フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月2日(土) 曇り

2016-04-04 11:25:46 | Weblog

7時半、起床。

やはり昨日、4月に入ったという噂は本当だったのだな。

ロールキャベツ、トースト、紅茶の朝食。

12時に卒業生のリョウコさん(論系ゼミ2期生、2012年卒)と蒲田駅で待ち合わせ、予約しておいた「phono kafe」へ。

このところ論系ゼミ2期生と会う機会が増えた。一種の連鎖反応のようなものだろう。

リョウコさんとは一年前(4月18日)の結婚式以来だ。彼は今日はどうしているのと聞いたら、休日出勤とのこと。

ご飯セットを注文。都庁の職員として多忙な日々を送る彼女に体によい食事を食べてもらいたかった。

 薩摩芋のきな粉サラダ(奥)、玄米ビーフンの春雨(手前)。

玄米ビーフンの春雨(奥)、おからコンニャクの竜田揚げ(手前)。

玄米ビーフンの春雨は私の好物なので、二人前注文した。

ルッコラとひじきのクルミソース。

揚げ茄子と新玉ねぎのサラダ。

デザートは和洋どちらがいいですかと聞いたら、洋がいいですということで、池上の「バターリリー」へ。

店の前まで行くと普段と様子が違う。ドアがオープンのままになっている。何かのイベントをやっているようだ。外から中をうかがっていると、マダムと目が合って、「あ、いらっしゃい」と招き入れられる。

「phono kafe」仲間のヨーコさんがいらした。彼女はママチャリで蒲田周辺のカフェを日々ウォッチングしているのだ。

今日は手芸の作家さんたちが自身の作品を展示・販売するイベントを開催中とのこと。カフェも奥の席でやっている。

ヨーコさんにわれわれの写真を撮っていただく。

私はワッフルと紅茶、リョウコさんはクリームブリュレと紅茶。

ワッフルをナイフで切り、そこにアイス、生クリーム、チョコバナナを乗せて口に運ぶ。

昨日、「ラミティエ」でクリームブリュレを食べたばかりだったので、今日は注文しなかったが、この店のクリームブリュレはなかなかです。

池上に来たのは本門寺でお花見をするためである。

境内には露店も出て、それなりの人出である。でも、上野のように方々からやってきているわけでなく、多くは周辺の住民たちだろう。

花祭りも開催中。 

野点(のだて)をやっていた。

桜並木の向こうの五重塔。

花曇りの空にシルエットが美しい。

池上会館の屋上から。

帰りはめぐみ坂を下る。

めぐみ坂の名前の由来は坂の途中にある大森めぐみ教会である。教会が出来る前は、戦前の話だが、ここに料亭があって、その料亭の名前にちなんであけぼの坂と呼ばれていたそうだ。

自転車に乗ったままでは登れないけっこう急な坂道だった。

めぐみ坂を下って、呑川に出ると、桜と菜の花で有名な養源寺がある。

ここの境内でも野点をやっていたので、一服することにする。

本門寺の境内では一人500円だったが、ここは300円である。

けっこうなお点前でした。

境内の桜の枝ぶりはなかなか見事で、夜にはライトアップもされる。

呑川を下って行くと、呑川沿いの一番のお花見スポットに出る。

桜のトンネルを写真にとっていると、向こうから自転車に乗ってきた女性が「イエ―!」とVサインをしたので、「サンキュー!」と返す。

満開の桜の枝が川面に覆いかぶさる様は見事である。

この場所で写真を撮っている人は多い。

欄干にカメラを置いてセルフタイマーで撮影。ちょっとローアングル。

この後、呑川に沿って歩いて、蒲田駅までリョウコさんを送って行く。

帰りの電車の中からだろう、リョウコさんからのメールが届く。

「からだにやさしいものを食べて、ゆっくり散歩をして、桜を見て、いい休日になりました。また癒されにお会いしに行きますね。」(絵文字は省略)。

どうぞほどほどに頑張って下さい。また会いましょう。

自宅の庭の桜は、まだ花はあるものの、大分葉っぱが出てきた。

夕食は麻婆茄子。

アスパラと蓮根の炒めもの。

食後にリョウコさんからお土産にいただいた最中を食べる。

リョウコさんの地元の国分寺にある「だんごの輪島」の名物、「ファイト最中」だ。店主は元プロボクサーで世界チャンピオンの輪島巧一だ。

うん、美味しい最中です。

いよいや、春学期。頑張ろう。