八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

ベスト8出揃う!

2017年08月19日 19時12分37秒 | プロ野球・高校野球

今日も1点を争う熱戦が繰り広げられ、ベスト8が出揃いました。

 

盛岡大付属対済美戦は、大会本塁打記録を更新しそうな今大会を象徴するかのように、両チーム満塁本塁打が飛び出し、中盤まで6対6の接戦で、終盤の7回裏に済美がまた本塁打で1点勝ち越し、勝負あったかに見えました。しかし、9回表に盛岡大付属は植田選手のこれまた本塁打で追いつきました。さらに10回表には1点勝ち越したあと、再び植田選手がバックスクリーンに3ランを叩き込み、勝負ありました。

 

続くは、花咲徳栄対前橋育英戦です。140km台を投げる投手を4人擁する前橋育英を、花咲徳栄がどう攻略するかがポイントでしたが、これまでの試合同様、花咲徳栄が初回に左腕丸山の立ち上がりを捉え、4点を先制し、これで試合の流れが出来てしまいました。前橋育英も序盤に2点を返すも、4回から登板したエース皆川が明徳義塾戦ほどの出来ではなく、追加点を許しました。10対4で花咲徳栄の完勝でした。

 

3試合目は、広陵対聖光学院です。聖光が先制、広陵が逆転、聖光が逆転、広陵が追いつくというように、この試合も1点を争う好ゲームでした。そして、4対4のまま7・8回は双方無得点のまま、最終回へ。広陵先頭打者が内野安打で出塁すると、打席には3番中村奨成。厳しい球で追い込んだ後の勝負球が高めに甘く入ると、中村選手はそれを見逃さずに鋭く振り抜くと、左翼上段への特大2ランとなり、これが決勝点となりました。失投と言えば失投でしょうが、逃さずに打った中村選手がすごすぎでしょう。これで13打数10安打10打点4本塁打だそうです。ドカベン以上です。

 

そして、最後が優勝候補大阪桐蔭対仙台育英です。仙台育英の左腕・長谷川、大阪桐蔭の右腕・柿木の息詰まる投げ合いになりました。両投手とも直球は140km前後ですが、球に力があり、ストレート・変化球とも制球が良く、会心の当りを許さず、試合は終盤8回に。表の大阪桐蔭は、3番山本ダンテ武蔵がレフト線への会心の当りで二塁打、続く4番中川は詰まりながらも、レフト前に運び、遂に待望の先制点です!裏、仙台育英も二死から四死球でチャンスを掴むと、鈴木のレフト前ヒットで二塁走者長谷川が本塁突入するも、レフト山本からの好返球で本塁憤死で同点ならず。試合の流れは、大阪桐蔭に傾いたかに見えました。そして、運命の9回裏、仙台育英の3・4番がアウトとなり二死。いよいよ万事休すかの場面で、5番杉山がセンター前ヒット。そして、アウトになれば試合終了の場面で、まさかの二盗を成功させ、同点への執念を見せます。WBCでの鳥谷の盗塁を思い出させます。そして、続く渡部はストレートの四球で一二塁。逆転のランナーですが、まだまだ劣勢の仙台育英。そして、続く若山はショートゴロ!!本当に万事休す!!が、しかし、本当に野球は何が起こるか分からない。二塁フォースアウトでも良かったが、一塁送球。アウトかと誰もが思い、打者走者の若山もヘッドスライディングをしたまま動きません。しかし、塁審は手を大きく広げ、セーフの判定。一塁中川が捕球時ベースを踏んでおらず、踏み直したものの間に合いませんでした。若山は本当に行き返ったように、ベース上で何度も何度も深呼吸です。そして、二死満塁で迎えるは、途中出場の馬目。押せ押せムードはあるものの、これまでの流れも見ていると、まだ桐蔭有利と思われました。が、しかし、馬目の一打は、仙台育英初の完璧な当たりの左中間二塁打となり、まさかまさかのサヨナラ勝ちとなりました。いや~、本当に野球は終わるまで何が起こるか分かりませんね!

 

これでベスト8が出揃い、明日の準々決勝は、以下の顔ぶれとなりました。

 

三本松(香川) 対 東海大菅生(西東京)

天理(奈良) 対 明豊(大分)

広陵(広島) 対 仙台育英(宮城)

盛岡大付(岩手) 対 花咲徳栄(埼玉)

 

明日も激戦となりそうですね。

 

 


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