m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

神戸近代建築巡り①

2008-05-09 | 建築巡り・街歩き【兵庫】



念願の神戸の旧居留地方面の建物巡りへやってきた。
阪急三宮駅から帝国信栄ビルを見た後フラワーロードをまっすぐ歩いて、まずは神戸税関、農林水産消費技術センター、新貿易会館の三つの建物を見学。





神戸税関・旧館は昭和2年築。
吹き抜けの玄関ホールはとても素敵な空間だったが、残念ながら内部は撮影禁止。





新貿易会館では建物の中で管理をされてる方と偶然出会い、ここのビルについての資料は何も残っていないのだけどと言われながらも、少し案内していただけた。
今から70年ほど前、昭和9年に建てられたこのビルは、神戸税関などと同じように、昭和の建築の特徴であるコーナーに玄関、その上には三層の窓、外壁はスクラッチタイル仕上げなど当時の流行のスタイルで造られたのだそう。
このタイルは今はなかなか貴重なものなので大事にするように、と大学の先生に言われたとか。
そして震災でもほとんど破損した箇所がなかったという丈夫な建物だそう。





玄関に取り付けられていたステンドグラス。





入り口を入ったところ。





階段柱や手摺は大理石





4階にあると教えていただけた丸窓のステンドグラス。





外壁のコーナー部分に沿うようにつけられていた照明も素敵なデザインだ。





農林水産消費技術センターは昭和2年築





玄関上の装飾は「黄金の絹を吐く蚕」をアレンジしたものだそう。

この後、旧居留地へ移動し、平成17年に登録有形文化財の指定を受けたばかりの真珠会館へ訪れる。
ここでも又みっちりと詳しい説明をしていただくことに・・

コメント (2)
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