グラバー園へやって来た。
グラバー園には幕末期に長崎に居住した貿易商たちの邸宅が集められている。
まずは世界遺産であり、重要文化財でもあるグラバー邸へ。
グラバー邸は1863年に建てられた現存する最古の木造洋風建築。
建物はクローバー型になっていて、正面玄関は設けられていないのだそう。
広く開放的なベランダは陽射しを遮るコロニアルスタイルになっている。
屋根は日本瓦が使われていて、鬼瓦も見られ、和風折衷に。
室内は明るい白漆喰で大理石風に見せているのだとか。
室内の家具類にも興味津々。
これは回転式の書架だそうでおもしろいなあ
ツル夫人の部屋。
コロニアル風の広く大きな窓
食堂
この藤製の大きな衝立もいいなあ
グラバー邸にある鏡はこの暖炉上の鏡のように、ほぼ姿が映らない高い位置についている。
姿を映すためのものではなく、部屋を明るくするために設置されたものだそう。
応接間
ガラス貼りの温室も。
馬屋の隣にある木製の扉の奥は天然貯蔵庫に。
四季を通じて一定の温度を保っているそうで食料などを保存するために使用したという。