フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月8日(金) 晴れ

2019-11-09 11:48:12 | Weblog

9時、起床。今日は立冬。

サラダ、牛乳、紅茶の朝食。トーストを抜いたのは時間がなかった故。

持ちものを指差し点検してから、昼前に家を出る。

 忘れ物はなかったが、近所の整骨院を午前中に予約していたことをすっかり忘れていた。グーグルカレンダーに入力していなかったのだ。

 丸ノ内の「丸善」に寄って、昨日、取り置きにしておいてもらった商品の代金を払って受け取る。

 

スロープ脇の日陰の道を歩いて「ミルクホール」に行く。先日までは、陽のあたるスロープは暑く、この日陰の道は涼しかったが、今日は肌寒く感じた。やっぱり立冬なんだな。

12時からKさんのゼミ論指導。お煎餅を差し入れていただく。

それを終えてからの昼食は、「ミルクホール」で買ったパンと紅茶。

 2時からKさんのゼミ論指導。どら焼きを差し入れていただく。

3時からHさんのゼミ論指導。プリンを差し入れていただく。どら焼きを食べた後だったが、研究室には冷蔵庫がないので、その場で食べた。20%引きのシールが貼られたままである。いえいえ、私は気にしませんよ。私もよく値引きシールの貼ってあるテイクアウトの鮨を買いますから。

 5限・6限はゼミ。

5限は3年生のグループによる発表。バブルの前後、そして最近のテレビコマーシャルを比較して、そこから読み取れる「人生の物語」「家族の物語」の変容を分析した。

休み時間のスイーツはキャラメル。

 6限は4年生はゼミ論中間報告。3年生はライフストーリー・インタビュー調査を終えた3人の学生からの報告(私はこちらに出た)。

8時半に大学を出る。

地下鉄の駅のホームに熊谷守一美術館(千川にできた)の広告があった。行ってみたい。

 夕食は蒲田に着いてから「そば新」で、

 天玉うどん。

 

10時、帰宅。

明日から二泊三日の信州旅行に出かける。

2時、就寝。 


11月7日(木) 晴れ

2019-11-08 14:00:34 | Weblog

8時半、起床。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

 今日の『スカーレット』。ドラマの舞台は大阪から再び信楽に戻った、意外と短かった都会生活。喜美子にとっての「荒木荘」は『ひよっこ』のみね子にとっての「あかね荘」に似ていたが、重要性はそれほどではなかった。

 

昼前に家を出て大学へ。今日も秋日和、10月が散々だったから、これでようやくバランスが取れるというものだ。

 東京駅から大手町駅への乗り換えの途中で「丸善」に寄って買い物をする。とこらがレジのところで鞄の中に財布がないことに気づいた。忘れてきたのだ。またやってしまった。妻に言わせると、外出のときに財布を忘れるなんてありえないそうだ。一万円ほどの買物だったが、キャッシュカードも財布に入っているので、カードでの支払いもできない。スイカが使えるかどうかは確認しなかったが、チャージの残額は1500円くらいしかないはずだ。私がレジの人に「申し訳ない。財布を忘れてしまいました」と言うと、「では、商品はお預かりと言うことでよろしいですか」と聞いてきたので、そうしてもらうことにした。明日、また参ります。

買物の件はそれでいいとして、もう一つ困ったことができた。今夜、卒業生が仕事終わりに研究室に来ることになっているのだが、財布がないので飲食ができない。まさか教え子にたかることはできないし、借りるにしても返却は数か月の先のことになる。私は卒業生にラインでかくかくしかじかなので、会うのは来週に延期にしたいと伝えた。しかし、昼休みの時間に送ったのだが、なかなか既読が付かない。

3限は大学院の演習。

演習を終えて、コンビニおにぎり(スイカで支払った)と備蓄のカップ麺で昼食とする。

 デザートはいただきもののビスケット。横浜の洋菓子屋のものだが、「ビスカウト」と表示されているが、文明開化の時代にはビスケットはこう呼ばれていたのかしら。

 5限は講義「ライフストーリーの社会学」

講義を終えて研究室に戻ってきて、ラインをチェクしたが私が送ったメッセージはまだ既読になっていない。読まないまま研究室に来てしまうかもしれないので、本を読みながら待つことにした。清水幾太郎『青年の世界』(昭和12年)、その初版である(「日本の古本屋」というサイトで入手した)。『清水幾太郎著作集』全19巻の第2巻に収められてはいるが、出版された当時の形で読む方が「味わい」がある。江藤淳が『漱石とその時代』を書いたときも漱石の小説を当時の新聞に連載されていた形で読んだと聞いている。

7時ごろになってようやく卒業生から連絡が入った。仕事中はラインは開かないのだそうである。いま会社を出たところなので、延期の件、了解しましたとのこと。これで研究室を出られる。

8時過ぎに帰宅。夕食はテイクアウトの鮨。スイカで支払ったのだが、残額が千円ぎりぎりになっていたので、20%引きという表示も計算に入れて、支払い可能な額囲ぎりぎりで購入した(1円足りません、なんといわれたらみっともないので)。

財布を忘れるということは今後もあると思うので、定期入れに5千円くらいは常時入れておくことにしよう。あるいは、めったに使わないJCB早稲田カードを財布ではなく定期入れに入れておくのもいいかもしれない。でも、カードって、自動改札を通るとき磁気の影響とか受けるのかしら。

2時、就寝、


11月6日(水) 晴れ

2019-11-07 16:06:56 | Weblog

9時、起床。

 トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

 昼食は下丸子の「喜楽亭」に食べに行く。

 月一ペースで来ることを習慣としているが、先月は来られなかった。

 午後2時を回った頃で、客は私だけだった。

 いつものチキンカツ定食。昨日昼食が「鳥久」の特製弁当だったから鶏が続くが、かまわなき。あちらにもチキンカツが入っていたが、こちらは大きくてしかも揚げたてである。

「大久保さんはお酒は飲まれないんですよね」とご主人が言った。矢口地区で「ちょい呑みフェスティバル」というのがあるという話。2500円のチケットで参加店を3軒廻れて各店でワンドリンクとフードを楽しめるそうである。一件あたり800円ということになる。それが割安なのかどうかは下戸の私にはわからないが、「へぇ」と思ったのは、「ちょい呑み」というのは登録商標で勝手には使えないそうなのだ。 

 蒲田に戻ってから、郵便局で学会の年会費(三件)を振り込む。ところが一件だけ振り込み用紙を機械が読み込みをしてくれない。窓口に並ぼうかと思ったが、長い列ができているので、別の郵便局にいくことにした。 

作業着の専門店「立花屋」の回りに足場が組まれている。改修か、解体か。いずれにしろ年季の入った建物で、街角の風景の一部だった。

「ノザワBAKE」の前を通ったら、シャッターが半分空いていたので、中をのぞいたら店主のノザワさんが後片付けをされていた。「最終日、あんなにお客さんがいらしてくださるとは思ってもいませんでした・・・」と呆然とした様子がまだ残っていた。「あとから来ていただいて、何も残っていなかったお客様には申し訳なくて、それが心残りです」とのこと。立つ鳥あとを濁さずといいますから、それは何か考えられた方がいいんじゃないですか(笑)。店舗は15日まで使えるのですから。

別の郵便局でも機械は用紙を読み取ってくらなかったが、窓口で待たずに処理してもらった。「HITONAMI」が近くなのでちょっど顔を出して行こう。

 

ここも「ちょい呑みフェスティバル」に参加しているのか。ただし、こちらは池上地区の「ちょい呑みいフェスティバル」で「喜楽亭」とは地区が違うらしい。

 先客が一人いたが、すぐに出て行ったので、私だけになった。

 スイーツメニューに新顔が。「黒小豆と甘酒ぜんざい」。

飲み物だけのつもりで来たのだが、注文しないわけにはいかない。黒小豆は赤い小豆よりも小粒で、豆の味わいが濃い。トッピングの白玉に甘酒がかかっている。小腹が空いたときにおススメである。

小腹が空いたときのメニューにはホットサンドがあるが、おにぎりもあるといいですねという提案をオガサワラさんにする。おにぎりは子供用のランチメニューにあるのだが、もう少し大きく握ってもらって、大人の軽食用にしていただけるとありがたい。具は梅と昆布がいいんじゃないでしょうか。「そのアイデア、いいかもしれません」とオガサワラさん。

 豆乳カフェオレ(もともとはこれを注文しようと思っていたのだ)。鞄に入れてきた本を読みながら。

 では、おにぎりの件はよろしくご検討下さい。

これから蒲田駅まで戻って、買物をしよう。私は万歩計を持ち歩いてはいないが、今日の歩数はかなりのものになりそうだ。

駅のそばの「吉野家」の入り口には夕方近くになると「吉呑み」という看板が出る。「吉野家でちょい呑み」という意味だろう。牛皿と生ビールですか。私には無縁の世界であるが、いいものかもしれない。

有隣堂で『すばる』12月号を立ち読み、いや、座り読みする。作家の水村美苗の「加藤周一と「日本語で書くこと」」という文章を読む。加藤の生誕100年を記念したシンポジウムでの講演である。彼女が加藤と出会ったのは加藤がアメリカの大学で教鞭をとっていたときゼミナールの学生としてだったが、以来、加藤が亡くなるまで、家族ぐるみのつきあいがあった。そうした交流を背景として、加藤が「日本語で書く」ということを自明視していたのはどうしてだろうという話。興味深く読んだ。他にも目を通したいものがあったので、雑誌は購入した。

 駅ビルの出口のところにCD・カセットテープの出店があった。

山本潤子のアルバムを見つけて、購入。恋愛ソングのカヴァー(一部セルフカヴァーの曲を含む)アルバムだが、スピッツの「ロビンソン」なんかがよかった。

 「ティースプーン」にも顔を出してリンゴジャムを購入。ついさっき「ノザワBAKE」のご主人が顔を出されたそうである。

 「HITONAMI」で購入したパジルペーストと「ティスプーン」で購入したリンゴジャム。

 駅ビルで購入した雑誌とCDと来年のカレンダー(シール式で、パソコンに貼って使っている)。

 夕食は7時半。

 夕食も鶏だった(写真は二人前。私が三本、妻が二本)。

 デザートは洋ナシ。

あちこちのTV番組にラグビーワールドカップに出場した日本代表が「分散して」出まくっている。ラグビー・ロスの視聴者にはいい慰めである。

深夜、近所の専門学校のキャンバスの周りをウォーキング&ジョギング。これで三夜連続だ。しかも今日はちょっと長めに7周(3キロほど)回った。

2時、就寝。


11月5日(火) 晴れ

2019-11-06 13:38:55 | Weblog

8時半、起床。

トースト、カレースープ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。昨夜のカレーが食卓に載る幸せ。

昨日、「ノザワBAKE」で買ったビスケットを食べる。スコーンの感覚で(形状が似ているので)電磁レンジでチンしてからトーストで軽く焼いたつもりが、カチカチになってしまった。 紅茶に浸して食べたら食べられた。

今日の『スカーレット』。喜美子の実家は母親の薬代も払えないほどの火の車になっていた。「貧困」の発端は使用人が金を持って逃げたことだが、あの二人の若者、いずれ金を返しにくるのかしら。

朝食をしっかり食べたせいもあって、午後2時ごろになってもお腹があまり減らない。せっかくの秋晴れなので散歩に出る。梅屋敷商店街につながる踏切の側にコンビニが開店した。ここは以前、町工場があった。 

昨日、「ノザワBAKE」に行ったときに会計事務所のクサマさんに教えてもらった新しくオープンしたカフェ「きりん珈琲」の前を通る。けっこうお客が入っている。東邦大学大森病院が近くにあるから、立地としては悪くない。 

医大通りの「鳥久」で弁当を買って帰ることにする。 

ここは「鳥久」の本店の弁当屋。 

帰りは来たとき渡った踏切ではなく、蒲田駅寄りの跨線橋を渡って帰る。 

この跨線橋を渡るのは久しぶりだ。利用者はあまり多くはないようだ。 

 大森方面の眺め。

蒲田駅方面の眺め。 

帰宅してさっそくお弁当(特製弁当:730円)を食べる。ご飯が温かい(本店は工場とも直結している)。 

鶏の唐揚げ、チキンカツ、焼き鳥、つくね、ジャガイモ煮、などが入っている。鶏尽くしだが、どれも美味しい。私は崎陽軒の赤飯弁当やシュウマイ弁当を蒲田駅で買って大学にいくことがよくあるが、もし蒲田駅構内あるいは西口に「鳥久」が店を出していたら(東口にはある)、 もっと頻繁に買うことだろう。

食事をしながら、『G線上のあなたと私』第3話(録画)を観る。

夕食は7時。シュウマイ、茄子とスナップエンドウの煮物(温泉玉子入り)、サラダ、肉野菜スープ、ごはん。 

デザートは柿。 

食事をしながら『ハル 総合商社の女』第三話(録画)を観る。秋ドラマは女性が主人公のものを多く見ている。

深夜、ウォーキング&ジョギング(2キロほど)。夜気はひんやりとしているが、気持ちがいい。

1時半、就寝。

 


11月4日(月) 晴れ

2019-11-05 18:47:08 | Weblog

9時、起床。

居間に妻が作ったクリスマスリースが飾られていた。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

先週の『スカーレット』は切ない別れの場面が続いたが、今週は久しぶりに信楽が舞台だ。でも、いろいろありそうな雰囲気だ。主人公にホッと一息つく間を与えない朝ドラである。 

午後、どこかで昼食を食べようと、妻と散歩に出る。

家を出たとたんにご近所のIさんに呼び止められる。お庭の桜が花をつけたというので拝見する。あらまあ、確かに、咲いていますね。このところの暖かな陽気に「狂い咲き」でしょうか。いや、日本の桜は亜熱帯のネパールが原産でかの地では桜は秋に咲いていたが、日本の気候に適応して(冬眠するようになり)春に咲くようになったのだから、「狂い咲き」ではなく「先祖返り」というべきだという説があります。本来の自分を思い出したのだと。でも、決してワッと満開になるわけではない。本来の自分を思い出したのはあくまでも一部のつぼみたち。目覚めし前衛なんですね。 

呑川の川端の桜の名所を通ったが、ここの桜は咲いてはいない。Iさんの家の桜だけの現象のようである。 

本門寺の門前に来た。 

「花ぐるま」でおにぎりとお稲荷さんとすいとんでもと思っていたのだが、今日は月曜日であることをうっかりしていた。「花くるま」は土日のみの営業だった。その向かいのカフェ「蓮月」は外に並んでいる人がいる。 

というわけで「池田屋」に入る。

奥の「鶴の間」(と私が勝手に呼んでいる)に案内される。 

茶飯とミニおでんのセットを注文。 

ここのおでんはなかなか美味しい。 

お吸いものは永谷園の松茸のお吸い物の味がする。「茶飯は半分くらい食べた後に残りをお茶漬けで召し上がってください」と言われる。小さな容器に入っているのは永谷園のお茶漬けの素ですね。 

元々のお茶とは別にお茶漬け用のお茶の土瓶が運ばれてきた。でも、中のお茶は同じように思える(熱々をもってきてくれたということだろうか)

食事の後に葛餅を一皿頼んで、妻と食べる。 

帰りに「ノザワBAKE」の前を通ると、行列ができていた。今日は最後の営業日(テイクアウトのみ)なのだ。また後で来ようと私はいったん家に帰る。妻はそのままクリーニングを取りに行ったが、しばらくして妻から電話がかかってきて「いま行列は数人になったわよ。私が並んで順番をとっておくから」とのこと。行ってみると、会計事務所のクサマさんや「ティースプーン」のシマダさん(妹)も並んでいた。外に並んでいるのは確かに数人だったが、店内にもレジの順番を待っている人がその倍はいた。商品はあらかたなくなり、メープルのパウンドケーキとビスケットを2個購入。 

支払いのときみんなご主人と言葉を交わしている。惜しまれつつの閉店(休業)である。また、どこかでお会いしましょう。 

夕食はカレーライス。 

デザートは「ノザワBAKE」のパウンドケーキ。 

 食事をしながら『ミス・ジコチョー』の第三話(録画)を観る。「ジコチュー」(自己中)ではなく「ジコチョー」(自己調)、事故の原因を調査する委員会のメンバーの一人(松雪泰子演じる大学教授)が主人公のドラマである。

深夜、近所の専門学校のキャンパスの周りをウォーキング&ジョギング(5周=2キロ)。 

2時、就寝。