King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

リンクする世界

2024年02月11日 12時07分13秒 | 珈琲

今回久々スキーにでかけ留守になりますのでと告知させていただきましたが、ご来店のお客様にはご迷惑をお掛け致しました。
昨日の夜はバスケットの練習から帰る時には雨となっていました。それでも秩父地方の積み上げられている雪は消えることもなく寒々とした景色を作っています。
そんな凛とした冴え渡る冷たい空気の景色のなか飲む珈琲は空の色や雪をかむった山の白さも心を広げてくれるような景色にリンクして染みていきます。
リンクすると言えば、禅とか精神世界のことと現代医学はまったく別物でリンクはしないものだと思っていました。ところが現代医学の病名のなかにクンダリーニ症候群なる病名があり、チャクラを物理的に開いてしまったり意図しないで開いてしまったため起きる症例として認知されていると言うのです。ということはチャクラの存在は現代医学的にも認知されていると言うことでしょうか。にわかには信じがたいことですが現実に診断が下した例を見ていますし、となると医師はクンダリーニヨガやチャクラの存在や構造を理解していることになります。
映画などでチャクラの開発に物理的強い刺激が必要と車でビルに突っ込んだりするシーンまであります。実際には瞑想により師からイメージを受け開発できるものなのに物理的ショックが加わっても開いてしまうとはどんなものなのでしょうか。実際仏教では悟りを開く一貫で開発をしますが、開かれることによる超能力が発揮され最高のチャクラは天丁にありそれが開発されるとオーラが現れると言い、古代から天使やキリスト像の頭の環や仏像の光背として絵画や彫刻にも描かれてきました。その超能力は仏教ではあくまで余技であり、獲得すべきは全ての苦しみからの解放であり解脱や涅槃を目指すことが真の目的です。
しかし、それが開かれるべきでないのに開かれてしまったら病気として認知されているとは驚きです。
さて、他の宗教では神と契約すると永遠の命がもらえるというのが主題です。古代より人類の死を克服するというのは一番願ってきたテーマで不老不死の薬を探したりという話はどこの国の神話にもあります。手塚治の「火の鳥」もそれがテーマでした。火の鳥を捕まえて食べれば永遠の命が獲得できるという言い伝えに各々永遠の命が必要となる背景とその獲得が描かれます。世界で一番古いシュメール王国の神話も黄泉の国で神と戦う話です。テーマとしては不老不死の薬は見つからず失意のうちに死ぬのです。古い神話の全ては太陽に挑んだイカロスとかバベルの塔とか驕り高ぶったものが神に挑んだり、神からしっぺ返しをくらい命の価値とか限りある命だから精一杯にいきるとかの教えになっていわけです。ところが現代科学ではエジプトのミイラのごとく遺体を冷凍保存したり、精子やら卵子を冷凍保存する人が増えていると言います。近い将来人格をネット保存して電脳空間で永遠に生きるとかips細胞やナノテクノロジーでウィルスなどの感染を防いだりどんな臓器も交換できたりして死を克服するだろうと考えられているのです。実際科学者じゃない人たちは近い将来aiが自我に目覚めて人類を滅ぼすと見ている人が多いというのもあまりに創造性と発展性に乏しいと思われます。これからはギルガメッシュの失意がどう転生していくのかを人類が作る時代なのかもしれません。






コメント
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