世の中どうでも

今年は能登の地震と飛行機の炎上事故ととんでもな事件から始まりました。

昨年末は高島屋のクリスマスケーキが崩れて配達というニュースやおせちの宅配が届かないとかどうしてというような話でした。

まあどうしてそこに注文するのというようなそこから始まっていることですが、人それぞれですからケーキやおせちを有名店に発注する人はたくさんいるのでしょう。

さらにネットではもっとどうでもいい話に溢れています。

私が箱根駅伝を見ているとやたら箱根駅伝の記事が携帯に届きます。さらにコーヒーの話をしてると携帯にはコメダの福袋の話がきます。さらにSNSでは紅白がクソつまらないとか批判する記事や伊藤蘭、薬師丸ひろ子、寺尾聰が出たことについては批判する人や往年の歌手のパフォーマンスを称える人と両方がありました。しかし、私は年末のテレビは孤独のグルメを録画していつものように7時から9時は走ってお風呂に入りそばを食べて家族でケーキを囲んで後はテレビは見てないのです。もうずっと紅白は見ていないと思います。だから興味もないし出ている人にも別になにも感じません。つまり意見を持たないし、ネットにそんな情報をあげるだけ無駄です。よかったとか悪かったと騒ぐのはまだ世間に紅白が需要としてあることになります。

そんなくだらないどうでもいいことでうまってほしかったそんな感じが今ではします。温暖化の進んだ世界では氷の重石がなくなって地震や火山の噴火も増すのです。森林火災が増え益々CO2の増加し悪循環にもなります。それでもまだ世界では化石燃料による発電が続いており人類の危機を招いているのです。今年はその危機を乗り越える年にしたいものです。戦争をやめ石炭火力発電をやめる年に。

スウィートスポット

昨日の夜走りに出ると一昨日と同様に公園橋のライトアップがされていて縦に半分づつ左が赤、右が白になってました。この縦の色分けは今年から見る色分けです。それがなんと走り戻ってくるときには左右の色が入れ替わっていました。そんな何人の人が気がつきその変化を楽しんだことでしょう。

私は夜の星座の位置やら月や惑星の位置を確認していますから、そんな町と自然の変化を日々感じもします。

昨年末から感じていた寒さによる豆の変化も毎日確かめて毎日どう焼いたらどう味が引き出せるか常に考えて導かれます。

ですから、最近の豆の傾向と深煎りにした変化もここに来てよりクライマックスに近付いた感があります。

というのは昨日焼いた豆の焼き加減で、今までには爽やかさやフルーティーさが増す感じの最近の豆たちの深煎り加減でしたが、昨日のポイントで甘さを引き出すギリギリのところが見えてきました。今までは深く焼いてただ味もよりフルーティーとか今までの味でしたが、やはりより甘くなる点があったのです。

これもここのところの冷え込みによる変化と関係があるのかもしれません。これからはより鮮烈にその甘さを感じるそんなコーヒーの醍醐味の時期です。昨年末からそれをよく知ってらっしゃる方はケニヤなどの深煎りの豆をお正月で集まる来客や家族のために買われて行かれます。

ケニヤやエチオピアといった豆は昨年産の豆の入荷は非常に少なく、特にイスラエルの戦争で紅海の利用ができなくなり益々出荷はなくなり、アフリカの豆を在庫する業者は少なく、それも昨年の豆を売っているところもまれなのです。それも2000円以下のアフリカ豆を売っているなんて当店くらい。

他にも嫌気発酵の豆で1300円とか他もお安いのも自慢です。

お店で飲むコーヒーが500円超えというのが珍しくないこの頃では自分で珈琲を淹れようと豆探しをはじめる人も増えているようです。ですから当店でも色々なことを聞かれたりします。

最近の豆の特性とか傾向とかこちらとしては成果を細かく伝えたいところですが、それは常連さんでなくては理解されないかもしれません。

しかし、今までの私のつかんだものが誤りでなく、今の豆もやはり深煎りで甘くなるというのが成果でこれから益々うまくなると解ったのは嬉しい発見です。さらに私の大好きなキューバの安いのを見つけましたのでこれを狙っていきます。お楽しみに。