
今回のマカオの旅の目的の一つにあったポウサダでの宿泊。
ポウサダとは貴族の館やお城など歴史的建造物を改装して営業しているホテルのこと。
マカオには3軒のポウサダがあって、その中でも一番魅力的だった元要塞のホテル、ポウサダ・デ・サンチャゴに宿泊することに。
チェックインはもうすっかり日が暮れてから。
ライトアップされるホテル。

17世紀にポルトガル軍によって建てられたバラ要塞だった建物で、エントランスは洞窟風。
要塞だった頃の名残が随所に残されている。

翌朝、外に出て外観を撮ったもの。
傾斜地に建つので全貌を撮るのは難しい・・

建物の端にはこんなトロッコがあった。
その昔はこのトロッコを使って要塞内へいろんな物資が運び込まれたのだろうか~

そして入口には昨夜は暗くてよく見えなかった大砲が

入口のホテルのネーム入りアズレージョ

洞窟入口を飾るアズレージョ


洞窟風通路を上がると吹き抜けのロビーが

更に入り組んだ階段を上がって、受付へ

廊下のあちこちにはアズレージョが飾られている
この真ん中が丸くくりぬかれたテーブルの脚が可愛い!

お部屋はベッドルームとリビングルームがあるジュニアスィートで広々~
エキストラベッドを入れてもらって3人と2人に分かれて宿泊。

チェックインしてからはこのリビングルームにみんなで集ってティータイム。

ウェルカムフルーツにナイトスィーツがうれしい~

バスルームはバスタブとシャワーブースが分かれていてアメニティは全てエルメスと、、
たまにはこんな高級感のあるクラシックホテルもいいなあ・・
いつもはたいがい寝れたらOkの安宿なので;

そして翌朝。
ホテルのレストランで優雅な朝食。
いろんな組み合わせをセレクトできたのでチキンとマカロニのスープとオムレツをチョイス。

レストランのテラス席もいい感じ。
アフタヌーンティーもよさそうだった。今回は時間なかったけど。

そしてホテル内には1740年に建てられた聖ジェームス教会がある。



朝食後はホテル内を探検。

斜面に建つホテルなので階段が多く

アーチの回廊にはアズレージョが


この組絵タイルの聖母像もとても美しいものだった。
絵のラインに沿ってカットする手法は17世紀に考案されたものだとか。

こちらはアズレージョの柱

プールも

この噴水は元貯水槽だったとか。

レストラン側のテラスにはこんな壁泉跡もあって、陶器の破片を寄せ集めたようなモザイクが面白い

陶片に混じって貝殻もあったり、

目いっぱいホテルの探検を楽しんでからチェックアウト。
静かでこぢんまりした素敵な隠れ家ホテルを大満喫できた。