King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

夏日とテレビ通販とコロナ禍と

2021年04月22日 10時32分45秒 | 珈琲

昨日の暑さは4月とは思えないもので、九州では夏日を記録したとか。

トランプの認めなかった温暖化はこれはもう誰もが感じ、この先の不安も

対策が間に合うかも気になるところです。

 

トランプが止めた諸々の政策もバイデン氏により元に戻りつつあり世界は

正常に戻るかの感じですが、中には建設中止になっていた国境の壁の再開

というのもあります。

 

それと中国に対する対決姿勢の明確化など行き過ぎている面も感じない

わけにはいきません。とはいえこれは今まで人権問題をないがしろにし

世界が見て見ぬふりしてきたものへの対処なので行き過ぎともいえません。

今まで発揮されなかったリーダーシップをもう一度ということでより良い世界に

なればよいのですが。

 

さて、ゴールデンウィークを前に拡大するコロナ禍に対してよいよ再び

緊急事態宣言の発出に至るようですが、そんな報道と公園や駅前で酒盛り

する人を見て世のバカさを嘆く人とか自分だけが正しく世の中見渡して

いるという感じの人も依然います。

 

秩父は昨年は中止だった芝桜園もオープンしており、週末は大変な混雑で

事故も増えています。そんな様子を見るとどこかの都知事とか府知事とか

の騒ぎ立てる様子も批判する人たちに理がありそうですが、実際に感染地と

なってるわけでもないデパートやショッピングモールまで閉鎖を求めたり、

飲食店こそが元凶と閉鎖を求めると職を失う人や店主にとっては死活問題で

果たして正しいのかということもよく考えるべきです。

 

菅氏は蔓延防止策とマスク会食だけでそれらを防げると考えていたらしく、

それに対して毎日出せ出せとさわぐ知事には付き合えないと思っていたらしいです。

 

どちらにしろ効果的で影響の大きくない方法はあるはずです。

 

さて、スキーも温泉も展覧会も音楽会も出かけない日々になって一年がたち

改めて珈琲のある生活に感謝したり、発見したりしましたが、今や収束して

それ等が戻ってどんな感じになるかも予測できてしまいましたが、また

新しいこととして家で過ごす新たな楽しみのようなものも感じています。

 

そのひとつはテレビ通販によってもたらされました。

今までさんざんこの手のものに騙されたり失望させられたりという思いを

してきたわけですが、何十年かぶりに利用する機会があったのです。

よくもまあ毎日いろいろな商品をとりあげそれを買う人がいるなあと思って

いましたが、今やネットショップは当たり前でわざわざテレビで見た商品

がそれらより優れていたりするかということもありますが、テレビ通販も

ネットや近くのホームセンターの方が安く買えることもあるのですが、

中にはそのテレビ通販でしか買えないものもあるのです。

 

そしてその通販は毎日自分の好きな番組の冠スポンサーだったり

テレビ局の通販だったりすると不思議な連帯を感じてつい注文して

しまったりするのです。

 

今回私が買ったのはいつも毎日見る純散歩の後にあるテレビ通販で

電動回転モップです。我家は天然木のフローリングが主要居住部を占め

日々家にいるとその汚れが一年の間でも目につきだしていたのです。

それは水蒸気洗浄機や各種洗剤でも落ちませんでした。それがテレビで

見たモップは水だけで99%除菌もできるというものでずっと気になっていて

もしかしたらあれを買えばあの汚れも落ちるかもと買いました。

 

他の通販と違い今時珍しく注文してから二週間後のお届けというのも

不安と期待を膨らませるのでした。10日程でやっと届きさっそく使ってみると

水蒸気洗浄機でも落ちなかった汚れが薄くなったように感じました。

それにも増してびっくりしたのは床の感触です。いつも裸足で過ごす

私の足裏感覚が喜びに変わったのです。

 

さらっと実に心地よく見た目以上にキレイになった感じを受けました。

 

それにしてもこのテレビ通販の品ぞろえは正にテレビ前で過ごす人を

ターゲットにしたものばかりで楽に歩けるサポーターとか漬けとくだけで

落ちる洗剤とか寝心地のいい布団とか思わず買いたくなるものばかりです。

 

そんなものを欲しいと思う自分はもう立派にテレビの前しかいない人だと

気付かせてくれます。これがBSの番組だとまた違い、所さんの世田谷ベースだと

エドシーランのギター付き教本とか高級CDプレーヤーとかこちらもほしいという

ツボをついた商品ばかりです。

 

世の中便利になり通販も決して詐欺商品のようなものばかりでなくて消費者心理と

ターゲットを絞った効果的なものに変わっているんだなあと感じる変化です。

 

それなのに珈琲の世界はどうでしょう。昔は秩父にも今あるチェーン店とは違う

珈琲館という喫茶店があり、豆が買えました。そんな専門店でなくてもデパートの

地下の食品売り場に普通に豆売り場がありました。今でもスーパーでたくさんの豆は並んで

いますが、それ等は味という観点で選べるものではありません。そんな豆に満足できない

人が専門店やネット通販などで買うのでしょうが、秩父でもタリーズはあるし喫茶店の

ほとんどは自家焙煎なのです。私はそれらに満足できず結局自分で焙煎をはじめたわけで

そんな豆を買いに来ていただく方も徐々に増えてきて共感していただけているという実感も

湧くところです。

 

最近の味噌汁事情とかとかく味がないがしろにされる現状にただ味だけでなくもっと大事なもの

なくさないことの重要さを感じるのでした。

 

コメント
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