King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

大陸と島

2025年01月15日 12時01分29秒 | 珈琲
いつもこの時期に飛び込んでくるニュースは湯沢のスキー場でボーダーが雪に埋もれて死亡というものです。
この湯沢のスキー場とはかぐらスキー場で昨年は中国の女性が亡くなっています。どちらもコースの脇の森林地帯らしくネットなどでは閉鎖になっていた田代のチャレンジバーンの脇の林ではないかといわれています。
ゴロマから簡単に場外、いわゆるバックカントリーといわれる山スキーにアクセスでき人気のスキー場ですが何の装備も持たずサイドカントリーなどと呼ばれる場外に出る人も多く、ある程度経験のある人にはそれほど厳しくなくそれを許してきた自治的ルールがあったわけですが、それを見て知識や経験のない人がコース外に出て亡くなってしまったり、道に迷ってコースに戻れなくなり捜索を呼んだりという事件になります。自己責任という言葉だけで果たしてスキー場の責任は免れるのか、禁止としているコースにパトロール制止を振り切りロープを潜る人など自らの命の危険を冒して助ける必要があるのかしばし議論になったりします。
私もゴロマから田代側に降りたり、反射板と呼ばれるコースは行きたいと思うことがありますが、必ずしも下りだけでなく途中避けなければならない箇所もあり誰かに案内されなければ行く気になれません。
一方コース内でも平日だからとかスキー場側の理不尽な理由からコース閉鎖されている時などはどうして開けないんだと抗議して同じ思いの人とコース前にならんで圧力をかけて滑らしてもらうこともあります。
逆にルールをかたくなに守る人からそこは何々スクールの人が作ったコースだからやめた方がいいよと注意を受けたりすることもあります。
同じ料金を払うユーザーながら勝手にコースを規制してポールを設置したり、モーグルコースを作ったりする人も多く、ここは自分達が作ったコースだからなどと平然と占有権を主張する人や一人でひたすらコブのコースを造り話しかけると快く滑らしてくれたりある程度はコミュニケーション能力で解決できるものです。
とはいえ普段登山道以外進入禁止の国立公園内とか私有地とかも一面の銀世界では何の標識も境界もないことが多く、スキー場以外で滑るのはなかなか難しいのです。
ただその解放感たるやなにも人工物のないところを滑る快感は何物にも変がたいものがあります。
そもそもトニーザイラーの映画に見るように山小屋に泊まってリフトもなにもないところを滑るのがスキーの楽しみ方だったのです。
バックカントリーという言葉の前に近所の裏山を滑る人はいて雑誌やテレビに紹介されない独自のコースを持つ人も多いのです。
それでも安全にかつ快適に滑ると
なるとルールを守ってスキー場で滑るとなるのですが、昨今のスキー場のインバウンド化は激しく外国の投資も盛んです。日本人がお手軽に安く滑るということが難しくなっており雪があるから滑るといった単純なことからお金持ちのレジャーと化していてこのままでいいのか、日本人が閉め出されないかと心配です。
そんな外国の侵略的なことは各地で起きていて、最近のバルト海で起きた事象などこのまま世界大戦に進むのではないかといった感じです。
やっていることがそこいらのチンピラやごろつきと同じでそれを国として中国やロシアといった大国がやっているのです。
その時間航行していた船として中国とロシアと簡単に特定されてしまうのにフランス軍の捜査に対して捜査権がないことを主張し無視しているのです。その時間帯に航行している船として特定されているのにすっとぼけて海底ケーブルを切断という財産権資産への攻撃であり戦争行為です。
そんなこともあり就任前のトランプがパナマ運河の返還やグリーンランドの所有発言に繋がっているわけですが果たしてトランプに戦争を止めることができるのでしょうか。
そんな中アマゾンビデオで見たドラマ『リグ』は海洋進出がテーマで北海からグリーンランドに繋がる海底山陵には鉱物資源が豊富にあるといいます。
温暖化が進みそれらの資源が狙われており、悪辣な利益優先の企業により自然環境無視の開発がされてしまう世界がSFとして未知の海洋生物により阻まれるというドラマです。
現実にはもっと具体的武力衝突に繋がりかねません。
現在もロシアは北極海の領有を主張し、通行権を課しているのです。実際日本にも水先利用料という形で提示がありました。
中国とロシアの戦争行為に世界はどんな有効な手段があるのでしょうか。
南極と同様世界共有の資産として活用していくという国際コンセンサスが必要です。
さもないと実効支配会場封鎖実力行使などが予想されます。
ただ大口を叩くのでなく、人類共通の問題として今の地球環境を守ることが急務なのは間違いありません。
コーヒー相場が上がり続けるのも急激な気候変動によるもので世界で協力せねばコーヒーは飲めない世界となっていってしまいます。
世界共通のほっとする時間を共有しこの幸せを長く続くものとするため今こそ世界をひとつにしないといけないのです。
決して自国の利益のみを優先させていては解決できない問題です。
あからさまになれば戦争となるでしょう。中国とロシアのごろつきのような動きもトランプの自国のために領土を差し出せなどという動きに歯止めを効かせねばと思うのでした。
コメント
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