蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

“想い出” 雪の蓼科農園  (bon)

2023-04-14 | 健康、医療

 4年前、2019年4月の今頃には、なんと! 本格的な雪が降ったのでした。
この年はじめての蓼科農園「畑開き」に東京を出発した時は、夜来の雨が残る
なか、中央道・八王子を過ぎたあたりから雪に変わり視界が閉ざされるほどの、
一面冬景色の中を蓼科農園に向かったのでした。 この農園を開いて16年が
経ちますが、4月にこんなに雪が舞うことは初めてのことでした。

            雪の中央道
        


 毎年この時期は「畑開き」と称して、たまねぎ、ニンニクなどの冬越しを
した野菜を除いて畑は全面トラクターできれいに開墾され、ふかふかになっ
た更地の畑に16~20本の畝建てをして、じゃがいも、さといもを植え付ける
のをメインに、他は、次回合宿(1か月あと)に来た時に収穫出来そうな、は
つか大根や葉っぱ物の種まきをする・・例年、そんな段取りで畑作業が始まっ
ていました。

 4年前の4/10は雪模様でこんなことは初めてでしたので特に印象深く記憶に
残っています。 中央道を走るうち、山梨県・勝沼あたりからはさらに雪が
激しくなってきていました。畑はどんな感じになっているか、作業はできる
か・・車は走れるか? そんな心配を抱きながら、しかし、初めての雪の中の
畑も見てみたい気もありながら、とにかく突っ走りました。

       K邸は雪の中
        

       K邸庭の木の枝払いなど作業をする
        


       畑はどうか?(2日目)
        

                    
            
 この年(2019年)の11月に、16年継続したこの蓼科農園を閉園することに
しましたから、最後の「畑開き」がこのような雪の中であったのでした。
 この畑は、高校同期の仲間が還暦を過ぎたころから集まりだして、みんな
初体験ながら、何とかお百姓をこなして来たのですが、傘寿を迎えたこの年を
区切りとして心を残しながら閉園したのでした。

 思えば、この1年前の畑開きも丁度この頃で、この時は快晴でしたので、少し
足を延ばして、「高遠の桜」見物を楽しみましたが、1年後のこの雪の激しさ
はまさか思いもよらぬことでした。

          高遠の桜(5年前)
 

 

 雪でほとんど作業が出来ないまま、3泊4日の温泉三昧で過ごし、この年は、
「春合宿」(5月連休明け)を少し長めにして、今回「畑開き」で出来なかっ
た畝建てや、イモ類の植え付けをした後、春合宿作業のナス、ピーマン、唐
辛子、黒豆、さつまいもなどとダイコンなどの葉物の植え付けとする計画とし
ました。
  (写真はすべて、当時のものを使用しました。)

               

 蓼科農園を止めてから、すぐその年の暮れには新型コロナの襲来でしたから、
タイミングとしては絶妙であったと胸を撫で下ろしています。行き帰り道中
の車中および合宿は3密そのものですから、とても出来なかったことでしょう。

 コロナ禍の沈黙と閉鎖のトンネルをようやく抜け出たこの頃、4~5年前を
懐かしみながら想い出ブログとしました。 4年前は大雪だったのですね。

 

 

雪の蓼科農園の様子です。当時のオートスライドを再掲しました。

蓼科農園’19畑開き準備

 

 

 

コメント
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