差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

敵は幾万

2009年08月14日 | 田舎の思い出

敵は幾万ありとても すべて烏合の勢なるぞ 味方に正しき道理あり、、、

これは運動会の騎馬戦で戦う前に歌った歌詞であり、出征兵士を送るときに歌う軍歌である。小学生に歌わせた当時の世相を伝えている。余り内容は理解していなかったが、勇壮な感じをもったものである。歌詞の3番を紹介しましょう。

破れて逃げるは国の恥 進みて死ぬるは身の誉れ 瓦となりて残るより 玉となりつつ砕けよや 畳の上にて死ぬことは 武士のなすべき道ならず むくろを馬蹄にかけられつ 身を野晒しになしてこそ 世は武士の義といわめ などで恐るることやある 

 先生や大人たちそして出征兵士達も、みんなどう思っていたのか、当時の気持ちをタイムマシンにかけて聞いてみたいものである。