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蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

アオスジアゲハ  (bon)

2020-06-26 | 日々雑感、散策、旅行

 アゲハチョウです。

 このところのお天気は、ぐずついて気温も低く、かわいい蝶のイメージに合わ
ないですが、先日の晴れ間に、ベランダで見かけました。 割とすばしこい感じ
でしたが舞舞と飛んでいました。
 アオスジアゲハは、ありふれた種類ですから、あちこちで見かけたりしますが、
こんな街中にも来てくれるんですね。 何年か前には、黒アゲハかカラスアゲハ
かわかりませんが、大きくて真っ黒な、それに、翅の後ろの先がぐっと伸びた
精悍な感じを思わせるようなスタイルのアゲハが、ベランダでひらひらと舞って
いました。
 以前見た本によれば、ミカンなどの柑橘系の木によってくるようです。 クチ
ナシにもくるようです。鉢植えの、ミカンやレモン、クチナシに丸々と太った青
虫が精力的に葉を食べていました。

    アオスジアゲハ 
          (ウイキペディアより)

               (ネット画像より)


 アオスジアゲハは、黒い翅の部分には黒い鱗粉がついているのですが、空色の
帯の部分には、鱗粉がなく薄い半透明の翅の膜そのものなんだそうです。

 アゲハチョウ科アオスジアゲハ属に分類されたチョウだそうで、都市部でも
よく見られるとあります。

              幼虫 
         (ネット画像より)

 

 幼虫は、変り者で、防虫剤として使われていた樟脳の原料で、独特の香りのあ
るクスノキやその仲間の葉を食べるのだそうです。 そして新聞(読売6/7)にも
書かれていましたが、
雄の翅も変わっているというのです。
 雄の後ろの翅の付け根、腹が接するあたりが表側にクルリと巻いている部分が
あり、この中に1センチくらいある白い毛の束のようなのが入っているとか。その
機能や役割などはわかっていないそうですが、雌に求愛する際にこの白い毛のよう
なものを出す様子が観察されているとか。

  ギフチョウ          カラスアゲハ
  
          (ともに、ウイキペディアより)

       ナミアゲハ(よく見かけます)
        (ウイキペディアより)

 ウイキペディアに、アゲハチョウの分類を見てみますと、大きく3つの亜科に
分かれていて、ギフチョウはウスバシロチョウ亜科タイスアゲハ族、ナミアゲハ、
キアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハなどは、アゲハチョウ亜科のアゲハチョウ
族に分類されていました。

 ここで取り上げたアオスジアゲハは、同じアゲハチョウ亜科のアオスジアゲハ
族に分類されています。同じアゲハチョウ亜科でも、その食草が、前者はミカン
科の木で、後者はクスノキ科、モクレン科の木なのだそうです。

 



 3密ムードですが・・

 

 

 

 

コメント
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