フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月10日(金) 晴れ

2017-11-11 11:30:25 | Weblog

8時、起床。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

9時過ぎに家を出て、大学へ。

10時半から会議室で学園誌『新鐘』の企画の「家族」をテーマにした学生座談会。私が講師兼司会となって、4人の学生(私のゼミ生)と行う。4人のスタッフさん(企画担当者、編集者、ライター、カメラマン)も同席。この座談会の記事が載る『新鐘』は来年の4月に発行される。

昼食は少し前から気になっていた「浅ちゃん」へ行ってみる。「ワセダ菜館」が新しく建ったマンションビルの1階にリニューアルオープンした店である。

基本的には夕方からの居酒屋さんで、11:30から13:30までランチの定食(三種)を出すということである。

引き戸を開けて驚いた。狭いのである。いきなりのカウンター席(6席ほど)のみ。「ワセダ菜館」はテーブルが6くらいあったが、その面影はない。カウンターの向こうの男性は、「ワセダ菜館」の厨房の中にいた方だと思うが、顔をちゃんと見たことはなかった。「浅ちゃん」は彼の名前だろうか。「ワセダ菜館」のときに注文をとっていた女性は年齢から考えておそらく男性のお母様だと思うが、「浅ちゃん」は男性一人でやっている。

バラ肉生姜焼き定食を注文。「ワセダ菜館」のときと同じ味である。

「ワセダ菜館」で一番食べたのはカツ煮定食であるが、ラインメニューにはない。夜に来たら食べられるのだろうか。そしてお母様はお元気なのだろうか。そんなことを尋ねてみたかったが、途中から常連さんと思しき客が入ってきてご主人とおしゃべりを始めたので、聞く機会を逸してしまった。今度は、夜、「ワセダ菜館」のときと同じように、金曜日の夜、ゼミの終わった後に来てみよう。

3時からK君のゼミ論指導。

K君はパンを3個買ってもってきた。クリームパン1個とベーグル2個(栗とイチジク)。私はクリームパン、彼はイチジクのベーグルを食べ、栗のベーグルは後で私が食べるのにいただいた。

スイーツでなくパンというところが、実質的というか、男らしい。K君のゼミ論のテーマではないが、「人間としての器」の大きさを感じさせる。彼はお寺の息子なので、卒業後は僧侶としての修業に入る。

5限・6限はゼミ。

5限は4年生のM君とKさんがライフストーリー・インタビュー調査のケース報告。

休み時間のスイーツは4年生のUさんが用意してくれたラスク。

東京ラスクだ。

授業中にケータイに着信があったので、授業の合間にこちらから電話をかける。馴染みの店の方からだった、メールではなく、わざわざ電話を掛けて来るというのは至急の用件なのかと思ったら、12月末にお店を閉めることになりましたという連絡だった。「いろいろありまして・・・」ということだったが、ずいぶんと急な話で驚いた。まだ閉店のお知らせは店では出していないが、常連客にはこうして個別に連絡をしているらしかった。「いろいろ」な事情については今度お店伺ったときに聞かせて下さいといって電話を切る。しかし、驚いた。

6限 は学年別のゼミ。4年生はゼミ論の中間報告会。3年生は進行中のライフストーリーインタビューの経過報告。

ゼミを終えて、研究室で少し作業をしてから、大学を出る。夕食は神楽坂で途中下車して「トンボロ」に寄って行く。今日はずいぶん混んでいた。「ご繁盛ですね」と波鈴さんの奥さん(夏から会社勤めを辞めて毎日お店に出ている)に言うと、「はい、たまにはですが・・・」とニッコリされた。

タラコのスープスパゲティを注文。

食後のコーヒーはBブレンド(深煎り)。

10時半、帰宅。

今日はウォーキングはお休み。連日だと足に疲れが溜まる。

2時、就寝。