ひたすら巣篭りを続ける毎日です。
とにかく電車などの乗り物のお世話にならないよう心掛けているものですから、
買い物などもつい通販に頼ってしまいます。 文末に、ベランダ菜園?と称して、
キュウリ、トマト苗(各2株ずつ)を植えましたが、トマト用に今回新しくポット
型プランター(直径45㎝でかなり大きい)2個とそれに使う土なども通販購入でした。
不思議な日本語 も12回目を数えます。まぁ、ランダムですので何の脈略もあり
ませんがご容赦お願いします。 では・・
・せちがらい 世知辛い と書きますが、何が辛いのでしょうか?
日本語不思議辞典によりますと、「世知辛い」の「世知」は仏教用語で、世俗
(せぞく)の知恵、つまり庶民の世界の知恵のことだそうで、この知恵は、社会で
上手くやっていく世渡りの知恵を意味しているそうです。
つまり、「世知辛い」はもともと「世渡りのスキルが非常に高い」という意味
で、ここから「計算高い」、「ずるい」といった意味が生まれ、そこから変化して、
そういう人たちに囲まれて生きるのは大変なので、「暮らしにくい」といった意味
に派生したようだとあります。 なんだか回りくどい感じでもありますが、今では
こちらの「暮らしにくい」「世渡りは難しい」といった意味で使われています。
ここで、「辛い」というのは味が辛いということではなく、「世知」の強調をし
ているとありました。
・召し上がる 「召し上がる」という言葉は「食べる」や「飲む」という言葉の尊
敬語とあります。
(ネット画像より
goo辞書に、「召す」というのは、「見(め)す」と同じ語源とあり、「ご覧に
なるためにお呼び出しになる」ところから、招く、取り寄せる、呼び出して任ずる
などの意となり、「神に召される」などがあります。
また、身にとり込む、身につける の意から、「食う」「飲む」「着る」「履
く」「買う」「乗る」などの尊敬語となる。「お酒をたくさん―・しておられる」
「和服を―・していらっしゃる」「花を―・しませ」「車にお―・しになる」
さらに、「(風邪を)ひく」「(風呂に)はいる」「(気に)いる」「(年を)
とる」などの意の尊敬語にもなるとあります。「お風邪を―・す」「お年を―・し
た方」「お気に―・しましたか」
また、「切腹する」の尊敬語。「お腹を―・す」や命によって捕らえる「―・取
る」「―・上げる」などがありました。「しらしめす」「きこしめす」など、尊敬
の意を強めた言い方もありました。
なお、「お召し上がりください」という言い方は、「お」は、敬語ではなく、丁
寧語であるので、二重敬語にはならないのだそうです。「お箸」「お守り」
・番傘 傘には、和傘と洋傘があります。和傘は、番傘、蛇の目傘、日傘、舞傘
に分類され、傘骨(一般に竹)に和紙を貼って作られています。そしてこの和紙に
植物性油を引き防水した番傘と蛇の目傘が雨傘なんですね。
で、番傘というのは、goo国語辞書に『太い竹の骨に和紙を張り、その上に油を
引いた実用的な雨傘。 もと、商家などで番号をつけて客に貸したところからいう。』
とあり、三越の前身である「越後屋」では、この傘に、大きく越後屋と書かれて、
番号が付られていたそうです。にわか雨などの時に貸し出したそうです。
(ネット画像より)
唐傘(からかさ)というのは何でしょうか? 唐とありますから中国(唐)から
来たとの意もあるようですが、もっぱら「傘を閉じたり開いたりできる「からくり
傘」が短縮された」の説が有力なようです。和傘全般の言いかたですね。
♪雨降りお月さん雲の陰 お嫁に行くときゃ誰と行く 一人で唐傘さしてゆく
唐傘無いときゃ 誰と行く~(野口雨情詞、中山新平曲)
蛇の目傘は、石突(いしづき)を中心に、中を白く周辺を黒・紺・赤などで太く輪
状に塗って、蛇の目模様を描いた傘をいいます。 さらに、野点などに使われる
「野点傘」という朱色の大きな傘もあります。
(ネット画像より)
洋傘は、金属製の骨で、こうもりの羽に似ているところから「こうもり傘」とも
いわれていましたが、最近では「こうもり」なんていいませんね。
・味方 意味は、自分の属する軍勢や同志・仲間のこと。また、自分を支持・応
援してくれる人とあります。「みかた」の「み」は敬意を表す接頭語で、「かた」
は一定の方向をさす語で、対立するものの一方の側を言っていることになります。
本来「みかた」とは「かた」の敬称で、天皇の側を意味し、それが天皇の軍勢、
朝廷の軍隊の意に用いられ、古くは「御方」と表記されたそうです。そして、この
意がさらに転じて、現在の意となったとありました。
「味方」は後の当て字なんだそうです。
(ネット画像より)
・みっともない 「みともない」の音変化したもので、見た目にわるい、体裁が
わるい という意味ですね。
「客の前で兄弟げんかをするなんてみっともない(見苦しい)」「前をはだけた
みっともない(見苦しい)格好」など、相手に不快感を与えるさまの意として用い
られる とありました。
中世で使われていた「見たくもなし」が⇒「見たうもなし」⇒「見とうもない」
⇒「見ともない」⇒「みっともない」に変化したとあります。本来は、文字通り
「見たくない」という意味であったところから、「見たくもないほど見苦しい、体
裁が悪い」の意味が派生して、今では、その意味が主に使われるようになったので
すね。
「見るに耐えない」」、「かっこ悪い」、「外聞が悪い」ということですね。
「そんなみっともないことをするな!」と叱られたりします。
ついでに、「みっともない」が一つの言葉で、それが、ある ない と変化する
というのではありませんから、「みっとも あ~りませんか!」や「みっともいい」
というのは存在しないのですね。「はしたない」「せわしない」などと同じですね。
昨日は、久しぶりにベランダで植え付け作業しました。トマトとキュウリです。
キュウリはこれまでのプランターに2株植えました。連作を避けるためにトマト用
に、写真の黒い円形のプランター(トマト1株ずつで2個)と土を今回アマゾンで
購入しました。
作業中のもよう
(6階ベランダ)
円い黒いのがそれです。その向こうには、発泡スチロールを使ってタマネギを植
えています。さらにその向こうに繁って見えるのは、ツタンカーメンのエンドウ豆
で、今実をつけ始めているところです。キュウリはその裏側のプランターに植えま
したので写真では見えません。
川井郁子 Ikuko Kawai チャルダッシュ Chardash [嵐が丘.Live.Concert.Tour.2005]