聴竹居を見学に大山崎まで来たので、せっかくなので大山崎山荘美術館へも立ち寄った。
大山崎山荘は関西の実業家であった加賀正太郎氏が別荘として、大正から昭和初期にかけ建設したもので、
現在は創建当時の姿に修復され、美術館となっている。
加賀氏がイギリスを訪れた際に見た炭鉱夫の家に想を得たものだそうで、
イギリスのチューダーゴシック様式で建てられた。
以前は館内は展示物以外は撮影可だったが、現在は不可になってて残念;
梁がむき出しの玄関ホールは山荘のような雰囲気で暖炉を囲むイングルヌックが素敵。
深いブルーのタイルが貼られた暖炉が美しい~
タイル貼りのバスルームの特注品のタイルの美しさは改めて圧巻!!
10年前に訪れた時の旅行記はこちら→☆
玄関ドアの文様
テラスから池を眺める。
右手の建物はかつての温室へつながる通路。
テラスに取り付けられてた外灯。
門柱のとも似てるがちょっと違うデザイン
テラスから山側に見える塔屋は「白雲楼」と呼ばれて、
ここから加賀正太郎が工事の指揮をしたといわれている。
二階の喫茶室となってるテラスからの眺め
新緑が美しい~
本館以外にも敷地内の5つの建物が国の有形文化財になっていて、
そのうちの一つ、橡ノ木茶屋。
ここから見ると平屋建ての建物だけど、
庭園への階段を下りていくと、斜面に建つ橡ノ木茶屋のコンクリート造りの石貼の地階があった。
庭園の緑が鮮やか
庭園から山荘を見上げる。
こちらは敷地内にあるレストハウスで旧車庫の建物。
帰りに立ち寄った古民家カフェ、ハーミットグリーンカフェ。
ここでゆっくりお茶して帰った。