20日の朝刊で、福島県で見つかったキンクロハジロ(下の写真参照)の死がいから強毒性のインフルエンザウィルスが検出された、と報道されていた。その後、各地で様々な渡り鳥から同様のウィルスが検出されているというが、弱った鳥や死んだ鳥には安易に近づかないように注意したい。また、大量に鳥が死んだり弱ったりしているのを見つけた場合は、しかるべき機関に通報する必要がある。今のところ人間への感染には至っていないらしいが、専門家によるとそれも時間の問題らしい。宮崎では、養鶏場の死んだ鶏からウィルスが検出されたため大量に殺処分したと聞く。その養鶏場の近くにはカモの飛来地があるという。鳥には何の罪のなく、人間の一時的な感情で大事にしたり逆に殺処分にしたりと安易な行動は慎みたいものである。