最終日には大連賓館で行われてる館内ツアーに申し込んだ。
館内ツアーではまずは貴賓室へ。
この部屋を見るにはツアー代、50元必要(約900円)
宿泊料からするとややお高め。
しかし、その貴賓室へ入ると、その独特な特別空間に息を飲んだ。
ゴージャスさの中に気品と落ち着きが漂う部屋。
今でもこちらのお部屋では国内外の要人との会談や会議などに現役で使われているそう。
天井には蓮の葉を模した絵が描かれ、水晶のシャンデリアがぶら下がる。
部屋の周りに並ぶ列柱は金箔が貼られているが、ぴかぴかというよりはシックな金色
カーテンボックスや
壁面に優美で細やかな彫刻が施されている。
次に資料室となっている小部屋へ案内され、そこは写真撮影禁止とのことだったが、
その扉を開けると、朝食会場にもなっていた元宴会場兼ダンスホールが見下ろせた。
資料室は元楽団が演奏する小部屋だったんだとか。
シャンデリアも間近で見れる。
近くで見るとやや和テイストのシャンデリア
天井にはシャンデリアの他に、白菜?キャベツ?のような飾りも
この後、ラストエンペラーの溥儀も泊まったという部屋も見せて頂けたが、そちらは撮影禁止。
格天井の天井の高い部屋だったが、思いのほか質素で狭い感じが。
そして、2階にある喫茶「大和」
夏目漱石もここでお茶を飲んだとか。
中山広場に面していて、眺めは絶好。
私たちは最後に、中庭カフェの方を案内して頂いて、そこでお茶することに。
4階まで吹き抜けの中庭は今は屋根とネットがかかっていて、上を見上げると景観はあまりよくないけど
4層吹き抜けの開放感があった。
私は金柑ジュースを頼んだのだけど、これもシークァーサーに似て癖になりそうな風味で美味しかった。