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先日、ウチ運営の飲食ラウンジ「インテリジェントロビー・ルコ」にて開催された、白鷹の「秋あがり」呑み切りの会。
サブタイトル?ではないですが、「ハクタカ・ホール」と銘打って開催。
実はコレ、昔「白鷹ホール」というのがあったことに因んだものなんです。
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で、その「白鷹ホール」があったのは、
こちら
建て替える前の丸ビル(丸ノ内ビルヂング)、です。
情報源は、何年か前に出てきた、昭和の時代の暖簾分け先の大御所とか昔々の番頭さんとかの座談会?の記録。
これによれば、ハクタカホールがあったのは、大正から昭和初期の頃。
当時、お酒は問屋から酒販店さんには「樽」単位で卸していて、それをそれぞれの酒販店さんで(水で割って)量り売りとかをしていたらしい。
その際、美味しさを保持してどこまで薄められるか、ということを追及する阿漕な酒販店さんもいたということです。
(上記の座談会では、その腕前を自慢する酒販店さんの話しなどもありました。情けない、というか、今だったら大炎上ですよね)
とは言え、薄めればお酒の味は変わっていくわけで、「これが白鷹?」という消費者の声が一部で出たとか。
そこで白鷹さんと関東一手捌きのウチとで相談し、当時お店のあった丸ビルの一角に、直営の「白鷹ホール」を設け、そこで正真正銘の白鷹を呑ませるようにした、ということです。
近年、獺祭さんの「獺祭Bar」や八海山さんの「千年こうじや」など、蔵元さんが直営の飲み屋さんを出したりしていますが、その元祖とも言えますね。
ただ、残念ながら、この「白鷹ホール」、写真などは残っていません。
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