海中道路をドライブした後、やってきたのはコザ。
直前にネット調べでコザに巨大な壁画があると知り通りすがりに立ち寄ることに。
子供たちにいろいろ選択肢出してどこへ行きたい?と聞いても、どこも別に・・と気のない返事;
強いて言えば古本屋さん(マンガ)という旅行先でわざわざ行かないような日常的な答えしか返って来ずで、、
コザにある古本屋さんで家族がくつろいでる間に、壁画を見にやって来た。
壁画はコザ十字路の商店街の銀天街にあるビルやアパートの壁を利用して描かれたもの。
なんと面積がギネス世界記録を倍以上上回る1600平米、全長180mにおよぶという。
壁画にはコザの歴史や異文化社会などが描かれてるそう。
コザ十字路歴史絵巻解体新書というサイトに詳しい解説あり。
米軍統治下でグスクが破壊され、石垣だけでなく地形もろとも崩された様子。
同時に沖縄芸能が盛り上がりを見せ、「チャンプルー文化」のおこる基礎になったという。
マッカーサーがブルドーザーで石垣を破壊してるというシュールな絵
黒人街として街が栄える様子
庶民の台所としても発展し、外国人向けの飲食店や衣料品店が立ち並んでいたそう。
銀天街へ入ってみた。
昭和54年にアーケードが整備され、最盛期を迎えた頃には125軒の商店が軒を連ねていたそう。
今ではお店はまばら・・
閉まったシャッターにもかわいい絵が描かれてた。
商店街を通り抜け、家族が待つ本屋までぶらぶら歩く。
門の装飾が日本じゃなくアジアっぽいなあ。
富士山みたいな山がデザインされた門扉
この門扉もかわいい。
漆喰で塗り固められた白い屋根が見える。
少しデザイン違いのものも。
あちこちで咲き乱れる鮮やかな南国の花
シーサーも一家に一対?!
石造り風、赤瓦風、三彩風・・それぞれの家のカラーが現れるシーサーたち。
この後、家族と合流。
子供たちが言う沖縄の古本屋事情は本の扱いが雑、値段が高め設定なのだそう。
島だからか流通が やはり少ないからかなあ。
その後は初日に行けなかった中村家住宅へどうしても行っておきたくて
やって来たのだけど、なんと定休日だとか。
オンシーズンなのに、定休なんてあるんだ・・がっくり
ヒンプン越しに中村家を見る。
かろうじて赤瓦と屋根の上のシーサーが。
やっぱりこの琉球石灰岩の石垣がすごくいいなあ。
裏手に回ってみたけどさすがに入れないなあ
この石垣が真っすぐのびる通りも好き。
入れなかったけど、来てよかった。
10年前に訪れた時のレポ→☆