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【バルセロナのガウディ建築サグラダ・ファミリア】ポルトガル(リスボン他)&スペイン(バルセロナ)の旅2019

2019-11-24 | ポルトガル(リスボン他)&スペイン(バルセロナ)の旅2019
そしてこの日の最後、時間指定で予約していたサグラダ・ファミリアへやって来た。
サグラダ・ファミリアは1882年の着工から今もなお工事中。
完成予定は2026年といわれている。


これは↑23年前にやってきた時の写真。聖堂内側から。
23年前にやって来た時はまだ屋根がついてなかった。
ステンドグラスももちろん入ってないし・・
どれだけ完成に近づいているのかも楽しみ。


同じく23年前↑尖塔アーチの中はステンドグラスが入る予定のところ。


地下鉄の駅を上がると、目の前に現れたサグラダ・ファミリア、受難のファサード。




現在も工事中のため、クレーンが見える。


12使徒へ捧げられた鐘楼。
各ファサードに4本ずつ、計12本立つ予定。
先端はモザイクタイルで飾られている。
前回はこの塔の上に上がったが、今回は上がらず。


聖書の内容を聖堂全体で表しているというサグラダ・ファミリア。
生誕のファサードには様々な彫刻と装飾が施されている。


入口には雨の中ものすごい長蛇の列ができていた。
予約しておいてよかった・・


生誕のファサードは唯一ガウディの生前に完成。
キリスト誕生の喜びを表し、
キリストの生誕から幼少期までが彫刻で表現されているという。


15体の天使の像は日本人の主任彫刻家、外尾悦郎の手によるもの。
天使のうち2体は東洋人の顔をしているそう。



東洋人はどれかなあ?!




イエスが聖母マリアに冠を授ける聖母戴冠を表わす彫刻。





入口には生誕の門と呼ばれるブロンズ製の三つの門扉、信仰の門、慈悲の門、希望の門があり、それらの門扉も外尾悦郎が手掛けたものだそう。
慈悲の門。
蔦の葉の間に昆虫が潜んでいる。


葉脈まで表わされた葉や生き生きした昆虫がリアル。
全ての生き物はつがいで作られているという。


トカゲも。


信仰の門にはとげのないバラがびっしりと。


そして聖堂内へ。



60mもの高さの柱は途中で枝分かれし、ドームを支える。


ドームを支える柱は先が枝分かれした樹木をイメージし、


天井のギザギザはシュロの葉をモチーフにしたものだそう。





傘を広げたような覆いの下には十字架上のイエスが宙に浮く。
祭壇もこれまでにない摩訶不思議なデザイン。




光にあふれる聖堂。


ステンドグラスも自然光に照らされ、美しく輝く。
生誕のファサード側の寒色系のステンドグラス。





受難のファサード側の暖色系ステンドグラス。


西日が差す頃が最も美しいと聞いて、夕方に予約したのだけど、
雨降りだったので、関係なかったかも。
それでも、外からの自然光に照らし出されるステンドグラスはとても美しかった。












柱には四人の福音書記者、マルコ、マタイ、ルカ、ヨハネのシンボルが飾られる。


翼のあるライオンのシンボルはマルコ。











パイプオルガンのパイプにはステングラスの色が虹色に反射してとてもきれい。





地下はミュージアムになっていて、サグラダ・ファミリアやガウディに関する資料を見ることができる。
サグラダ・ファミリアの断面模型。
思ったより柱が詰まってるんだなあ。


模型などが置かれた作業場も。


ガウディの肖像


1882年から建設が始まっているので、既存の部分の修復も行われている。


サグラダ・ファミリアのステンドグラスで使われている色見本。
それぞれの色の中でもこんなに細かく階層に分かれているとは。
前回からは、一気に完成に近づきつつあるサグラダ・ファミリアをみることができて
よかった。内部空間はやはり圧巻だった~



コメント
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