昨日、準々決勝の2試合が行われ、唯一の都立の小平は、日大鶴ヶ丘に1対7で敗れ、八王子初の甲子園出場の期待がかかる八王子も、東海大菅生に、4対3で敗れました。残念です。
そして、今日は残る準々決勝の2試合、明大中野八王子対日大三高、国学院久我山対駒場学園でした。心情的には、八王子初の甲子園出場の期待がかかる明大中野八王子、倅のチームが春大会で惜敗している駒場学園を応援です。
暑くなるのが分かっていたので悩みましたが、今予選は倅の試合しか見ていないので、思い切って神宮まで出かけました。9時スタートなので、いつもの出勤時間と同じ頃に家を出ました。まるで仕事です。
試合前の日大三高の選手たち。相変わらず何を詰め込んだのかという体格です。
そして、エースの釘宮です。ストレートは140km弱で、スライダーの制球もいいです。
一方の明大中野八王子の坪井は、ストレートは135km前後です。スライダーはわずかにはずれたのを日大三高に見送られていました。
両エースのストレートの5kmの球速の差とスライダーの制球、そして主軸の力が、ゲームの勝敗を分けました。
日大三高は、2回に4番廣谷のセンター横をやぶる二塁打、5番田村の中前ヒットでチャンスを作り、併殺崩れで1点を先制、4回にも4・5番の四死球から6番伊藤が右中間二塁打で追加点、5回にも2番の中前ヒットからチャンスを作ると、5番田村の左中間二塁打、6番伊藤のテキサス安打、7番秋葉中越え二塁打で3点を入れました。
一方、明大中野八王子は、4回に、3番からの攻撃で、いい当りではないものの4ゴロ内野安打、三遊間ヒット、6ゴロ内野安打で一死満塁のチャンスを作りましたが、連続三振でチャンスをものに出来ませんでした。6回にも、3番奥村左前ヒット、4番坪井スライダーに三振、5番平島中前ヒット、6番相澤四球で再び一死満塁としましたが、後続が6フライ、三振に倒れました。
ここぞの場面で、日大三高の主軸は、坪井のボールになるスライダーを見送り、長打を放ったのに対し、明大中野八王子は、釘宮のスライダーにやられていました。特に中盤以降は、スライダーを軸にしていたように思います。
いつも思いますが、日大三高は、最初から飛ばすわけではなないのですが、じりじり差を広げ、気がつくと勝っているという横綱相撲のような野球をしますね。
それと、伝統なのか、指導法なのか、先輩と似ている選手が多いですね。今年のエースの釘宮は、昨年のエース大場によく似ていますし、1番稲見選手は、優勝した時の2番金子(法大)、4番廣谷は同じく4番の横尾(慶大)、5番田村は5番の高山(明大)によく似ています。
だからというわけではありませんが、今年も地力はひとつ抜きでている感じですね。
0対7で7回コールドで勝敗がつきました。
第2試合の国学院久我山対駒場学園は、正直なところ、序盤から点差がつくと思いましたが、予想外に駒場学園が健闘しました。
国学院久我山の左腕西村は、130km弱のストレートと変化球、駒場学園の右腕牛嶋は、120km前後のストレートと100km以下の変化球が主体です。はっきり言って駒場学園の牛嶋投手の球速は、ベスト8レベルではありませんが、変化球を低め低めに球を集めて、打たれはするものの、よくしのいでいました。
国学院久我山は、牛嶋投手からチャンスは作るものの、なかなか大量点とはいかず、3回には、連続左前ヒットのチャンスも6-4-3のダブルプレーのあと中前ヒットで1点、死球後、痛烈な当たりは5ライナー好捕で1点どまり、5回にも中前ヒット2本で1点を追加するも、7安打で2点とここまでは駒場学園のペースにはまっていたといえると思います。
しかし、6回に6番からの攻撃で、左前ヒット、三振、右前ヒット、9番西村はバントで二死としても二三塁に送り、当たっている1番長田の中前ヒットで2点を追加し、4点差をつけました。こちらも1試合目同様、ジリジリと点差を広げます。
一方、駒場学園は、初回に3番が右中間三塁打を放ったものの、あとは5回にイレギュラーした打球がヒットになったほか、ほとんど完璧に封じられる。
すると、7回表、駒場学園は投手交代。確かに、点を取られて、疲れもあるだろうが、2番手とは制球の差がありすぎたように思います。4本の長単打で3点を失い、7回でコールドとなる7点差とされ、3番手に交代、さらに1点を追加されました。
スタンドはそれでも諦めずに懸命に応援します。
しかし、7回の攻撃も無得点に終わり、7回8対0でコールド負けとなりました。
これでベスト4が出揃い、一番面白い準決勝は、26日(土)となります。
第1試合が、 日大鶴ヶ丘 対 国学院久我山
第2試合が、 日大三高 対 東海大菅生 です。
今年の日大鶴ヶ丘、東海大菅生は見ていませんが、決勝は日大対決になるような気がします。ここから数日がクライマックスですが、勝ち残った1校は、これからが本番です。東京、神奈川、大阪などの激戦区では、日本一になるには、気が遠くなるような戦いですね。
今日のジョグ
32℃の猛暑の中、走りました。体重2kg、体脂肪2%落ちました。
10.1km 1時間02分50秒
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