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1010103
なんのこっちゃ、ですが、大事な数字です。
先日、オーストリアワインのティスティングにお招きいただき参加したのですが、その際、
「オーストリアワインの輸入シェアは0.18%（数字はうろ覚え）」
ということを聞きました。
興味を持ったので調べてみたのですが、貿易の統計って国際的なやり取りでもあることから、品目等は「コード番号」で示されているんですよね。
で、ワインの番号が「1010103」ということです。
これで統計数値を取得して、金額ベースでベスト25の表を作ってみた。
（単位は千円））
輸入総額は1,750億円。
そのうち金額ベースでは半分の51%がフランスで、ダントツの1位。
2位のイタリアが13%ですから、4倍もの開きがあります。
ちなみに第3位はチリ。実は数量ベースでのシェアは25%でフランスの24%を上回っています。
逆に言うと、チリのワインは価格が安い、ということですね。
次いで4位がスペイン、5位アメリカ7.1%。
ここで差が開いて6位がオーストラリアの2.5%、7位アルゼンチン、8位ドイツ、9位南アフリカで1.1%。
ここでまた開きます。10位のニュージーランドは0.75%です。
で、話題のオーストリアは0.14%の13位。
表だとコピペできないでしょうから、テキスト文字でもサービス、です。
（ご要望があればファイルも差し上げます）
1 フランス 51.48%
2 イタリア 13.47%
3 チリ 11.61%
4 スペイン 7.53%
5 アメリカ合衆国 7.05%
6 オーストラリア 2.56%
7 アルゼンチン 1.79%
8 ドイツ 1.26%
9 南アフリカ共和国 1.07%
10 ニュージーランド 0.75%
11 ポルトガル 0.50%
12 メキシコ 0.17%
13 オーストリア 0.14%
14 ブルガリア 0.08%
15 ハンガリー 0.07%
16 ブラジル 0.05%
17 スイス 0.05%
18 グルジア 0.04%
19 カナダ 0.04%
20 英国 0.04%
こうしてみると、金額ベースの順位の方が数量ベースの順位に比べ高い国とそうでない国にわかれます。
前者は相対的に高付加価値ワインの国と言えるでしょう。
フランス
ニュージーランド
オーストリア
スイス
グルジア
カナダ
英国
イスラエル
レバノン
などがそうですね。オーストリアもその一つ。
さてさて、0.14%ということは、伸び代はまだまだまだまだあるということ。
ウチでも頑張って目指せ1%!ですね。
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