フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

7月25日(日) 晴れ

2021-07-26 12:44:14 | Weblog

7時50分、起床。

今朝は積乱雲が少ないなと思っていたら、専門学校のビルの壁面のガラスに積乱雲が映っている。

私のいるベランダからは直接見ることはできない北側の空だ。

トースト(はちみつ&オリーブオイル)、ソーセージ(キャベツ炒め)&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

昨日のブログを書いてアップする。

勝手口の横の流しに蝉がいた。そろそろ寿命が尽きようとしている。蝉の(地上に出てからの)寿命は7日間といわれているが、それは捕まえて虫籠で飼育した場合のことで、自然界の蝉はもっと長く生きるらしい。流しの蝉に上から水をかけてやったらびっくりして跳ね回った後に、その水を飲んでいるように見えた。たぶん蝉の死因の多くは木の幹・枝に管を差して(けっこう力がいるだろう)水分を補給できなくなることによるのではないかしら(個人的見解です)。だからこういう平場で水を飲むことができたらいくらかは延命できるのではないか(後から見に行ったら蝉はいなくなっていた)。

2時を回った頃、昼食を食べに出る。

家を出るときは釜飯の「梅Q」に行くつもりで妻にもそう告げたのだが、途中で気が変わって、スープカレーの「ムラカリータ」へ行く。

「チキンスープカレー」のメニューが三種類並んでいるのは、入っている野菜の数が違うからである(6品、10品、14品)。基本の950円を注文する。辛さは5段階の「3」(中辛)で。

最初に出てくるこのお冷のグラスの形がいい。「頼もしい」感じがする。

ここ2週連続で卒業生と一緒に来ていたのだが(ピーチメルバの前後に)、昨日はサワチさんとベトナム料理の「ティティ」に行ったので(もし混んでいたらこちらに来るつもりだった)、今日はTシャツとサンダルで一人でやってきた。

すっかり体になじんだスープカレーである。

厨房の中のご主人とお母様は地元蒲田(六郷)のご出身だが、店員の女性は中野のご出身だという(いまは巣鴨にお住まいとのこと)。3月からこの店に働くようになるまでは、蒲田は馴染みのない街だったそうだ。東京の南の外れで、中野や巣鴨とは全然雰囲気が違うでしょうね。

「ムラカリータ」を出ると道路(多摩堤通り)を挟んで向かいは専門学校のビルである。

「ムラカリータ」のスープカレーの後は「スリック」でかき氷か冷たいドリンクというのがコースになっている感がある。今日も行こう。

どんな柔道だったけな。

人間用の地下通路は自動車用とは別である。

「君の名は。」的風景。

地下道を上がってから呑川沿いの道に出るこの横道は独特の空間である。右側にはラブホテルが軒を並べ、左側には有名なベトナム料理店「ミレイ」や教会(モスク)がある。

異空間を抜け、呑川沿いの道に出る。

昔からある「鈴木旗染店」。あの白い積乱雲を染めてみたい・・・と思ったりするのだろうか。

温そうな水の上に鴨が浮かんでいる。

宮の橋を渡った商店街にある八百屋さん。白鳳は「まやんち」でピーチメルバに使っている桃と同じである。

スイカが並んでいる。先日の『プレバト』のスプレーアートは千葉県の冨里市の市庁舎の一角が舞台だったが、冨里はスイカの生産量が全国第2位だそうである。このスイカも冨里産かもしれない。

ここは布団部屋か何かなのだろうか。道路に面した窓に布団(だと思う)が押し付けられていて、苦しそうだ。

「苦悶」という言葉が浮かぶ。

「スリック」に到着。

テラス席に座る。

氷レモネードを注文する。

今日はかき氷を注文する客が多いそうだ。

レモンの皮や種も一緒に入っている本物の檸檬シロップである。

テラス席のよいところは開放感があることだが、問題点もある。氷があっという間に溶けてしまうことである。食べるスピードよりも溶けるスピードの方が速い。なので最後はアイスレモネードを飲むことになる。

シフォンケーキと紅茶のときはゆっくりするが、かき氷のときは食べ終わったら長居をせずに店を出る。

家へ帰ろう。

帰宅して、昼寝。夏休みの生活の基本である。

昼寝から起きて、『山下達郎のサンデーソング・ミュージック』をタイムフリーで聴く。

夕食は、なんと、カレーだった。昼食を食べに出るとき釜飯を食べてくると言って訂正しなかった私が悪いのである。

「家庭のカレーと専門店のスープカレーは別の料理である」と私は自分に言い聞かせながら食卓に着いた。

複数のテレビ局がオリンピック中継をやっているが、どこのチャンネルが何の種目をやっているのかわからい。バドミントン女子ダブルスを中心に観る。

「村上RADIO」をタイムフリーで聴く。

本日は「日常生活の社会学」のレポート締め切り日。普段のレビューシートのときと同じく最終日にどっと来る。350人分のレポートを明日から4日間の予定で目を通す。終日レポートを読み続ければもっと短縮できるだろうが、それは苦行である。どうか面白いレポートがたくさんありますように。ちなみに一番つまらないレポートはネットで拾ってきた記事(それもグーグルでキーワード検索すれば最初のページに載っているような)にちょこっとコメント風の文章を付けただけというタイプのものである。

2時、就寝。


7月24日(土) 晴れ

2021-07-25 12:30:27 | Weblog

8時、起床。

今日の空もダイナミックだ。

ロールパン、ソーセージ&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

食事をしながらバドミントン混合ダブルスのライブ中継を観る。多くの競技は居間のテレビを点けてやっていれば「何となく観る」ということになると思うが、バドミントンに関しては自分が昔やっていたので「乗り出して観る」という感じになる。

昨日のブログを書いてアップしてから、出かける。

11時半にJR蒲田駅で卒業生のサワチさん(論系ゼミ7期生)と待ち合わせる。彼女はJRではなく、京急蒲田駅から歩いて(10分ほどかかる)やってきた。3月に京成線の沿線に引っ越したのだそうである。京成は京急に乗り入れているので、乗り換えなして来られたというわけだが、私なら品川でJRに乗り換えるだろう。

さっそく「まやんち」へ。

ピーチメルバは予約しているが、お茶はその場でティーリストから決める。私はいつもの東方美人、彼女は香駿という日本の紅茶をチョイス。

私は今季5皿目、彼女は今季初で通算でも2皿目のピーチメルバである。

店内での会話はNGなので、彼女はLINEで「おいしいです!!!!」と送って来た。

お茶の感想を語り合う。一種の「筆談」である。

先にデザートを食べてから、ランチはベトナム料理の「ティティ」へ。彼女はここは初めて。並ばずにすぐにテーブルに着けたのはラッキー。『孤独のグルメ』のシーズン4(2014年9月)で紹介されてから超人気店になった。

生春巻き。定番の一品。

揚げ春巻き。これもまた定番の一品。

いつもならこの後に麺を注文するところだが、今日は腹ごなしの散歩は暑くて無理だから、腹7分目でやめておく。

彼女がまだ行ったことのない蒲田周辺のカフェをいくつかあげて、次に行くカフェを選んでもらう。彼女は「きりん珈琲」を希望した。「きりん珈琲」に電話して席を予約してから向かう。

きりんの足跡は珈琲豆に似ている。

2人ともきりんブレンド。カップ、ソーサー、スプーンまでがお揃いだ。

私はコーヒーゼリーにエスプレッソ&クッキーアイスをトッピング。

彼女はシンプルにコーヒーゼリーを味わう。コーヒーゼリー用に焙煎した豆を使った逸品だ。

大井町に移動。ごちゃごちゃした飲み屋街は大井町の名所になっている。彼女はカフェ好きだが、同時に居酒屋好きでもある。昨秋、松本を旅行して、ぶらりと入った居酒屋の話を聞かせてくれた。

洋食屋「ブルドック」のことを彼女は知っていた。

レトロ好みである。

本日のカフェめぐりの終点は「ポットリー」。彼女はこれでスーパーグランドスラム(主要8カフェ)達成である。

先客はおらず、お気に入りの窓際の半円形のテーブルに座る。

私はロイヤルミルクティ、彼女はアイスティ。

私はジャムトースートも注文。

外は真夏日だが、彼女の表情は涼し気である。コロナ+仕事が忙しくてしばらく休んでいた舞台活動を秋から再開するそうである。それは楽しみだ。

マダムに写真を撮っていただく。

これから渋谷に向かうサワチさんとは大井町の駅で別れた。お隣の品川で山手線に乗り換えてというルート(168円)ではなく、運賃は割高になるがりんかい線(埼京線に接続)で乗り換えなしで行くルート(367円)を彼女は選んだ。「乗り換えなし」好みのようである。こういう選好は人生という旅についてもいえるのかしら?(笑)

今日は暑い中のカフェめぐりにお付き合いいただき、ありがとう。次回は舞台を一つ終えて、秋が深まった頃にでも。

夕食は「ちよだ鮨」でテイクアウトしてきた握りずし。「ティースプーン」の閉店セールで購入した角皿を初めて使った。握りを並べるのにピッタリである。

「福山雅治 福のラジオ」をタイムフリーで聴きながら今日のブログ(の下準備)。

「桑田佳祐のやさしい夜遊び」をライブで聴きながら、今日の日記。

風呂から出て、『孤独のグルメ』第3話(録画)を観る。

2時、就寝。

 


7月23日(金) 晴れ

2021-07-24 11:12:44 | Weblog

7時45分、起床。体温は35度9分。これが私の(朝の)平熱である。

夏らしい朝だ。

ちょうど『おかえりモネ』が始まる時刻だったので、居間のソファーで観る。

パンを切らしていたので、近所のコンビニに買いに出る。

ご近所の玄関先にビニールプールが出ている。子供の成長は早い。この風景が見られるのもあと何年だろう。

『おかえりモネ』の今日のラストシーンを思い出す。広い東京でモネと菅波が再会する場所はコインランドリーということになりそうである。

いただきもののソーセージを切る。

ロールパン、ソーセージ&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

昨日のブログを書いてアップする。

成績付の作業。

妻が2回目のワクチン接種を受けに出かける。

2時を回った頃、昼食を食べに出る。4日ぶりの外出である。東の方の空に金床状の積乱雲が発生している。

去年の夏に観た見事な金床雲は記憶に残っている。あれは西方だったので、背後から西日を受けてドラマティックな姿だった。(下の写真は2020年8月30日のブログから)

「ホンズキッチン」に行く。

チキンライスプレートを注文。私はうっかりしていたのだが、現在、これは夕方以降のメニューでランチメニューには入っていないのである。でも、ホンさんは「いいですよ」と言ってくれた。写真ではレモングラスチキン+ベトナム風ミートローフになっているが、ミートローフがないのでチャーシューで代替。

このところよく「スリック」のマダムやご主人がいらしているようである。日曜日は早じまいなので(午後3時閉店)、夕方に「スリック」に行ってみたいとホンさんは言っていた。土日は混みますから、夕方(ラストオーダーは5時半)に行かれることを勧めておく。

「スリック」でお茶をしよう。

東口へ。地下道への階段を降りるとき、上から誰かに手を振られているような気がしたが、私にではないだろうと思って立ち止まることをしなかったが、後から(夜になって)、ご近所のカフェ仲間のトモミさんから「今日の3時ごろ、東口に抜ける地下道のところにいらっしゃいませんでした? 似た方を見かけたので」とラインが届いた。あっ、彼女だったのか。それは失礼しました。彼女は「まやんち」へ向かうところだったそうだ。

いろいろな形の雲が浮かんでいる。

大きな鳥が翼を広げているような雲。

さきほどの金床雲はもう形が崩れてしまった。

「スリック」に到着。

店内は満席だったが、テラス席が1つ空いていたので、そこに座ろうと思ったが、私の後からカップルがやってきたので、テラス席は2人に譲り、ベンチに座る。

グレープフルーツのセパレートティーを注文。

「お昼に早稲田の学生さんという女性がいらっしゃいました。先生のゼミの学生ではないけれど、先生の授業をとったことがあり、先生のブログもご覧になっているそうです」とマダムに言われる。「高田馬場の方にお住まいで、ここに来る前に「まやんち」さんでピーチメルバをお食べになったそうです。お名前を聞きそびれてしまいました」。

同じことを、その後、マダムの娘さんからも、マダムのご主人からも言われた(それぞれが入れ替わりで店番をされていたのだ)。

卒業生ではなく現役の学生ですか。昨秋の「現代人間論系総合講座1」(オムニバス)で私の「カフェ文化論」を聴いた学生の一人だろうか。自分から名乗って店の人に話しかけるというのは、私が授業で勧めたフィールドワークの方法である。それを夏休みに実践したわけね。

4日ぶりのカフェであった。

帰宅して成績付の作業を続けてから、日が沈むころ、近所の専門学校のキャンパスに夕涼みに行く。

この時間は気持ちのよい風が吹いている。ただし、蚊がいるので、虫よけスプレーがあった方がよい。

夕食はフライ盛り合わせ、とろろ+めかぶ、玉ねぎのスープ、ごはん。

海老フライとウィンナーフライ。

デザートはぶどう。

食事をしながら『緊急取り調べ室』第3話(録画)を観る。

オリンピックの開会式はちゃんと見ていない。政治的な理由(オリンピック開催反対)からではなく、「長すぎる」からである。切れ切れに観ていて一番印象に残ったのは、会場上空に浮かんだドローン(群)で作った地球である。あれは凄いと思った。

風呂から出て、今日の日記とブログ。

2時、就寝。


7月22日(木) 晴れ

2021-07-23 11:51:47 | Weblog

7時45分、起床。

三日ぶりくらいでちゃんとした朝食。トースト、ベーコン&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶。

本日の『おかえりモネ』。早く続きが観たい。

昨日のブログを書いてアップする。

春学期の科目の成績付の作業。

「梅雨明け十日」というけれど、今日も真夏日(体感は猛暑日)。体調は回復したが、病み上がりなので、もう一日、家の中でおとなしくしていることにしよう。午後の大学での会議を休ませていただくことにして、昨夜作成した資料をメールで送る。よろしくお願いいたします。

成績付けの作業。

昼食はインスタントラーメン。

引き続き成績付けの作業。線路は続くよどこまでも。

夕食は豚肉と玉子と小松菜の炒め、春巻き、トウモロコシ、茄子の味噌汁、ごはん。

食事をしながら『プレバト』を追っかけ再生(途中からライブ)で観る。最初の古着のリフォームは飛ばして、スプレーアートと俳句(炎帝戦)を観る。伏兵の犬山紙子が優勝したが、思うに、名人連はベスト10入りを確実に狙って来たために大人しい(冒険しない)句が多かったように思う。やはり、従来のシード+予選リーグ制の方がよいと思われる。

風呂から出て、今日の日記とブログ。

2時、就寝。


7月21日(水) 晴れ

2021-07-22 11:26:43 | Weblog

9時、起床。

昨日より熱は下がってきたが、微熱がまだある。

主任に連絡をして、10時半からの大学院社会学コース会議(オンライン)は休ませていただく。

そのまま昼過ぎまで寝る。

食欲はあまりないが、何もお腹に入れないのもよくないだろうと、ミニかっぷうどんを食べる。

2時からの教授会(オンライン)は長丁場が予想されるので、事務所に欠席の連絡をする。

3時頃、外出から戻った妻が買ってきたサンドウィッチとサラダとコーヒーで昼食。

夕方まで寝る。いくらでも寝られる感じ。やはり疲れがたまっていたのだろう。熱はほぼ平熱に戻った。解熱剤などは使用していないので、体調が回復してきたということだろう。薬はあくまでも補助的なもの。体を休めることが一番だ。

夕食はカマス、茄子の味噌煮、玉子スープ、ごはん。

デザートは寒天蜜豆。

食事をしながら『シェフは名探偵』第7話(録画)を観る。

阪本博志さんから新著をお送りいただいた。

 阪本博志編『大宅壮一文庫解体新書ー雑誌図書館の全貌とその研究活用』(勉誠出版)

ページをめるく前に「これはいい本だ(そうに違いない)」と思った。大宅壮一文庫は京王線の八幡山の駅から徒歩8分ほどのところにある。「マスコミの帝王」の異名をもつ評論家・ジャーナリストの大宅壮一が収集した雑誌の図書館である。大学図書館や公立図書館には収められていない週刊誌や月刊誌がここにはそろっている。研究者やジャーナリストにとっての「宝の山」である。私自身も、清水幾太郎について書かれた記事を、ここでコピーさせてもらったことがある。本書はその大宅壮一文庫の活用法についての指南書である。実際にここの資料を大いに活用して労作を書かれた研究者やジャーナリストの体験談も載っている。

風呂から出て、まだ観ていなかった本日の『おかえりモネ』を観る。ニュース番組のコンテンツの1つのひとしての天気予報コーナーの現場がかなりリアルに描かれている。

24時を回ったところで、本日が締め切りのレビューシートに目を通す。

今日の日記とブログ。

2時、就寝。