フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

7月20日(火) 晴れ

2021-07-21 13:56:08 | Weblog

8時15分、起床。

お腹の調子が悪い。

トーストと紅茶のシンプルな朝食。

本日の『おかえりモネ』。いきなりのテレビ局の現場。ドタバタ、ドタバタ。山の暮らしとはリズムが違う。

午後から大学へ。

「ティースプーン」の隣のお店(お好み屋さんが開店予定)にようやく内装工事が入った。

今日も真夏日(体感的には猛暑日)。

JRからメトロに乗り換えの東京駅(丸の内北口)。

大学に到着。

研究室で扇風機にあたって、しばし休息。ちょっと寒気がする。

昼食はコンビニおにぎり2個。

3時からオンラインで卒研指導。

4時半から演習(現代人と社交)。今日の発表は以下の3本。

 サードプレイスと社会的包摂~全ての人々に行き届かせる~

 現代の社交における話しかけやすい雰囲気の重要性

 サードプレイの作り方~日常的で常連のいない上野のバー~

授業は本日が最終日。スタートしたときは「いつまで対面でできるだろう」と思っていたが、私がワクチン接種の副反応で一度オンラインに切り替えたただけで、残り14回はすべて対面で行った。その多くは緊急事態宣言下で行ったものである。

6時過ぎに大学を出る。

蒲田に着いて、「くまざわ書店」で『NHK俳句』8月号を購入。

 歳時記は秋を入れたり旅かばん 川崎展宏

夕食はうどん。「消化にいいものを」と大学を出るときに妻にリクエストしておいた。

食事をしながら『ナイト・ドクター』第5話(録画)を観る。

体がしんどい感じがあったので、体温計を使ったら37度7分あった。昼間の寒気の理由はこれだったのだな(発熱途中のときに寒気を感じる)。お腹の不調の方に気を取られて、熱があることに気づかなかった。

ふだんであれば「(春学期の疲れがたまって)夏風邪がお腹に来た」と解釈するところだが、昨今は別の心配もしなくてはならない。牛乳とアーモンドチョコレートをちょっと口に含んでみる。美味しい。味覚障害は出ていないようである。

シャワーで汗だけ流して、風邪薬を飲んで(いつもより)早めに寝る。

11時半、就寝。


7月19日(月) 晴れ

2021-07-20 01:35:10 | Weblog

7時、起床。

トースト(はつみつ&オリーブオイル)、ウィンナー&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

本日の『おかえりモネ』。上京前に住む場所の段取りは決めていたようだ。それが古い銭湯(よくテレビに登場する建物だ)をリノベしたシェアハウスというのがいかにもテレビドラマ的設定。『時間ですよ』を思い出す。

昨日のブログを書いてアップする。

春学期の成績を付ける作業を始める。担当している科目はたくさんある。とりあえずできるどころから。

昼食は池上の「ハナ・コーヒー」へ行こう。ここは月曜日でもやっている。さすがに真夏の真昼は歩いていくのは無理。自転車に乗っていく。

途中で郵便局に寄って用事を済ます。

「ハナ・コーヒー」に到着。時刻は午後1時。

入口は階段を上がって2階にある。

先客はいなかった。

お冷はせフルサービス。

店内のあちこちに店主さんが収集した小物たちが置かれている。

注文したのはタマゴサンドのセット(スープとドリンク)、ミニサラダはオプションで。

タマゴサンドのパンは地元のパン屋さんから仕入れているもので、前回来たとき、「午後1時までに来てきただけると一番美味しく召し上がっていただけます」と店主さんに言われたので、今日はそれを守って来たのである。

カボチャの冷製スープ。

ミニサラダはフルーツとチーズがたっぷり。タマゴサンドのサイドメニューとしてはいいチョイスだった。

お店には1時間ほど滞在した。階段の下に「今こそ、地元飯」というポスター(池上中央版)が張られている。「ハナ・コーヒー」も登場している。

店主さんはこういう方です。

帰りに「紅葉花園」に寄って仏花を買っていく。先週の水曜日の夕方に来たとき店が閉まっていたので(定休日ではないのに)、女将さんが体調でも崩されたのかと心配したが、それまで夜7時までだった営業時間を午後5時までに変更したためだとわかった。「もう夕方になるとね、人通りがなくなっちゃうんですよ」とのこと。この時間は近所の小学校の生徒たちがたくさん歩いているが、だんだんシャッター通り化して、本来ならば賑わうはずの夕方の時間が人通りが絶えるとはね・・・。

自宅の庭先の桜の木のところで男の子(小学校低学年か)がじっとたたずんでいる。「どうしたの?」と聞くと、桜の木を指差して「蝉がそこにいるの」と言う。確かに、私の目の高さより少し上のあたりの枝に蝉がじっとしている。「さっきまで鳴いていたんだけど・・・」。男の子の気配を感じて鳴くのをやめたのだろう。「夜は蝉はどうしているの?」と聞かれる。「木に止まってじっと休んでいるのだと思うよ」と経験的に答える。「昼間はなぜ鳴いているの?」鳴くのはオスの蝉で、メスに対して、「僕はここにいるよ」とアピールしている、つまり求愛行動だということをどんなふうに説明したらいいかと考えていると、男の子のお母さんらしき人が近づいて来た(ご近所の方のようで、挨拶をされる)。「これは桜の木なんだけど、蝉は桜の木が好きなんだ。あっちの学校の並木はみんな桜だから、そこにいくと蝉がたくさんいると思うよ」とアドバイスする。

夕食はカツオのたたき、玉子焼き、豚汁、ごはん。

カツオのたたき+豚汁=最強のコンビである。

デザートはブルーベリー+ヨーグルト+ハチミツ。

食事をしながら『TOKYO MER~走る緊急救命室~』第3話(録画)を観る。今回はたてこもり事件をめぐって警察とのコラボ。最初から最後まで緊迫して場面が続いた。かなり無理やり感はありますけどね。

明日の演習の発表のレポートに目を通す。これが春学期最後の授業になる。

風呂から出て、今日に日記とブログ(構成)。

1時半、就寝。


7月18日(日) 晴れ

2021-07-19 10:34:12 | Weblog

7時半、起床。

トースト、カレー、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

昨日のブログを書いてアップする。

屋根のメンテナンス工事の見積もりに業者がやってくる。この暑い日に3階の屋根の上はもちろん、屋根裏にまで入っての点検。屋根裏はサウナのようであったらしい。ご苦労様です。

書庫から村上春樹の短編集『女のいない男たち』(文藝春秋)を持ってきて鞄に入れる。

昼食を食べに出る。

木漏れ日の道を歩く。木漏れ日というのはよいものである。「木漏れ日」という言葉も美しい。

「プリミエールカフェ」に行く。

真夏のカフェのお冷は美味しい。

注文をしてから、鞄から『女のいない男たち』を取り出して、冒頭作「ドライブ・マイ・カー」を読む。『文藝春秋』に掲載されたときに読み、単行本化されたときに再読し、そして今回が三読である。三読する気になったのは、この小説を原作とした濱口竜介監督の映画『ドライブ・マイ・カー』がカンヌ映画祭で脚本賞、国際映画批評家連盟賞、AFCAE賞、エキュメニカル審査員賞を受賞したからである。

コーヒーが運ばれてきた(砂糖とミルクが2セット付いてくる)。

サラダが運ばれてきた。

海老ドリアが運ばれてきた。いつもより焼きを強くしてもらった。

食事を終え、二杯目のコーヒーを飲みながら、本を読んでいると、マスターが「先生はハルキストですか? 私もです」とおっしゃる。聞くと、すべての作品を読んでいるわけではないが、『ノルウェイの森』が一番お好きのようである。

「ドライブ・マイ・カー」は50頁ほどの作品である。半分ちょっと読んだところで店を出る。

見送りに出て下さったマスターに「かまかま族というのをご存じですか?」と聞かれる。「なんですか、それは」と聞くと、「蒲田に住んで蒲田で働いている人たちのことです。私もその一人です」という。なるほど。私も職場は早稲田だが、リモートワークが増えて(水曜の会議と木曜の大学院の授業はリモート)、準かまかま族といえなくもない。ファーストプレイス(自宅)、セカンドプレイス(職場)、そしてサードプレイス(行きつけの店)が地元に一式そろっていれば「ステイ・ホームタウン」でやっていける。蒲田は自給自足的な街である。

帰宅して、シャワーを浴びてから、「ドライブ・マイ・カー」を最後まで読む。この短篇を3時間近い映画にするためには大幅な拡張が必要だったろう。原作のテイストを損なわずにそれをするというのは相当な力量が求められる。脚本賞というのもわかる気がする。映画を観るのが楽しみだ。

夕方、業者が見積書を持ってきてくれた。安くはない金額だが(ここ10年で一番高い買い物になる)、説明が丁寧だったので、契約することにした。

うっかり忘れていた送り火(本来は16日にすべきだった)をする。

6時頃、散歩に出る。「マーボ屋」に寄って、テイクアウトの注文をして、7時半ころ取りにきますと告げる。

呑川を渡る。

JRの踏み切りを渡る。

梅屋敷通りを歩く。

「きりん珈琲」に顔を出す。お目当ては季節限定の珈琲ゼリーだ。

しかし人気メニューらしく、すでに完売(4時頃に)だった。落胆する私を見て気の毒に思ったのだろう、「半人前ならございますが、それでもよろしいですか」と店主さんが言ってくれた。「ぜ、ぜひ」と私。「バニラアイスをトッピングしてください」と付け加えると、「申し訳ありません。バニラアイスも完売してしまいまして・・・。エスプレッソ&クッキーアイスなら残っておりますが」と店主さん。「そ、それでお願いします」と私。

珈琲ゼリー(半人前)、エスプレッソ&クッキーアイス(別皿で)、きりんブレンド。

このエスプレッソ&クッキーアイスが珈琲ゼリーと相性抜群であった。おそらく平凡にバニラアイスをトッピングするよりも何倍も美味しいと思う。店主さんにそうお話すると、「わー、それはよかったです」と喜んでくれた。

次回来るときは珈琲ゼリーの取り置きをお願いしてから来よう(それが可能だそうである)。

日没からすでに30分ほど経過している。

「マーボ屋」で注文した料理を受け取る。

夕食は鶏肉とカシューナッツの甘辛炒め、木耳と玉子と豚肉のオイスターソース炒め、サラダ、玉子とワカメのスープ、ごはん。

食事をしながら『#家族募集します』第2話(録画)を観る。仲野太賀がコロナ陽性となってどうするのか(シナリオに手を加えて彼の出演しない回を作るのか?)と思ったら、なんと第3話は8月13日の放送だそうだ。小細工はせずに3週お休みなのだ。潔い。

今日は早めに風呂に入る。

NHKFMの『村山由佳の眠れない貴女へ』を聴きながら、今日の日記とブログ(構成)。

1時半、就寝。


7月17日(土) 晴れ

2021-07-18 10:22:51 | Weblog

8時、起床。

朝飯前に昨日のブログを書いてアップする。朝飯前ブログ。

9時45分から大学院の社会学コースの推薦入試(オンライン面接)。これがあるのでブログを早めに仕上げたのである。

面接は12時半に終わり、30分休憩してから、修論中間報告会。休憩時間にエネルギー補給のおにぎり(昼食とはいわない)。

報告会は2時半に終了。

真夏の空である。「夏が来た!」という開放感と「緊急事態宣言」という閉塞感。

昼食を食べに出る。

久しぶりの「つけ麺大王」。

チャーシューつけ麺。ここではたいていこれを注文する。

野菜炒めとたっぷりのチャーシュー。

「スリック」にかき氷を食べに行こう。

現在、蒲田で唯一の将棋クラブ。昔、何度か行ったことがあるが、もうしばらく人間相手に将棋を指していない。

多摩堤通りの脇の地下道を通って東口へ。通路が狭い。本当はこの倍の幅があるのだが・・・

ホームレス対策(排除)だろう、半分の空間をわざと使えなくしているのである。この手の「工夫」はある時期から街のあちこちで見られるようになった。

街歩きをしていると何やら「芸術的な」オブジェらしきものを見かけることがある。

さきほどの「工夫」とこの種のオブジェは同じコインの両面のように私には思われる。

このことを象徴するのが西蒲田公園にあるこのオブジェ(とくにベンチのご婦人)である。人間が座るためのベンチにわざわなオブジェをおいて、人間が寝そべらないようにしてあるのである。さきほどの地下道の「工夫」は意図が露骨に見て取れるが、ここでは少年と少女のオブジェをベンチのオブジェの周辺に配することで意図はカムフラージュされている。

「スリック」に着く。

かき氷はテラス席で食べよう。もう一つのテーブルにいらしゃるのはマダムのご主人である。挨拶をする。

足元には蚊取り線香。

今日はイチゴ。これで8種中早くも4種を食べた。7月中にコンプリートできるだろう。

帰宅して、『福山雅治 福のラジオ』をタイムフリーで聴きながら、レビューシートのチェック。『ガリレオ』の劇場版第3作「沈黙のパレード」が来年公開されるとのこと。すでで撮影は始まっているそうだ。

夕食は焼き魚(ヒラメの西京漬)、冬瓜のあんかけ、サラダ、玉子と玉葱の味噌汁、ごはん。

デザートは葡萄。

食事をしながら『ハコヅメ~たたかう!交番女子』第2話(録画)を観る。戸田恵梨香(スカーレット)と永野芽郁(半分、青い)の朝ドラ主演コンビ。初回を見逃したのだが、夕食を食べながら観るドラマとしてはよいと思う。

卒業生のナツキさん(論系ゼミ5期生)が15日に長男を出産された。3746グラムは大きな赤ちゃんである。名前は悠晴(ゆうせい)くんに決まったそうだ。梅雨明けに相応しい命名ですね。おめでとうございます。

『桑田佳祐のやさしい夜遊び』をライブで聴きながら、机上の書類の整理。桑田は2010年に食道ガン(ステージ1)の手術を受けて、毎年定期的に診察を受けているのだが、先日の検査でも「異常なし」だったと話していた。

いつもの週末の夜よりも気分がのんびりしているのは、来週のオンデマンド授業の収録(そのための原稿の準備)のことを考えなくてよいからである。

風呂から出て、『孤独のグルメ』第2話(録画)を観る。今日はパフェと金目の煮つけと刺身の船盛。蒲田で魚料理の店を検索すると居酒屋がたくさん出てくる。そうだろうな。以前は東口駅前の「三州屋」にときどき行っていたが、コロナの影響かどうかはわからないが、閉店してしまった。どこかに美味しい魚料理でご飯を食べられる店はないだろうか。

今日の日記とブログ。

2時、就寝。


7月16日(金) 晴れ

2021-07-17 08:43:15 | Weblog

8時、起床。

ロールパン、ウィンナー&エッグ、サラダ、牛乳、コーヒーの朝食。

本日の『おかえりモネ』。島を出た理由を家族の前で語るモネ。モネに出会えたことを感謝する菅波。いざ、東京へ。「第一部完」という感じで。

昨日のブログを書いてアップする。

今日のゼミの発表者のレジュメに目を通す。

飛行船のような雲が浮かんでいる。関東地方は梅雨明け。

11時半に卒業生のサキさん(論系ゼミ3期生)と待ち合わせ「まやんち」へ。今日は彼女は有給を取ってやってきた。

ピーチメルバ+紅茶(東方美人)。

私は今季4皿目。彼女は今季初だが、通算は何皿目になるだろう。私とではなくご主人とここに来て食べたこともあるそうだ。

完全黙食のカフェなので、滞在時間はわずかに20分(一人客の場合はゆっくり本など読みながら1時間は滞在するであろうが、食べ終わって2人で黙って座っているわけにもいかない)。

昼食は彼女の希望で「ムラカリータ」へ。先週、マサコさんとは「ムラカリータ」→「まやんち」という順序だったが、今回は逆コースである。

基本の野菜6品のスープカリー。辛さは「3」(中辛)。

週一で食べているが、飽きない。

店を出るとき店主の村田さんに見送っていただく。店名の「ムラカリータ」は「ムラタ」を「ムラ」と「タ」に分割し、間に「カリー」を入れたものである。最初、一体どこの言葉だろうと思ったものである。

彼女からお土産にパンをいただいたのだが、これを持って大学に出るのは荷物なので、家に置きに戻る。

ちょっと上がって行ってもらう。

「スリック」に電話して、テーブルが空いていることを確認してから、向かう。

梅雨明けの日にふさわしいかき氷。彼女が注文したのはミルクティー。

私はエスプレッソ&ミルク。

大人のかき氷である。

今日はマスクの写真ばかりなので、店を出るとき、ポートレイトらいし写真を一枚。

近々都内に引っ越しをされる。新しい街で新しい家族の暮らしを作ってください。また、会いましょう。

大学へ。

4時から研究室で学生の留学相談。

4時半から3年ゼミ。今日は発表者が一名。

 「母性愛神話と母親の生きづらさを考える」

秋学期の予定について説明する。

入れ替え時間に鯛焼きを買いに行くと、馬場下の交差点のところで、3年生たちが立ち話をしていた。よい夏休みを。

研究室で一服してから、6時15分から4年ゼミ。本日は2人が発表。

 「人々が書きたり、知りたい経験~人々は絵日記ブログに何を求めているのか~」

 「居場所感から考える自尊感情の高め方」

夏休み中に希望者に対してゼミ論個別相談をオンラインで実施することにする。

大学を出たのは9時。

蒲田に着いて駅前の「ちよだ鮨」で半額の値札のついた穴子鮨(しかなかった)を2パック買う。穴子は好きだが、こんなにたくさん食べたのは初めてである。

今日いただいたパンをカットして冷凍にする。

レビューシートのチェックをしてから風呂に入る。

風呂から出て、今日の日記とブログ。

2時、就寝。