日本は単一民族で島国でありそもそも移民とか侵略とか差別の問題はない国とされてきました。しかしながら非差別部落とか北方領土とかまったく問題がないわけではなく、G7で唯一同性婚が認められない国とか差別が露なところもあります。科学の発展により簡単にDNAが調べられるようになり、元々同じ起源であることや民族や種族による差や優劣に意味がないことが知られどこの国でも差別はなくなる方向ですが、トランプの登場や専制国家の増加にみるように自国だけ良ければ侵略しても良いという国が増えており各国の緊張や地域の危険が増しています。そういったところに軍事的圧力として緊張地域での軍事演習などが行われます。そういった行為に軍事行為に踏み込ませないため抑止力を高めるといっていますが、それは北朝鮮などが見せるロケット発射や核兵器の存在をアピールすることと何ら違うこともなく全く意味や緊張を高めることとかわりなくもっと科学的合理性を伴った解決策を見いだしていかなくてはならないのではないでしょうか。良くプーチンが使うナチ的脅威や核配備に対抗するといった元々の発想は自分たちは民族的に他の種族よりすぐれているという差別意識です。それと選民であり土地利用の優先権があるといった宗教的思想の反映もあります。そもそもソ連崩壊の元となった経済危機と民族自決主義をまた今さら侵略により取り戻そうというのは無理があります。世界もそれは侵略だと支援をしているわけですが武器供与は戦争を長引かせ被害者を増やすだけです。差別は自分たちの既得権とか格差を保護し維持しようとする動きに他ありません。差別をなくしていこうという先進国の取り組みの中で難民や貧困者に直接給付をして救おうとする反面一方では現状の維持を強く望んでいるのも事実です。日本でもアベノミクスというシャンパンタワーの原理で一番上のグラスから注がれたものが末端まで潤うはずでした。しかし、実際には富は1%の人が独占して中間層は激減し、全体のレベルアップや満足感からは遠くはなれたものになってしまいました。現在行われている子ども手当とか軍事費の増額などは末端に直接給付する富の分配法で一番末端を救うには一見効果がありそうですが一番金がかかって効果が薄い、一部の人しか満足感の得られない方法です。一番いいのは富を独占する人から徴収して次段階へ分配していくことです。制度的には難しく実現性も乏しいですがやり方はあります。さて、自分たちは進んでいてより正しいといったアピールのように最近使われるのがグルテンフリーやビーガンです。そもそもそんなことをいったり実践する人は自分が他の人より進んでいるとか選りすぐれていると思わせたいように感じてしまうのは勘ぐりすぎでしょうか。
焙煎機を設置して説明を聞き、焙煎して無事終了となり本来に戻ったところで珈琲を飲もうと製作者に振る舞ったのがエルサルバドルのパカマラです。というのも今焼きたい豆がこの前発見したニカラグアのパカマラなのですが、調べてみるとある商社は結構このパカマラを持っていてニカラグアもエルサルバドルもグアテマラも持ってるのです。しかもケニヤやエチオピアほど高くなく、あのバーニーマタルもあります。つまり秘蔵してるニカラグアも再入手可能で今持ってる豆と値段的に差もなく入手可能で秘蔵している必要もなく焙煎可能となります。そんなこともありパカマラの説明から試飲をしたのですが、この味が独特で今昼を食べるまでずっと印象が続くのです。その理由のひとつが独特な酸味なのです。ただ美味しいとか香りがいいとか珈琲らしい本来の味ならブラジルとか中米のブルボン系でいいのです。それらは200g2000円はするし、コンテストの入賞とかオークション品なら3000円もするのですが、味にそれほどの差や特異なものはなく、高いほどマイルドになったり、優しさや繊細な味わいを極めるといった感じで、ああ、また飲みたいとか、あの刺激がと思い出すものではありません。ところがパカマラにはクセになる中毒性があり、あの喉に残る爽快感と酸の魅力がふと刺激として蘇りのみたいと思うのです。ラーメンのガツンとした体調を崩すほどの刺激が時に猛烈に食べたいのと同様珈琲でもまた飲みたいという魅力があるのです。こうゆうのやはり試飲してみないと解りませんね。