先日、名古屋を案内してださったMさんと橋本の「やをりき」で待ち合わせ。
橋本へ来るのは7年ぶりで、前回はこのやをりきが定休日で、ランチはできなかったけど、
たまたま出ておられたお店の奥さんに店内だけ見せて頂いた記憶があった。
入口扉横のアールのアクセントの効いたこのタイルコーナーいいなあ。
この日はMさんが営業を確認してくださってたので、開いててよかった~
店内は7年前訪れた時とはテーブルと椅子が変わったみたいだけど、
カウンターの椅子などはそのまま
懐かしい気分
約束の1時を過ぎ、Mさんから連絡が入る。
なんと昨夜遅くなったため先ほど起床され、大遅刻となりそうとのこと。
とりあえず先にご飯食べて、先に町歩きしておいてくださいと・・
おすすめを聞いたらオムライス、とのことだったので、オムライスを注文。
美味しくて、ボリュームもたっぷり。
お店のおかあさんに、待ち合わせの友達が2.3時間遅れるみたいで・・
と話すとお話に付き合ってくださった。
前回来た時はおばあちゃんがメインでお店をされてたようだけど、おばあちゃんはもう90代だそうで
おかあさんが全て仕切られていた。
お料理上手なおかあさんに料理のレクチャーを受け、レシピもいろいろ教えていただいた。
レンジ用の網付きの蒸し器は便利、とのことでそれも帰ってから購入。
7年前にお店が閉まっていたところを店内を見せて頂いたことがあると、後で言ったら、
なんとその時のことを覚えていてくださってた。ご主人と一緒に来てた人やね?と・・
その時の記事→☆
カウンター内にあるこの造り付けの家具と大きな古時計が素敵。
以前はお店を新しくしたいけど、おばあちゃんの許可が下りないと言われていたのだけど、
今回お話すると、お店は絶対このまま使い続ける、というような強い意志を感じた。
私も前回言ったけど、来るお客さんに皆、大事にしてくださいというようなことを言われると。
以前出前用に使われてたというこの岡持ちもお客さんに捨てずに小物入れにしたら?
と言われて大切に取ってあるのだとか。
こちらの岡持ちも、そう言われて食器入れに。
7年前のことを思うと、おかあさんのお店をこのまま維持していきたいという意識の変化に驚いた。
これも訪れる人たちがお店の価値を訴え続けた結果なのかなあと。
よかったなあ。
衝立の裏には「YAORIKI」とローマ字で入れられてて、その手描き文字が味わい深い。
他にもおかあさんの趣味の山登りの話やサイクリングを始めようと思ってるという話に
しまなみ海道や琵琶湖一周をすすめてみたり、いろいろと話は尽きず、結局2時間以上長居してしまった。
更に多津美旅館が見たいのだけど、と言うと、電話してあげるわ、と
電話を何度かかけて頂け、結局つながらなかったのだけど、後に訪れた時にやをりきのおかあさんの紹介で
と見せていただくことができた。
Mさんとは半分ほど町を散策した辺りで合流でき、
更に一緒にじっくりと見て回って、最後又やをりきへやって来た。
Mさんは前回5月に来た時にヒレカツが美味しかったと言って、遅れたお詫びにとヒレカツ(夜ごはん)を
ご馳走してくださった。
おかあさんからは更にサービスで手作りのお惣菜をふるまっていただけた。
この日私は結局、やをりきに入りびたり;
長い間居座らせて頂いてありがとうございました。
またいつか、おかあさんにお会いしに行きたいなあ。