日本では、ようやくプロ野球が開幕しました。リモート観戦というそうですが、
ファンも選手もうずうずしていたことでしょう。 それにしても、アメリカ、
ブラジルなどは、新型コロナの感染拡大がひどいようです。
原題は、Once Upon a Time in the West の 1968年制作のイタリア、アメリカ
合作映画をBSで見ました。
西部開拓時代の終り頃のアリゾナを舞台に、将来鉄道が通ることを目して荒野に
広大な土地を買い、そこに駅を作り、賑やかな街ができることを夢見た一軒家では、
おりしも再婚の日を迎え、ニューオーリンズから新妻の到着を待つ中、ギャングに
襲われ殺されてしまうのです。
(ネット画像より)
荒野に鉄道が拡大されつつある、そんな時代背景にあって、それをめぐる争い
の中、係る人物のそれぞれの思いが重厚な響きで絡み合う姿が描かれながら、時代
の大きな流れを映し出す大作でした。
チャールス・ブロンソン、ヘンリー・フォンダ、クラウディア・カルディナーレ
らの主演で、監督はセルジオ・レオーネ、音楽は、エンニオ・モリコーネら お
なじみの布陣です。
(youtubeより)
途中、かって見たようなところもあったりしましたが、最後までしっかりと見ました。
一昨日には、ヘミングウエーの「老人と海」を観ました。 これは、もう3回目
くらい見たことになり、思えば、高校を卒業した頃に初めて見たような気がします。
3度目ともなると、老人(スペンサー・トレーシー)が、巨大カジキと戦うシー
ンの迫力は、それほど感じませんでしたが、老人のかたくなに、しかし夢をもった
生きる姿をそこに見て、変わらぬ感動をあたえてくれました。
そういえば、ちょっと前に、やはりBS映画で、クリント・イーストウッド監督・
主演の「マジソン群の橋」もよかったです。 放浪カメラマンと留守を守る主婦の
4日間の愛の出来事がほのぼのと、しかし強く燃え上がる「4days」として描かれ
た当時の話題作でした。
(ネット画像より) (ウイキペディアより)
巣ごもりも、3か月以上ともなると、あれこれとうまく、自己にあったペース
が作られてきたようで、適度のストレッチ、ベランダの水やり、パソコンのお守り
と毎日が淡々と過ぎてゆく感じです。 旅行、温泉はもう少しお預け・・です。
Ennio Morricone 映画「ウエスタン」 Finale ~ Dal Film ” C'era una volta il West ”