ロニー・ピッチフォード(Lonnie Pitchford)は、1955年10月8日にミシシッピー州のレキシントン(Lexington)の生まれ。わたしより1歳少し年長で、ほぼ同世代、と言えるだろう。しかし、1998年11月8日に亡くなっている。43歳の若さだった。エイズだったともいわれ、ブルースマンとしては、これからだったのに惜しいミュージシャンだった。
SouthlandというレーベルのLP、SLP21.写真左がピッチフォード。1984年、アトランタでのライブ録音6曲を収録。その内4曲は、ジャケット写真に写っている自作と思われる弦が1本だけのワンストリング・ギターを使った曲。ディドリー・ボウを改良したものとも言えるが、今となっては貴重な録音となった。残りの2曲は、エレキギターを使ったロバート・ジョンソンの曲で、かなり細かいところまでコピーされ、その上で独自色を感じさせる。この時、ピッチフォードは29歳だった。いずれ、ミシシッピーブルースの伝統を受け継ぎ、ブルースの未来を背負うべき人だったのだ。
P-VINEのヴィデオ『Deep Blues』。このDVDの最後の方で、ディドリー・ボウを演奏する姿や、アコースティックギターでロバート・ジョンソンの『If I Had Possession Over Judgement Day』と『Come On In My Kitchen』を演奏するところが収められている。
VESTAPOLレーベルのヴィデオ13078。下の写真2枚は、このヴィデオの映像をデジカメで撮ったもの。
柱に釘を2本打ち針金を張ってディドリー・ボーにして演奏しているところ。
やはり、自作と思われるワンストリング・ギターを使って演奏しているところ。よく見るとピックアップが付けられていて、電気増幅ーつまりアンプから音を出せるようになっているようだ。この人は、なかなか器用だったようで、自分なりに楽器を工夫して創作していたようだ。
SouthlandというレーベルのLP、SLP21.写真左がピッチフォード。1984年、アトランタでのライブ録音6曲を収録。その内4曲は、ジャケット写真に写っている自作と思われる弦が1本だけのワンストリング・ギターを使った曲。ディドリー・ボウを改良したものとも言えるが、今となっては貴重な録音となった。残りの2曲は、エレキギターを使ったロバート・ジョンソンの曲で、かなり細かいところまでコピーされ、その上で独自色を感じさせる。この時、ピッチフォードは29歳だった。いずれ、ミシシッピーブルースの伝統を受け継ぎ、ブルースの未来を背負うべき人だったのだ。
P-VINEのヴィデオ『Deep Blues』。このDVDの最後の方で、ディドリー・ボウを演奏する姿や、アコースティックギターでロバート・ジョンソンの『If I Had Possession Over Judgement Day』と『Come On In My Kitchen』を演奏するところが収められている。
VESTAPOLレーベルのヴィデオ13078。下の写真2枚は、このヴィデオの映像をデジカメで撮ったもの。
柱に釘を2本打ち針金を張ってディドリー・ボーにして演奏しているところ。
やはり、自作と思われるワンストリング・ギターを使って演奏しているところ。よく見るとピックアップが付けられていて、電気増幅ーつまりアンプから音を出せるようになっているようだ。この人は、なかなか器用だったようで、自分なりに楽器を工夫して創作していたようだ。