昨日見た『パーフェクトデイズ』の中の朝日の当たる家はなんか引っ掛かり浅川マキの歌を探してみました。
あがた森魚とか浅川マキといえばアンダーグランドの暗いイメージでこんなきれいな映画に似合わないコンプライアンス注意の人達です。
天城ごえの石川さゆりが歌うには不釣り合いな曲がなんで選ばれたのでしょう。
それに浅川マキの日の当たる家となっていたのに朝日楼という女郎屋という歌詞でなかったような曲調も全然違うものだった気がします。
日本でこの曲がヒットしたのはアニマルズがカバーしてシングルで出したといいます。
カバーもとはジョーンバイスやボブディランで彼らが発表したのが1960年のことです。
さて、ネットに残るジョーンバイスの歌や浅川マキの訳詞をちあきなおみが歌った曲があり聞きましたが映画の曲とは全然違う感じでした。なぜ石川さゆりに日の当たる家なのか逆になぞが深まってしまった感じです。
さらに調べてみるとパーフェクトデイズの最初の方に車の中で聞く曲でアニマルズのhouse of raising sunが流れており、石川さゆりは自身のシングルのB面で浅川マキの朝日楼をカバーしているのです。
そんな繋がりで同じテイストの人ということでおばんざいスナックのママとして起用され歌も歌ったのかと納得しました。
なお、八代亜紀やキャンディズと昭和歌謡の女性シンガーは皆カブァーしていたみたいです。
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