紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

夏山シーズン

2004-07-01 07:04:00 | 3・山の日記
毎年6月の終わり頃になると、夏はどこの山に行こうかなあ、ということで頭の中はいっぱいになる。夜行列車の寝台の予約のことなど考えると、一ヶ月前頃までに予定が立っていないとだめだからである。

大体夏山シーズンというのはいつのことかというと、7月の海の日の連休(今年は18日、19日)からお盆休みにかけての頃。もう少し範囲を広げると、8月いっぱいというところだけど、北アルプスなどの高山では、8月の終わりはもう秋の山という感じかな。

今年は、どうしても北アルプスに行きたくて、7月29日から、8月の1日まで、友人の良流娯(らるご)さんと二人で、太郎岳(2372m)から薬師岳(2926m)に登りに行く。夏の北アルプスは4年ぶり。去年あたりから、もう行きたくてたまらなくなった。それで、今年は、ホイッスル山の会でもなく、くすの木山の会でもなく、独自の道を歩むことにした。

7月に入ると、計画はできあがり、予約もほぼ完了し、あとは、トレーニングに精を出しつつ、その日をただひたすら待つだけになる。
良流娯さんは、北アルプスも初めて、小屋に連泊するのも初めてということである。久しぶりに、高みに登って、えんえんと連なる北アルプスの山波を見られると思うと、今からわくわくする。

(写真は2000年、ホイッスル山の会で黒部五郎岳に登った時の。下に太郎小屋、バックが薬師岳。山仲間のMさん(左)と)