関東地方は22日に梅雨明けしたそうです。連日猛暑が続きます。こうなりゃ涼しいとこに行かなきゃと夕方初めて秩父にできたウニクスの映画館に行きました。ネットで見たらスクリーンはみな小さく座席数も50から200と小さいので上里に行かなくてもいいのはよいけど規模が小型なのは仕方ないのか複雑です。最近新作もすぐアマゾンでやるのでわざわざ映画館で見なくてもという感じは増してます。ただ007とかこのミッション:インポッシブルは特別で大きなスクリーンで見なきゃでしょと夕方でかけました。初めて入るロビーは思ったより狭くチケット売場もレジひとつとなんかシネコンらしくなく、スクリーンも小さいんだろうなあと入ると客席の割りにスクリーンは大きくてビックリでそれを前から5列目で見たのでスクリーンは全体を見きるのに慣れが必要です。映画の前にトムと監督のメッセージがありトムは大きなスクリーンで見るべき映画だといっていました。まあそれだけ映画人にも今のネット流通に危機感があるのだと思いました。ただ、映画館に見に来た人にいうことないのにとも思いました。映画はアラビア半島の砂漠からローマの市街地でのカーチェイスとスパイ映画の定番が展開するのです。私は何の前情報もなく見たのですが、始まって早々 Part1の文字になんだ完結じゃないんだと少々がっかり。しかし、物語の展開や話の流れについていくのにそんなことも忘れアクションと次から次の危機の連続に追われるのでした。次から次に現れる敵に自国のCIAにも命を狙われ自分が追っているものが何なのかそれは何に使われ誰が買主かというのもなぞのままとにかく敵に渡すなというミッションなのです。自国からの指命なのに自国からも感染したAIからも狙われるという正に不可能なミッションなのです。そして何故か舞台はオリエント急行なのです。来年のパリ五輪で復活しているらしいのですがなんでそんな密室のような手間と時間のかかるところで取引をするのでしょうか。復活したオリエント急行は何故か石炭をもす蒸気機関なのです。そしてお決まりの列車の暴走と鉄橋の爆破と屋根の上での格闘と古いのか新しいか解らない映像が展開しお腹いっぱいになり終わりました。AIがフェイクニュースを作り出す世の中になり、そのAIが暴走するとか人類を敵視するとかいう物語だらけですが不確定要素が多い未来の計算は予測不可能でひとつの方向に導くとか人々が思う人工知能に自我が生まれたり恣意的な計算をしたりというのは不可能です。ただ最近のAIの報道を見ているとデジタル情報の信用とか法規的な証拠能力は段々疑わしくなりデジタル技術の利用も変化していくかもしれません。そんなことを真夏の映画館で感じました。
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