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神戸近代建築巡り④

2008-05-13 | 建築巡り・街歩き【兵庫】



大正11年築、渡辺節設計による商船三井ビルディング、
渡辺節が設計にあたりシカゴやニューヨークへ視察へ出かけ、帰国後第一作となった作品。





このアーチの浮き彫りの装飾ががなんともいえず優雅で美しく、とても気に入った。
この辺りでは、この入り口や旧居留地15番館などをスケッチする人たちがチラホラと。





明治13年にアメリカ領事館として建てられた、重要文化財に指定されているコロニアルスタイルの神戸旧居留地15番館。
居留地最古の建物。
現在カフェ・ド・神戸というカフェレストランに。





昭和4年、ヴォーリズ設計の神戸旧居留地38番館は元銀行建築









明治41年築、辰野金吾設計の旧第一銀行神戸支店だった建物。
大林組神戸支店として使われていた時、震災で破損、外壁のみ保存され地下鉄みなと元町駅のシンボルになっている。
赤煉瓦と白御影石のコントラストが華やか。





エレベーターの入り口。





明治43年築、兼松商店本社屋だった建物、海岸ビルヂング。国登録有形文化財
ドイツで建築を学んだ河合浩蔵の設計で古典主義様式にドイツルネサンス様式を加えたデザイン。





階段を上がっていくと、3階の天井に埋め込まれた水色のステンドグラスがあり、とても印象的だった。





明治33年築、旧三菱銀行神戸支店のファミリア ホール。
設計は日本近代建築の父と言われ数々の名建築を残した曾禰達蔵。
イギリス人建築家コンドルの影響を受けたルネサンス様式で煉瓦の壁を国産の御影石で飾るという斬新な手法を用いた頑丈な建物は震災で破損することなく今に至っている。

他に、銀泉神戸ビル、昭和ビル、神戸郵船ビル、栄町ビル、清和ビルなどなどを見学。詳しくは後日旅行記にて。

コメント (2)
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