千葉銀座商店街にある「中島書店」が今月末、つまり明日で閉店する。
かつて、千葉の街にも大型の書店が多かった。今は無きセントラルプラザ内にあった「多田屋」は県内資本で今でも場所を替えて営業しているが、セントラルプラザ内にあった店舗は今と比べ物にならないくらい大きな売り場面積があり、人文系の書籍も充実していた。やはり今は無きパルコの中にも「改造社書店」が入っていた。その二つの大型書店は歩いても数分の距離で、その中間くらいの所ににあったのが「中島書店」だった。中規模の書店だが、地元に根付いた品揃えで、わたしもこの本屋さんが好きだった。創業は、1931(昭和6)というから、88年の歴史に幕を下ろすということになる。
売り上げは、ピーク時の5分の1にまで落ち込んでいるという。本はネット通販で買い、雑誌などはコンビニで買う、という消費形態に短期間で大きくシフトしている。さらに「蔵書文化」と云うべき、個々人で大切に思う本を身近に置いて必要に応じて読み返す、ということをする人も少なくなった。
時代の流れだが、大学で文学部だった者の一人としては、やはり寂しい気がする。
かつて、千葉の街にも大型の書店が多かった。今は無きセントラルプラザ内にあった「多田屋」は県内資本で今でも場所を替えて営業しているが、セントラルプラザ内にあった店舗は今と比べ物にならないくらい大きな売り場面積があり、人文系の書籍も充実していた。やはり今は無きパルコの中にも「改造社書店」が入っていた。その二つの大型書店は歩いても数分の距離で、その中間くらいの所ににあったのが「中島書店」だった。中規模の書店だが、地元に根付いた品揃えで、わたしもこの本屋さんが好きだった。創業は、1931(昭和6)というから、88年の歴史に幕を下ろすということになる。
売り上げは、ピーク時の5分の1にまで落ち込んでいるという。本はネット通販で買い、雑誌などはコンビニで買う、という消費形態に短期間で大きくシフトしている。さらに「蔵書文化」と云うべき、個々人で大切に思う本を身近に置いて必要に応じて読み返す、ということをする人も少なくなった。
時代の流れだが、大学で文学部だった者の一人としては、やはり寂しい気がする。