紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

宮崎駿さんの映画

2004-07-10 07:14:25 | 13・本・映画・演劇・音楽など
宮崎アニメは、どれもこれも好きだけれど、一番好きなのは「魔女の宅急便」。二番目は、ラストがちょっとイマイチだなあと思うものの「耳をすませば」。でも「となりのトトロ」も好きだし「天空の城ラピュタ」も好き。「紅の豚」もいいし。とにかく、どれもこれも好きである。

全体のストーリーもいいけど、どの作品も、ぞくっとするというか、心が騒ぐというか、そういうワンシーンがある。「魔女の宅急便」では、キキが草原に寝ころびながら、ラジオの天気予報を聞いているところ。草が、ざわざわと風に揺れていて、キキはそこで、13歳になったので、家を出て独り立ちしようと決心する。

「魔女の宅急便」は角野栄子さんの原作も好きで、4巻とも読んだ。うまいなあ。楽しいなあ。と読むたびに思う。

(写真は、角野栄子さん(左)。その隣は岩崎京子さん。二人の尊敬する作家と一緒に写してもらった大事な記念写真。右は講談社の神田さん。1988年)