日生から鹿久居島へ渡るフェリーを待つ間、少し時間があったので私とE家のママと二人で駅近くのBIZEN中南米美術館へやって来た。
ここは初めて日生へ来た時に訪れた美術館で私好みの人面壷などの展示がたくさんあって、お気に入りの美術館。
この日は2008年度の常設企画展「MAYA クフル・アハウの残輝」が開催されていた。
前回の展示とは又ちょっと違ったがマヤ古典期(AD250年~AD900年)のさまざまな面白い作品が見れた。
この美術館の外壁は約1万6千枚の備前焼の陶板で覆われていて建物も素敵。
カカオの器は色鮮やかで楽しげな模様が描かれている。
カカオ(=チョコレート)を食する文化発祥の起源は古代マヤ文明ということで
この常設企画展を記念して、今回、入館者には期間限定で明治のミルクチョコレートがもらえてラッキーだった。
トウモロコシの蒸し団子を盛っていたという当時流行した形の器。
顔の周りにメドゥーサのようにとぐろを巻く髪の毛が不気味な人面壷
笑ってるような表情の手やおへそ?まである人面壷。
これもすごく面白い形。
四足の動物かと思いきや人が壷を背負ってる?!不思議な形。
胴が入れ物になっていて顔と足のついた器
こういうのを陶芸で作ってみたい、と思った。
お菓子入れなんかにしたらインパクト大だろな。
シンプルだけど三つの足が獣の顔になってる器。
これもいい感じ・・
さまざまな形の人型土偶。
この前見た日本の縄文時代の土偶たちを思い出す。
場所は違えども同じようなものが作られてるんだなあ。