先程知ったベニシアさんの訃報と関連した検索でブログとか記事を読んでいたらとても気分が落ち込み嫌な思いが募るのでした。
それほどファンというほどの存在でもなく、でも京都に行ったときにはベニシアさんのおともだちのチーズケーキのお店を訪ねたり気になる存在だったわけです。ベニシアさんの古民家の暮らしが番組として10年も続いたのはやはりそれだけファンがいたという証でもあり、また、その画面から伝わるものがそもそも本来なら公共の電波によって流されるようなものでもないような不思議な番組でした。意味や教科書的内容でもないのになぜかまたみてしまう。なにも与えられないしなにか新しい視点を授かるでもないです。
実は温暖化とか奴隷制とか、日本がずっと世界に負け続け世界第4位になったことと関係しています。
今注目されている輪島塗の工房が存続されるのかとか日本人はこの手間がかかっているものとかずっと続いていることが大好きなのです。
手仕事とか人の手によって作り出される風合いだとか味わいとかいいつつ単調な仕事に費やされる人の手間や時間は思いやられない逆に機械にとって変わられて解放される人のことをどう使うかどう人生を転換させ更なる発展になるのかを述べる人はいないのです。しかし、温暖化を止めるとは今まで通り人の手間とか移動とかを効率悪いままにしておくという意味ではないはず。
イギリスの環境保護活動家で風力発電推進をしている人が新しい発電機の設置をしようとすると地元の住人の環境保護団体の反対に遭うといいます。そんな高い構造物に景観を乱されたくないというのです。しかし、石炭や石油を燃やし続けると後戻りできない破壊が起きてしまうのもしれわたっています。
ここ数日この温暖化と日本転落の問題がぐるぐると頭の中を回っています。20度近い日が現れたりするからでしょう。
最近、白物家電のCMをみないというSNSの書き込みがありました。ネットでは安い中華製の聞いたことのないメーカーの品で溢れています。大きな4KTVが8万ほどで買えたりします。日本の家電製品など黙っていても買って10年は普通に動くのが当たり前です。しかし、ネットで買える安い家電は1年持てばお買い得程度の製品です。買って1年の製品保証がついており壊れたり最初から動かなかったりしても無償で交換してもらえます。日本人の感覚からすればそれは極限られたケースで、普通は何事もなく10年は動くものが電化製品だと思っています。そう思う人はネットの安い知らないメーカーの品は買ってはいけないのです。私も先日ドアセンサーを購入しましたがホームセンターなどで探せば安くて動くものがありそうですがネットでそれらより高くても数と種類があり選びやすいのでネットで買ったところ翌日届いたものはまったく動きませんでした。ユーザー登録して保証を受けられるというのでバーコードから登録して連絡するも何も言ってこないので返品。一連の顛末に費用はかからなかったものの1週間以上の時間で実に不快な思いと取り付けやら設定やらメールを待ち続けたもやもや感など貴重な時間の喪失と共に損失は大きいのでした。返品が無事に済んだので今度は日本製の品をネットから購入。4割りから5割りほど他の製品より高いのですが、届いてすぐなんのストレスもなく稼動してあっけないほど普通に使えます。これが合理主義の競争社会による製品の差で日本がここ50年にわたり世界との競争に負け続けている実態です。海外製品では一年の保証というと本当に一年しか持たない安い品が溢れ競争に破れてなくなってしまう企業もたくさんあります。それが競争原理で良い品をつくり続け信頼できる企業が生き残ると言われているわけです。しかし、最近の競争激化でトヨタやダイハツで検査に不正を働いたというようなニュースを見ると利益を出し続け社員を雇用し続けなければいけない企業は激しい競争こそが正義なのかという感じもしてきます。日本が負け続けて来た間、米と中国の経済は拡大し二酸化炭素の排出も増大したのです。京都議定書で二酸化炭素の排出を地球規模で管理しようとなったときにも発展途上国扱いで中国は規制に参加しなくて、米は科学的根拠に欠けると規制を拒否し現在の温暖化の拡大と悲惨な自然災害の増加を招いています。一番の排出国と二番目が、共に規制拒否したのですから地球が後戻りできない破壊の危機にあるのもそれから抜け出せるのかもまったく望み薄なのです。そんなときに今みているアマゾンのビデオがミスタアンドミセススミスです。これについては後述とします。