南山手町歩きの続き・・
この路地のトタンに囲まれた建物群は何だろう?
と思っていたら、看板があり、この土地はソ連邦所有のものだとか。
何の建物だったんだろうか~謎めいてる・・
しばらく歩いて、階段下の方に見えた館は、明治中期に建てられた洋風住宅。
現在は修復され、長崎出身画家の須加五々道美術館となっている。
坂道だけでなく、こんな急で長い階段も。
生活するには大変そう・・
そして、明治35年に建てられた赤煉瓦造りの建物は
元はラムネなどの清涼飲料水を製造販売する「バンザイ清涼飲料水会社」の工場で
現在は各種合繊、ロープ製造などの宝製鋼株式会社の建物になっている。
とても長い建物
南山手町並み保存センターは南山手12番館の敷地に建っていた旧雨森邸を移築復元した建物。
中はきれいに改装されているが
当初のままの暖炉が残っていたり
階段親柱の彫刻も立派
市民のための貸室などで利用されていて、使い勝手の為か、洋室だけど畳敷きにされた部屋もあった。
何とどの部屋も市民なら1時間105円で借りれるみたい・・
明治37年に建てられた長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館。
長崎市内でも最大級の石造り洋館だそう。
記念館と多目的ホールとして使用されている。
当初の銀行の営業室の雰囲気が残っているホール。
細やかな漆喰装飾も。
格子の細工が美しい窓
ホールには数カ所暖炉も
明治31年に建てられた旧長崎税関下り松派出所。
現在は長崎市べっ甲工芸館として使われている。
ここにたどり着いた時には、ちょうど閉まる時間で、中に入れず。