King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

The 100

2024年08月25日 22時21分52秒 | 映画

夏の断末魔は続きます。
また、台風が近づき昨日などは午後から夜中まで雷が鳴っていて断続的に雷雨が続きました。
気温は25度となっていましたが相変わらず暑く感じていました。
そんな中いつものバスケット練習は会場がいつもの農工が使えず文体のアリーナでした。
ここは冷暖房完備なのです。
練習後は食事の後また、ドラマを見ました。
『The 100』です。
これは戦争が起きて地球に人類が住めなくなり宇宙に脱出した2000人以上の人々が生き残りをかけて行動する物語です。
宇宙ステーションでは酸素が足りなくなりまず、生存可能が予測される地球に子供の囚人100人を送ることになります。
たどり着いた地球は文明消失環境の変化を生き抜いた人類が居ました。彼らは空の民と子供達を呼び侵略者として攻撃してきます。一方子供達はマウントウェザーという軍事基地が近くにあるからそこに物資があるからそこを目指せといわれていますが無線機は故障宇宙ステーションと交信する事がきません。そこで生存してることを知らせるために照明弾を発射してそれがアウトランダーと子供達が呼ぶ生存者に被害者が出て益々敵認定されてしまいます。
文明消失後の生き残り達は野蛮で弓や槍を持つ戦闘集団です。
そんな野蛮な集団と僅かな銃で戦うことになり如何に危機を脱するかが最初のテーマです。
結論からいうと最初の総攻撃は着陸船の残燃料を噴射して300人を焼き殺して退けます。
一方生き残った人類はアウトランダーの他に地下で生活する醜く変形したリーパーという人達とマウンテンウェザーには避難して生き残った人達がいてアウトランダーはマウンテンマンと呼んでいます。
燃料噴射の後生存者を救ったのはマウテンの人でした。
これでめでたしかとおもいきやなんとマウンテンの人は変化した環境下で防護服にガスマスクがないと外に出れない人達でした。
アウトランダーの血を使い治療してリーパーも彼らが作っていたのです。
よいよ酸素がなくなった宇宙ステーションは地球に降下して子供達と合流しますが、アウトランダーとの和平に苦労します。
ざっとシーズン2までみていますがこのような非文明的な人達と法と正義を知る文明人がどう和解するかとか色々見所や現代社会に通じる戦争回避や和平について考えさせられます。
しかし、全体的に科学技術とか出てくる装置類もいつの時代のもの?といった古臭さがあり、科学的説明もお座なりです。
所詮物語は子供が主体の文明論や社会科学とは別の子供の発想や突飛さで事が展開するそんな物語なのです。
題名の100が何を意味するのかと気になりますが、最初の囚人100人しかあてはまらずやはり子供の話なのかという感じです。
そして登場人物は簡単に次々と死んでしまいます。
マウテンに収容された100人の生き残りは43人。マウンテンの人は300人で核戦争を生き抜いたアウトランダーは数千人で他にもどこに何がいるのか不明だしもはや100はなんの意味をなさないのです。宇宙ステーションが降下して生き残ったのが何人かも定かでなく、
何故か中心の数名だけは一番危険な目に遭い矢が刺さったりナイフが刺さったりしますが死なないのです。これは24のジャックバウアー並に不死身でタフなのです。それでも主要人物なんじゃないのという人が死んでしまったりマウテンマンの医療が怪しすぎたり、核戦争でどんな環境になったのか説明もなく地球規模の話なのに出てくるのは英語を話す人だけだったりなんとも都合よすぎて科学的整合性もない飛んでもばなしなんですが主役は突飛な行動と決断で危機を切り抜ける子供の発想であり子供のドラマということでまあ仕方ないかとつい許して
見続けています。
もうひとつのお気に入りはメジャークライムですがこちらは字幕版で見返すことにより今までDlife
でみていた頃より細かい気付きがありました。
それはラスティの成長だったり、画面に写るもの全てが意味があり台詞のない仕草や目配りにもその意味する台詞が聞こえてくるかのような画面作りになっていて意外な発見としてはシリーズの中でいつも気になっていたプロベンザ警部補の机の上の瓶になぜ小銭をいれるのかと思っていましたが、これは第2シーズン早々にプロベンザ警部補が同期からトロフィーを贈られて中に4500ドルの現金が入っていたというものでそのトロフィーはずっと警部補の机の上にあるのです。重犯課のプリンターが壊れて副本部長のを使えと命じたプロベンザでしたがそのお金を使いFAXスキャナー付きのプリンターを買ったのです。そして印刷する度に5セント入れろと皆に言って以降全話に於いて皆従って小銭を入れるシーンがあります。仕事の備品を私費で買うとか使用料を徴収とか違和感がありますが洒落なのか誰も仕事の写真出力に小銭をとられることに文句をいいません。文句をいうのはFBIとか他の部署から来た人達で部外者は20セントと割高にされてたりします。
フリンとシャロンの恋愛もテレビで見たときには不自然で取って付けたように出てきた感がありましたが今回見直したら結構はじめから食事したり映画に行ったり娘の結婚式に出たりと布石があちこちあり、プロベンザの5回目の結婚なども物語の釣り合いから出てきてクローザーの時からでこぼこコンビでお笑い担当な二人がいい味をだして盛り上げていると感じます。それと重要なのはカリフォルニアで第一級殺人で起訴は死刑を意味するということでとうに死刑などなくなっていると思ったら司法取引で第二級殺人で無期懲役にするといった感じで中々司法取引も甘くないのでした。現場の刑事は陪審員に判断させるべきと司法取引を嫌いますが副本部長は経費を減らせとやたら介入してきます。しかし、司法取引を決済するのは検事が立ち会い指導してと役割分担もしっかりと描かれている印象です。日本の刑事物だと逮捕して完結ですが見ててそんなんじゃ裁判で負けるだろうというようなあやふやなケースも結構あります。そして特筆すべきは検視官で解剖専門医がいることです。先日NHKの番組で解剖医の憂鬱みたいな話がありドラマのように簡単に死亡時刻が解ったり凶器が解ったりしないというものでした。そして専門家が圧倒的に少なく解剖も全部でされるものではないという事です。日本の警察大丈夫か。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« どうせならクリスタルマウンテン | トップ | 配線とパソコン設定と »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事