紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

その山に登りたいという強い思い

2004-07-20 06:39:37 | 3・山の日記
おとといの山は、ほとほと大変だった。そのようなきつい山に登るのに、仲間の存在はかかせないと思った。が、もう一つ大事なのは、その山にどうしても登りたい、という強い思いだろうか。
三浦雄一郎さんだって、エベレスト登頂を決心して、最初にトレーニングをした時には、何もできずに、ひどい有様だったと書いている。生活習慣病もいくつかかかえていたようだし。それから、決心して、トレーニングを始めたそうだ。
その結果、5年後には、エベレストのピークを踏んだのである。

おととい一緒に山にいった良流娯さんが、
「どんなに大変な山登りをしても、次はあそこに登りたいとか、又この山に登りたいと思える人が本当の山好きなんだなあと思いました。」
とコメントを書いてくれたけど、けっこうへとへとになって下りた後、みんなで、今年は奥穂に登る。いつか飯豊連峰に行きたい。登るとしたら、この数年のうちだろう、・・etc。山の話しばかりしていた。

女峰山は、リーダの沼上さんが、
「いつも女峰山を眺めるたびに登ってみたいな、でも登ることは出来ないだろうなと思っていた山」
とコメントに書いてくれた。誰かの強い思いで、一緒に登れる山というのもあるのだな。
これから、東武日光線に乗るたびに、あの山は大変だったなあ、と思い出すことだろう。筋肉痛は今日も続いています。