方の話が長引いた場合は、私の話を短縮しなければならない(講演会の後に稲門会の支部総会があるため)。短縮するのは延長するより難しい。それはアドリブでは難しいので、あらかじめ短縮バージョンを準備しておく必要がある。しかも、5分短縮、10分短縮、15分短縮の3通りくらいのバージョンを考えておく必要がある。午前中は(正確には午後1時まで)、こうした作業をしていた。

  作業が終わったので、昼食をとりに出る。ホテルの裏の通りにある「洋食ノイエ」へ行く(昨夜の散歩のときに発見していた)。「洋食のイエ(家)」ではない。「ノイエ」はドイツ語の「ニュー」。もしかしたら経営者の名前が新(あたらし)さんなのかもしれない。「休日ランチ」を注文。写真は載せていないが、サラダとポタージュスープが付く。とても繊細で丁寧な味付。たぶん地元で評判の洋食屋さんに違いない。シェフは年配の方。ウェイターは息子さんか。息子さん(?)に聞いたところ、店を出したのは7年前とのこと。建物はもっと古く見える。前に何か別の店が営業していたのだろう。隣の中華料理店もうまそうな雰囲気を漂わせている。

オムライス、ポークソテー、白身魚のムニエル、付け合せはジャガイモと人参

  少し食後の散歩。昨日歩いた天神大橋方面へ。

  2時過ぎにホテルの部屋に戻り、シャワーを浴び、スーツに着替える。3時10分から講演会開始。前の方(文学学術院の同僚の紙屋先生)は時間通りに終わった。私も時間通りに終わる。

  講演が終わった私のところに一文の社会学専修の卒業生のMさんが挨拶にやってきた。彼女は卒業後、地元に帰って就職をした。しかし、去年、大きな病気をして、いまは休職中である。5年ぶりに会うMさんは心配していたよりも元気そうだった。私は今日はこれから稲門会高知支部の懇親会に出なければならないので、明日のランチを一緒にする約束をした。

  懇親会では地元の名士の方々とお話していて、あまり食事ができなかったので、外出して、昨日の散歩のときに目を付けていた中の橋通りの「コックドール」という洋食屋で特製カレーライスを食べる。

  夜の街をぶらぶら歩いて、10時に部屋に戻る。バレーボールの試合の延長のせいで10時始まりになった「家族のうた」第7話を見る。来週が最終回。もったいないな。風呂に入り、ブログの更新をしてから、就寝。