日本はエース前田健太、メキシコはランキング12位ということで、楽勝とはいかなくても、勝てるだろうと思っていましたが、意外な展開となりました。
エース前田が、2回表にホームランを打たれて先制され、裏には中田翔が2ランを打って逆転したものの、今ひとつピリッとせず、5回を投げて4対2とリードしたまま降板しました。
その後、日本も1点を追加するものの、継投した投手陣がジリジリと追い上げられ、9回には澤村がついに同点とされてしまいました。第1回目のWBCで、日本は決勝リーグ進出を諦めていたところ、メキシコが本命アメリカを破って、たなぼたで決勝リーグ進出を決めたということがあったように、ここぞのところでしぶといチームです。
そして、9回裏、2戦を通じて今一つだった山田哲人がライトオーバーの二塁打で出塁、サヨナラのチャンスに球場がどよめきます。しかし、4番中村はスライダーを空振り三振、そして、当たっている筒香は敬遠。しかし、迎えるバッターも今日本塁打はじめ、4打点の中田翔!バシッと打って決めたいところでしょうけども、中田翔も昔と違って、とても大人になり、じっくりとボールを見極め、最後はしっかりおっつけてセンター右へ運んで、サヨナラ安打としました。
序盤で突き放せなかったのは課題でしょうが、2回以降リードを許さず勝ち切ったのは、評価したいですね。なかなか、良い試合でした。
それにしても、メキシコの監督が81歳というのは、びっくりしました。大丈夫なのでしょうか。日本で考えれば、野村さんや王さんというところですから、絶対に無理とも言えないでしょうが、やはりちょっと無理があるような気がします。
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