m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

猫型シュガーポット完成

2011-09-14 | 陶芸&タイル作り


夏休み前に作っていた猫型シュガーポットが焼き上がった。
今回は陶芸教室に新しく加わった新色、白鳳釉で焼いてもらったのだけどマットな乳白色で
好みの雰囲気に仕上がっていたのでうれしい。





後ろから見た感じ。
スプーンの柄をしっぽに見立てて。










今日作ったのは耳付き楕円鉢(写真は耳つける前)と





この得体の知れない物体はというと・・





石見銀山の群言堂で見た一輪差し付き箸置き。
のデザインをそのままパクってみた・・;
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カトリック豊中教会他

2011-09-12 | 建築巡り・街歩き【大阪】



昨日は建築講座にてカトリック豊中教会へ訪れた。
ここは以前一度訪れたことがあったが、この日の講座ではまたいろいろと新たな建物の魅力を知ることができた。
昭和14年にチェコスロバキア出身のヤン・ヨセフ・スワガーにより建築された建物。






モダニズムと仏教寺院風が併存した建物とのことで
教会でありながら正面の塔には寺院風の高欄が廻っている。





聖堂内は杉の丸太の柱が連なる様子は同じチェコ出身の建築家、アントニオ・レーモンドの影響を受けているそう、
天井は欅のべニヤが用いられた格天井とのことで木の質感が伝わる和風の内装。









縦長の格子窓が連なる明るい聖堂内。





祭壇の上は折り上げ格天井になっていて、その格天井にトップライトが設けられている。
日本の格天井とヨーロッパ式のトップライトが融合した大変珍しい画期的なデザインなのだそう。





十字架をモチーフにした扉の装飾。





祭壇脇の照明も和風で十字架モチーフのデザイン。





あちらこちらに十字架がモチーフの凝った装飾がほどこされている。





丸窓ははめ殺しでなくこんな風に開閉可能だったとは・・





こちらは告解室とのこと。
真ん中に懺悔を聞く神父さんの部屋、両脇には告解部屋が設けられている。
部屋の上にはランプがついていて使用中か否かがわかるようになっている。
キリスト教ならではの設備に興味津々・・
中の様子も見せて頂いたがブログへは控えさせていただくことに。





そして聖堂に隣接している集会室へ。
聖堂内と同じく縦長デザインの格子窓が三方にとられていて明るい光が差し込む。
同じく木造で窓のデザインは同じだけれど、こちらは白いペンキが塗られてるということで
一気に洋風感が増してるとのこと。
ほんとに、ペンキで木の風合いが消えるとこんなに印象が違うとは・・









祭壇上のトップライトはこちらの破風の明かり採りからの光が届くようになっているそう。









ドアのすぐ横に配置された窓はモダニズムならではのデザインだとか。





カトリック豊中教会の見学を堪能した後は、駅前の豊中クラブ自治会館へ向かった。
途中にあった飾り格子のついた丸窓がポイントのかわいいお家。





こちらの豊中クラブ自治会館は明治44年に箕面駅前に建てられた日本最古のカフェ、カフエーパウリスタの1号店であったといわれる建物。
大正6年にはすでに豊中に移築されていて自治会館としても90年をこえる歴史を持つそう。





トタンに覆われた建物の下を覗くとアーチ状の窓が連なる。





二階の広間にも三連のアーチが並び、建築当初の窓枠などが残されている。
アーチの向こうは当初はテラスだったそう。





天井には型押しされた装飾も。

見学の後はぷにょさんが見学途中で目をつけていた喫茶店「ブーケ」へご一緒させていただいたが
そこの喫茶店の内部には花模様がかわいいイタリアンタイルがふんだんに使われていて、
トイレの中もあっと驚くような斬新なタイル使いに皆、驚愕?!

豊中はわりと近くなので油断して?いたが駅前も細かく見るといろいろと見どころがあるようで・・
この日も半日、満喫できた。



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喫茶 石

2011-09-10 | 純喫茶&リノベカフェなど



南禅寺大寧軒並河靖之七宝記念館を見学した後、祇園まで戻ってきた私たちはお茶することにした。
この前偶然ネットで見つけて行ってみたいと思っていた「ぎおん 石」へ。
一階は世界各国の石が集められたショールームになっていて、二階へ上がると「喫茶 石」がある。





ショールームの店員さんに導かれるまま赤白のツートンカラーが素敵なレトロなエレベーターに乗り二階へ。
エレベーター周りは洞窟?の出入り口のごとく石に取り囲まれている。





エレベーターから降りるとそこは喫茶フロアになっていた。
落ち着いたウッディーな店内。





壁から垂直に飛び出す照明!
こんな照明の付き方は初めてみたような・・
後で見ると外観にもこの飛び出す照明のモチーフが使われていた。





存在感のある大きな石の柱も店内のアクセントになっている。









カウンター付近も所どころにアールが取り入れられやわらかくレトロな印象。





トイレの中も~!
包み込まれるような?空間が・・





ここで食べたのはごく普通のあんみつだったけど。





帰りはビルの真ん中の吹き抜けになってる階段を下りた。
階段の踊り場も何気にアートな空間が作られていた。





あらためて外観を見てみると、複雑で斬新なデザインが。

この辺は今まで何度も通ってたけど全く気付かなかったなあ。







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並河家住宅 並河靖之七宝記念館

2011-09-09 | 建築巡り・街歩き【京都】


南禅寺大寧軒へ訪れた後やってきたのは並河靖之七宝記念館。
ここは前から行ってみたかったところ。
それは七宝焼を見たかったからで、お庭や建物もこんなにみどころがあったとは・・
ひろ009さんのブログで拝見してこれを機会に訪れることに。





まずは七宝の作品展示を見た。
展示室は撮影禁止なのでチラシの写真・・
並河靖之の七宝は有線七宝といわれるもので主に銅でできた素地の上に金や銀の線を
貼ってその線と線の間に釉薬をおいて焼成、研磨を繰り返して完成させるものだそう。
その作品を見るととてつもなく細かい作業だったということがうかがえる。
優美で繊細なデザインに鮮やかな色彩、時には色合いの濃淡までもが表現された作品はため息の出る美しさだった~
これらの作業は何人かの職人さんによる分業で行われていたそうだが、
焼成の工程だけは必ず並河靖之自身がこだわりをもって行っていたそう。





庭園は七代目小川冶兵衛の作庭で、七宝の研磨のために琵琶湖疏水を引き込んだ庭となっている。
(小川治兵衛が民家に琵琶湖疏水を用いた初めての例だそう)





驚くのは主屋の縁側の下まで池が入り込んでいて池の上にお屋敷が浮かんだような構成になっている。
夏に見るお庭としてはとっても涼しげで風情があっていいなあ。





縁側下まで水が来てるので家は湿気はしないのか?と尋ねてみると、こちらの池の水はずっと留まったままの水ではなく
疏水の流れで常に循環してるものなので、大丈夫だとのこと。
流れにのって淡水魚がやってきたりもするのだとか。
この日は大雨の後だったので池の水が濁ってしまっていたが、普段は底まで見渡せるくらいの透明感があるという。









お庭の敷石などあちこちに全国各地の名石が用いられていてそれぞれに存在感がある。





丸い大きな踏分石も。









こちらは鞍馬石製の一文字手水鉢。





建物は明治27年建築のもので、こちらは庭に面した主屋。
並河靖之の七宝作品は欧米では絶大な人気を博して、外国からの訪問客が多かった為、
当時としては高い敷居が設けられていて輸入品のガラス障子が用いられている。





向かって左側のお部屋は畳敷き、右側は椅子式のお部屋だったことから
その目線に合わせてガラスの位置を変えるなど細やかな配慮も。
長い立派な沓脱石は膳所城で使われていたやぐら石だそう。






畳敷きの応接室から眺めたお庭。





旧工房の軒下に巡らされていた犬走りには古瓦などがアクセントに入れられている。





最後に玄関から裏口まで続いている通り庭にある台所を拝見。
吹き抜けの高い天井にタイルが貼られた流し、収納力たっぷりな食器棚が並んでいた。

素敵な庭園と七宝作品をダブルで満喫することができてよかった。





















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南禅寺・大寧軒

2011-09-06 | 建築巡り・街歩き【京都】


ひろ009さんのブログで見て、京の夏の旅文化財特別公開期間中(9/30まで)の南禅寺大寧軒と並河靖之七宝記念館へ訪れてきた。
この日は出かける直前に結構な雨が降って来たので、思わず出るのをためらってしまったが、
友人Tちゃんと久々の約束でもあったのでそのまま決行することに。
京都に着いた頃にはほぼ雨も止んで、雨上がりのしっとりとした風情あるお庭を眺めることができてよかった!
特別公開期間中はどの施設にも専門の案内人の方がおられるそうで、詳しい解説を聞いた後、お庭を拝見。





大寧軒は南禅寺の塔頭寺院であった大寧院の跡に明治末期に作られた池泉回遊式庭園で
茶人薮内紹智により作られたものだそう。





470坪の庭園内には茶室もあり、琵琶湖疏水を引き込んだ池が作られている。













こちらの滝は琵琶湖疏水の取水口のひとつから導かれたもの。





流れの中には石造りの三柱鳥居が立てられていて、その足元中央からも水が湧き出ているそう。





東山の山並みが借景に取り入れられ、奥行きと広がりのある庭も感じることができた。






雨上がりの木々と苔の緑もほんとに瑞々しくてきれい!





庭園内にはさまざまな型の灯籠や自然石を利用した手水鉢など石造物も点在していて、
この庭石のひとつである玄武岩は城崎温泉近くにある
玄武洞の柱状列石を運びこんだものでとても珍しい銘石なのだとか。





いろいろと見どころの多い庭園を満喫することができた。





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島根の旅2011【温泉津温泉の町並み】

2011-09-05 | 島根の旅2011


石見銀山での長距離ウォークで汗をかいたあとやってきたのは、温泉津温泉。
石見銀の積み出し港や北前船の寄港地としてもにぎわっていたという温泉町は重伝建保存地区にも指定されている。
落ち着いた湯治場の風情が漂う町並みが残されていて、温泉宿が立ち並ぶ中に源泉かけ流しの外湯が二つある。
ここでとりあえず汗を流そうということに。





こちらは最も歴史の古い元湯。
十数年前にも一度、この湯治場の雰囲気に憧れてやって来たことがあって向かいの宿に泊まり、
ここの元湯に入ったことがあったのでとってもなつかしい~
前回入ってない薬師湯の方も気になったがやっぱりどっちか入るならこっちの元湯だなあ。
ただやたらお湯が熱かった記憶があったので、子どもたちは大丈夫かな・・と。





番台のおばちゃんがお湯は熱いけど、何度もかけ湯をして体を慣らしてから入ったら大丈夫!と。
温泉内は時が止まったような空間・・湯の花で茶色く変色した湯船と床がインパクト大。
十数年前に入った時となんら雰囲気が変わってないのが又うれしい。
湯船は二つ「あつい」と「ぬるい」があるのだけど、そのぬるい方がかなりの熱さ。
ここへ30年も通いつけてるというベテランの90歳になるというおばあちゃんが、何度もかけ湯して、
洗い場で休んで、を繰り返してゆっくり入るようにと指導してくれた。
90にもなるのにお元気そうなそのおばあちゃん、やはりここの湯に通いつけてるせいかなあ?!

元湯の玄関には立派な唐破風がついていて、その天辺に猫?!と思いきやこれはタヌキの彫刻;
昔タヌキがこの元湯の裏手で温泉に浸かって傷をいやしているのを発見したのがこの元湯のはじまりだったとか。





こちらは元湯の前の湯治宿「長命館」
短大時代の友人と泊まったことがあって、今回懐かしんでここへ宿をとろうかと連絡してみたがこの日はやってないと断られてしまっていたのだった。
結局いろいろ考えた結果、この日の宿は米子に・・





築約100年の歴史のある木造3階建の長命館。
中には木造の螺旋階段もある。





そしてこちらがもう一つの外湯「薬師湯」
元湯とは又趣の違う半円形の張り出しがモダンな雰囲気の建物。





薬師湯に隣接する木造の洋館は大正8年に建てられた旧薬師湯だった建物。
所どころに元温泉施設だった面影が残る・・現在は「震湯カフェ内蔵丞」になっている。





和風の湯治宿が立ち並ぶ中、ひときわ目を惹く美しい洋館。





この日、カフェはお休みだった・・
時間が遅かったからか?
中をちらりと見せていただいたが天井の装飾や階段まわりなど、格調高く凝った造りが見られた。





コーナーの窓が洋風チックなこんな建物も。





港に近いところにはこんな立派なお屋敷と蔵が。
温泉津の中でも最も古い住宅建築、二百数十年の歴史のある内藤家庄屋屋敷。





なまこ塀が美しいこんな路地も。
ぷにょさんが「温泉津の張り瓦」という記事にてこちらの美しいなまこ塀の魅力を語られている。





そしてやってきた温泉津港はひっそりと静まり返っていた。





港のそばには観光案内所があり、ここでも看板猫ちゃんが入り口で寝そべってくつろいでた。





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佐々木千絵さんの「子連れソウル」

2011-09-04 | 趣味その他


旅キッズの旅ラブママブロガー紹介でご縁を頂いたイラストレーターの佐々木千絵さんが
この度、かわいいイラストがちりばめられたディープなソウル案内、「子連れソウル」を出版されたので早速購入してきた。
なんといってもイラストと手書き文字がかわいくてカラフル!
そして子連れでソウルを楽しむノウハウも満載!
ソウルならではなマニアな?雑貨などお土産情報もツボ!で
本を読んでとっても楽しめると共に
初めて子連れで海外へ旅する人にとっても有難い情報が目白押しの素敵な旅本だった。

私的には前書きの文章にとっても共感!
生後10か月の娘さんを連れて初母子旅行で初子連れ海外旅行を決心された時の心境が綴られていて
自分が初めて子どもを連れて海外旅行へ行こうと決心した時の気持ちと重なって思わずジーンとなった。
我が家の場合は双子(1歳3カ月)だったこともあっておばあちゃん連れの家族旅行となったのだけど、
それでもその時の決心と意気込み?は相当なもので
自分の中でその旅は単なる遊びと言うよりも成し遂げなければならないミッション?!
のごとくの気合いの入れようだったこともなつかしく思い出された。
(この海外旅行を乗り切れば、普段の大変な生活も乗り越えられるに違いない!みたいな。)
佐々木千絵さんも書かれてるように、子連れで海外旅行はハンデというより、
子連れならではの出会いや楽しさもあるというところも共感・・
この本を読んで子連れ海外旅行の一歩を踏み出してみようと思われる方が続出?!するのではないかと
思わせられるような子連れママトラベラーには心強い一冊だと思った。



ちなみに我が家のなつかしの初子連れ海外旅行の旅行記(というより記録;)はコチラ↓
バリ・ウブド1歳3ヶ月双子連れ初海外7日間の旅

更に我が家の子連れプサンの旅はコチラ↓
李朝家具を買い付けに♪子連れ釜山船の旅

更に更に子連れソウル旅↓(ここら辺に来ると自分の建築巡りが幅を効かせ過ぎて子連れ旅の参考にはあまりならないけど;)
ソウルの旅2009①【国立中央博物館・北村韓屋村・明洞聖堂他】
ソウルの旅2009②【徳寿宮・徳寿宮キルの近代建築他】
ソウルの旅2009③【ヴォーリズ建築の梨花女子大学】
ソウルの旅2009④【三星美術館”Leeum”・チムジルバン他】
ソウルの旅2009⑤【ソウルの近代建築、韓屋レストラン、韓国の餅、楽園洞他】
ソウルの旅2009⑥【オリニ大公園、仁寺洞の裏通り、ソウルの近代建築他】
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島根の旅2011【群言堂 石見銀山本店】

2011-09-02 | 島根の旅2011


龍源寺間歩へ向かう前に腹ごしらえに立ち寄った「群言堂石見銀山本店」
ここのお店が予想通り素敵なところだったのでワクワク。





お店の前には人懐っこい看板猫ちゃんがうろうろしていて、道行く人たちの注目を集めていた。





食事の前後に群言堂の中を探検。
築160年の商家を改装した店内は趣があって、ショップには選りすぐりの器や調理道具などの雑貨が。













カフェから眺められる緑がいっぱいの中庭も素敵。









登り窯をイメージしたという中庭からショップへの入り口も。
中からお人形さんみたいな女の子が顔をのぞかせてたので思わずパチリ。





中庭には他にも木造の小学校の廃材を利用して手作りで建てたという小屋もあって興味津々・・





錆びたトタンや懐かしい味わいのタイルが使われた外観。
中は布地屋さんに。





主屋の二階はイベントスペースになっていて、この期間は竹の輪をつなげるワークショップが行われてたので
家族みんなで竹の輪っかに和紙を貼って願い事?を書いてきた。





心地よい風が入ってくるのでここでも一休み。









ランチはスープやおかゆ、カレーなどがあって、それぞれ800円ぐらい。





野の花が添えられた箸置きがかわいい・・このアイディアいただこう~

ここでゆっくり休養をとった後、龍源寺間歩を目指したのだった。












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島根の旅2011【石見銀山と大森の町並み】

2011-09-01 | 島根の旅2011


夏休み最後の旅行に家族と両親で世界遺産の石見銀山へやって来た。
戦国時代から江戸中期にかけて日本最大の銀山として栄えた石見銀山。
17世紀のはじめには世界の銀の産出量の約1/3が日本銀で占められ、そのほとんどが石見銀山のものだったのだそう。
その石見銀山の中で一般公開されている龍源寺間歩と旧銀山街道の大森地区を散策した。





銀山地区はは車の進入が規制されているので世界遺産センターに車を止め、バスに乗り換え、大森代官所跡バス停から
大森地区を歩いて、龍源寺間歩を目指すことに。
鉱山に隣接して栄えた町、大森は武家や商家の旧宅、社寺などが点在していて重伝建保存地区にも指定されていて風情のある町並みが続く。





旧大森代官所跡にある石見銀山資料館は明治35年に建てられた元邇摩郡役所だった建物。









市松模様のタイルが貼られたたばこ屋さんのショーウィンドウ。





大正末期から昭和初期にかけて町内にあった5軒の理髪店のうちのひとつ「理容室アラタ」






店内は当時の雰囲気が再現されていて、素敵なアンティークの椅子が。





江戸時代から続く老舗のお菓子処有馬光栄堂へ、げたのはという黒糖のお菓子が有名だそうだけど、
その横にあった大豆入りの銀山飴が美味しかったのでそっちを購入。





古いたばこ屋さんのかわいいショーウィンドウ。





ショーウィンドウの足元には色合いがきれいなタイルも残されていた。





狭い土地で鉱山を営むために普通の城下町とは異なって、武家や商家が入り混じって建つ町並みが見られる。





これから龍源寺間歩までは片道50分ほどの道のりがあるので、こちらの「群言堂」にてお昼ご飯を食べて行くことに。
こちらのお店の詳細は別記事にて。





コカコーラの自販機も美観を損なわぬように?美しくコーティングされてる・・





こちらは明治23年に建てられた旧大森区裁判所。
現在は町並み交流センターとなっている。
この日は地元の方たち?が流しそうめん大会をしていてにぎやかだった。





鳩の見張り?!
塀の瓦の上に見かけたかわいい鳩





ここは石見銀山の中にある唯一の小学校太田市立大森小学校。
全校生徒は現在16人だとか。
行き違いになったガイドさんが教えてくれた。





のどかな風景の中、ひたすら歩き続ける・・
この辺りは山手とはいえ盆地だからかやたらと暑く、容赦なく照りつける太陽にみなぐったり気味に;





龍源寺間歩までは歩き以外ではレンタサイクルや環境に配慮したベロタクシーなどで行くこともできる。
レンタサイクルの人も行きの坂道はキツそうだった・・





汗、ダラダラでやっとたどり着いた龍源寺間歩の入り口。
入り口からは白い冷気が出ている~





一歩中へ足を踏み入れたとたん、強烈な寒さが押し寄せてきた間歩の内部。
龍源寺間歩は全長600m、見学できるのはそのうちの156m。
これら全て人力の手掘りで掘ったというのが驚異的・・
想像通り当時は相当過酷な職場だったそうで、鉱山で働く工夫は30歳まで生きられたらお祝いした、というくらい
平均寿命が短かったそう。
その分福利厚生はしっかりしてたのだとか。





こちらで採掘された銀は灰吹法といわれ、鉛と銀を一緒に加熱し結合させ、その混合物を加熱して鉛だけを灰に吸収させて
銀を採り出すという方法で精錬されていたそう。
寒~い間歩内でクールダウンした後、もと来た道戻り、石見銀山を後にした。











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