フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月11日(土) 晴れたり曇ったり

2017-11-12 21:15:14 | Weblog

時、起床。

11月11日は「ポッキーの日」だ。朝、コンビニで買ったのだが、これが最後の一個だった。

トースト、サラダ(+ウィンナー)、牛乳、紅茶の朝食。 

2時に池上駅で卒業生のユミさん(論系ゼミ1期生)と待ち合わせているので、2時15分前に家を出る。池上は蒲田から2つ目だ。 

池上駅で降りて、構内踏切が開くのを待つ。蒲田方面から来ると、構内踏切を渡らないと改札口を出られないのだ。踏切の向こ側で踏切が開くのを待っている男性は「phono kafe」仲間のTさんではないか。 

蒲田方面の行の電車が発車した。 

池上線は3両編成。 

踏切が開いてみんな渡り出す。

やあ、Tさん。彼によると、池上の駅舎は今日が見納めらしい。えっ、ホントですか? そういわれてみると、駅舎の写真を撮っている人たちがチラホラいる。 

構内踏み切りを渡りながら、左右の風景を撮る。

五反田方面。

 

蒲田方面。 

 蒲田方面のホーム。

改札。 

改札口にはユミさんがいた。

改札を出て振り返る。さよなら、池上駅舎。 

 駅前の葛餅の老舗「浅野屋」に入る。池上散歩の時に立ち寄る葛餅屋は「池田屋」が一番多く、次いで「相模屋」で、「浅野屋」は一番少ない。これはもっぱら浅野屋の閉店時間が早いことによる。午後4時頃には閉まってしまう。なので散歩を終えて一服という利用の仕方が出来ないのだ。今日は散歩を始める前に寄る。

ユミさんも散歩のお供用にポッキー(イチゴ)を持ってきていた(笑)。 

 昼食がまだの私は焼うどんと葛餅(ミニ)のセットを注文。この甘辛の組み合わせが可能なのは老舗の甘味処ならではだ。

 ユミさんはスタンダードの葛餅。私の記憶では以前は蜜は客が自分で上からかける方式(池田屋がそう)だったが、出てきた葛餅には初めから下に蜜が敷かれている(相模屋がそう)。ただし、卓上には蜜と黄な粉の容器がおかれていて、客が自分で追加出来るようになっている。葛餅の切り方や盛り付け方も店ごとに違うが、説明は割愛する。

腹ごしらえができたところで池上散歩スタート。

古い酒屋の軒先で。

池上本門寺。

彼女は名前を間違えて覚えていて、「本願寺」だと思い込んでいた。

よほどお願いしたいことがあるようだ(笑)。

 お参り前の作法も念入りである。

 「もっと美しくなりますように」(※そうは言ってません)

本堂で彼女は熱心にお願い事をしていた。私は傍らで「ユミさんのお願い事が叶いますように」とお願いした。

 お参りを済ませて、五重塔の方へ。今日はなかなかの人出だ。

 池上会館の屋上展望台から五重塔の方を振り返る。なかなかドラマっチクな空模様である。

 街の方に目を転じると、雲の切れ間から光が降り注いでいた。

たまたま同じ頃、卒業生のクミコさん(論系ゼミ5期生)からラインで写真が送られてきた。いま、江の島の方にいるらしい。う~ん、ドラマチックだ。

本門寺公園。

階段で。

  べンチで。

 『LaLaランド』風。

 『君の名は』風。

 山を下りて、呑川沿の道を蒲田方面(下流)に歩く。

「私の人生は四年周期で大きな変化があることに最近気づいたんです」とユミさんは話し始めた。

・・・(途中割愛)・・・ 

というわけで、今年は辛いことがあったけれど、来年はきっといいことがある。そういう話だった。 つまりはサッカーのワールドカップのある年はよい年ということですね(笑)。

「カフェ・スリック」に行くことにする。あらかじめ電話をして、席をキープしてもらう。「あと10分くらいで行きます」と言ったのだが、京浜東北線が遅延しているらしく(スマホでその情報は知っていた)、そのせいで開かずの踏切状態。 

 みんながイライラしていたので、「次こそは・・・」「ひえ~、また両矢印にやっちゃった」と子どもたちと一緒にはしゃいで、5分ほどの時間(体感時間は10分はあった)をやりすごす。

ようやく開いたと思ったら、向こうまで渡り切らないうちにまたカンカン鳴って、バーが降りはじめから、あわてて渡り切る。

「カフェ・スリック」に到着。 

今日はハーブティーを注文。ハーブティーは見て美しいので、ポットカヴァーはない。 

私はほうじ茶シフォンを注文。添えられているのは白玉とあずき。和洋折衷のスイーツだ。 

 ユミさんはマロンのシフォンを注文。添えられているのは栗の渋皮煮。

マダムとユミさんのツーショット。 

ユミさんとのツーショットを撮っていただく。 

この後、友だちと横浜で会う予定の彼女を蒲田駅の改札で見送る。

今年は思うようにいかない年のようでしたが、10代の頃に思い描いていたような人生をいま歩いている人というのはそうはいないでしょう。みんな、多かれ少なかれ、理想と現実のズレや、「本当の私」と「他者にとっての私」のズレをかかえて生きているのだと思います。そして多くの人はいつかそのズレに馴れてしまって、ズレをズレとして感じることもなくなるのでしょう。でも、あなたはズレに敏感で、ズレを修正しようとして頑張る。頑張るのはいいけれど、ときに性急になる。どうかゆっくり努力して下さい。のんびり努力して下さい。

夕食はモツ鍋。 

 明日から一泊二日の松本小旅行。ポッキーは旅のお供にします。

1時半、就寝。