本来なら大いに盛り上がってしかるべきところです。が、しかしです。なぜか盛り上がりに欠けるように感じるのは、露出が少ないからでしょうか。それとも、華ですかねえ。長嶋・王は特別な存在でしたが、そのまわりにいた江夏・星野・松岡・平松など他球団のエースもONにより輝いていました。打者も、田淵・大杉・山本・松原などON追いつけとばかりに頑張っていました。その後も、江川・西本・定岡、斎藤・槙原・桑田の三本柱や、野茂、上原、松坂など投手の華や、掛布、落合、清原、イチロー、中村、松井など打者の華を咲かせていました。華ってなんだよということですが、やはりファンを引きつけてやまないオーラ、雰囲気なのではないかと思います。こればかりは、数値化したり、客観的に評価することが難しいわけですが、乱暴な言い方をすれば、選手が持つ魅力とファンの観る目の相乗効果で、華を生み出すのだろうと思います。そういう意味では、巨人偏重がいいことだとは思いませんが、巨人人気の低迷が全体としてファンの観る目(の数)の減少を招いていることは否めません。それぞれの球団が努力して、プロ野球への関心を高めないと、華のある選手は出てこないでしょうからね。
本来なら大いに盛り上がってしかるべきところです。が、しかしです。なぜか盛り上がりに欠けるように感じるのは、露出が少ないからでしょうか。それとも、華ですかねえ。長嶋・王は特別な存在でしたが、そのまわりにいた江夏・星野・松岡・平松など他球団のエースもONにより輝いていました。打者も、田淵・大杉・山本・松原などON追いつけとばかりに頑張っていました。その後も、江川・西本・定岡、斎藤・槙原・桑田の三本柱や、野茂、上原、松坂など投手の華や、掛布、落合、清原、イチロー、中村、松井など打者の華を咲かせていました。華ってなんだよということですが、やはりファンを引きつけてやまないオーラ、雰囲気なのではないかと思います。こればかりは、数値化したり、客観的に評価することが難しいわけですが、乱暴な言い方をすれば、選手が持つ魅力とファンの観る目の相乗効果で、華を生み出すのだろうと思います。そういう意味では、巨人偏重がいいことだとは思いませんが、巨人人気の低迷が全体としてファンの観る目(の数)の減少を招いていることは否めません。それぞれの球団が努力して、プロ野球への関心を高めないと、華のある選手は出てこないでしょうからね。
第六日目は、9月14日(日)。散ドラの活動の日ですが、この日は口寂しさを紛らわすガムをやめてみました。練習をしているときは気にならないのですが、試合を観ているときなどはやはりガムのようなものがないと口が寂しいですね。禁煙の禁断症状にはいろいろなものがあるようですが、今のところそれほど大きなものもなく、「吸いたくて吸いたくて仕方がない」という状態にはなりません。眠りが浅いのか4時位に目が覚めてしまうことと、口や喉が渇く感じするくらいです。
第七日目。この日で一週間になります。この日もガムをやめてみましたが、仕事中はやはり口寂しく、午後からはガムで気を紛らわせました。といって、タバコが吸いたくて仕方がないということではありません。それよりも、朝早く目が覚めてしまうせいか、眠気が襲ってくるのが困りものです。禁煙経験者の体験談を読むと、食べ物がおいしくなるとか書いてありますが、今のところそんな実感はありません。しかし、気のせいかもしれませんが、食べ物の味が濃くなったように感じます。つまり、舌の感覚が戻り始めているような気がします。
次に6回で18アウトのうち、三振5個を除く13アウトが内野手のものでした。そして、エラーがなかったことが大きかったです。サードが4個、投手が3個、捕手が3個、ショートが2個、セカンドが1個、(ファーストが7個)アウトにしました。当たり前のことを当たり前に出来ると、これだけ引き締まった試合になるということです。今年はエラーはだいぶ少なかったですが、平均すると3個くらいのエラーがあり、そして、エラーにはならない消極的プレーが同じくらいあって、それに四球が絡んで大量失点になるというパターンがこれまでです。今日はそれがなかったので、これだけ締まったのです。
そして、こうした良い試合を勝ちにつなげられない原因は、やはりバッティングです。今日の変則左腕は球もそこそこ速いですが、変則フォームゆえもっと速く見えました。それに対して散ドラ諸君は十分な対応ができたとは言えません。早めに始動してタイミングをとることができずに、右方向への力ない打球が多かったです。あとは、十分な準備が出来ずに球が来てから振り始めての三振もありました。4番カズマは2・3打席は数少ない外野への当りを飛ばしましたが、詰まらされていました。長いバットを目いっぱい長く持って振っていますが、詰まらされているなら、短く持つか、目いっぱい持ちたいならもっと軽いバットを持った方いいでしょうね。というように、バッティングというのは、相手投手にどう対応するかという受け身のものです。しかし、その受け身のものを自分のペースに持ち込むために、球が速ければ準備を速くするとか、遅ければじっくり力をためて打つということ(いつも同じポイントで打つこと)が大切なのです。それが出来るように、考えて練習や素振りををしないと、なかなか打つ方は上達しないかな。
6年生は残り半年(または中学校に向けて)、5年生以下は、来年以降に向けても、しっかり「考えて」練習するようにしよう。
まだ成功というほどの日数ではないので偉そうには言えませんが、かつて一日たりとも禁煙出来なかった私としては、非常に大きな出来事だったので、経緯を記しておきたいと思います。
今までも、いつも禁煙をしたいという気持ちは持っていましたが、今回はそれほど気合いを入れていたわけではありません。たまたま仕事のタイミングなどで都合が良さそうだなと、直前になって9月9日(火)をスタート日としました。前日の8日にちょうど吸い終わるくらいに調整し、夜寝る前に最後の1本を吸い終えました。
翌朝は、起きてから犬の散歩に行った後、いつもはコーヒーだけなのですが、無理やり朝食を食べました。そして、いつもより早く家を出ました。いつもの禁煙の時は、大抵ここで早くも挫折し、途中でタバコを買ってしまうというパターンなのですが、なぜかこの日はすんなりと駅までいきました。駅でガムを買い込み、会社へ。いつもは会社について一服というパターンですが、この日はタバコを持っていませんからおとなしく仕事に入りました。ミネラルウォーターなどを飲みつつ、あるいはガムを噛みつつ仕事をしていたもののいま一つ身が入らず、12時前に一人昼食に出ました。いつも一緒に食事にいく同僚たちは、過半数は喫煙者だからです。食事を済ませた後も、喫茶店には入らず、丸善をブラブラとして時間をつぶしました。午後もあまり仕事ははかどらなかったものの、ストレスがかかる仕事もなく、締切に追われることもなく、この日は終業と同時にダッシュで帰宅。帰宅時、当然タバコは買わずに酒のつまみを大量に買い込みました。お酒はタバコを吸いたくさせるので禁煙には良くないといいますが、両方止めることなど出来ないでの、口寂しさを紛らすためにつまみをたくさん買ったのです。こうして第一日目は何とか成功。しかし、喫煙歴23年で自発的に1日止められたのも初めてで、記念すべき日になりました。
第二日目は水曜日で、私は仕事が休みです。この日もいつもと同じように犬の散歩に行き、朝食をとりました。その後は、当然ストレスもなく過ごせる日だったわけですが、この日は車の12ケ月点検を入れていました。しかし、時間を失敗しました。狭間のスバルなので、ヨーカ堂で時間を潰すのがいつもの過ごし方なのですが、9時30分に予約を入れてしまったため、30分の空き時間が出来てしましました。このときは、気持ちがフラフラときました。ヨーカ堂前のセブン・イレブンにタバコが売っていたら、絶対買っていたと思います。しかし、幸いなことにここには売っていませんでした。近くを散歩するも、他にコンビニもなく、物理的にタバコを買うチャンスもなく、10時過ぎからヨーカ堂のフードコートで時間潰しです。終了予定の11時くらいに店を出たものの、予定外の修理が入ったりして点検は終わっていません。ヨーカ堂でも、タスポ導入以来、サービスコーナーでタバコのバラ売りをしているのが目に入ります。これが第2のピンチでした。しかし、何とかこれをしのぐと、その後ははそれほどの苦痛もなく、一日を終えることが出来ました。
第三日目は、胃部レントゲン検査の日でした。いつもはダメですと言われても、当日タバコを吸ったりしていたのですが、この日は正真正銘、飲まず食わず吸わずで検査に臨みました。この日は午後一で、新宿で打ち合わせがあったので、検査後すぐに一人外出。この日も同僚との昼食を避けました。打ち合わせを終え、夕方帰社し、業務終了後は速やかに帰宅。禁煙後2~3日が離脱症状が一番つらいと言いますが、この間それほどつらい思いをしたことはありません。それよりも、習慣的な問題の方が大きいと思いました(自分の場合は)。朝起きたらタバコを吸うとか、散歩から帰ったら吸うとか、そういう習慣的な問題の方が大きいと思いました。
第四日目ですが、朝に若干のタバコへの渇望を感じますが、「どうしても吸いたい」というほどのものではありません。ニコチンの離脱症状なのかもしれません。会社で久しぶりに同僚と食事にいきました。食後にタバコを吸う同僚と同席しても、それほど動揺しませんでした。アルコール抜きなら何とかなりそうです。ということで、第四日目も無事終了。しかし、家に帰ってちょっとしたきっかけでふとタバコを吸おうとしている自分がいます(もちろんタバコはないのですが)。やはり、こうした生活習慣が抜けきらないと、完全に禁煙とはいかないのだと思います。
第五日目です。朝の状況は同じですし、ふとした瞬間に「ちょっと一服するか」なんて思っている自分がいますが、どうしても吸いたいとは思いませんし、ここまできたらもう止めるしかないと思っていますので、同僚との食事のときにも禁煙している旨を告げました。家族は、子どもはともかく、当然カミさんは気づいていても気遣って言わないのだろうと思っていましたが、何と気づいていませんでした(!!!)。その程度の関心しか持たれていなかったのもショックですが、もっと驚いたのは、カミさんも子どもも、最近でも私がベランダに出て行ってタバコを吸っていたと言い張るのです。上に書いたように、管理人は離脱状態でモウロウとしていたわけではありませんから、人間の記憶とはいかにいい加減かということです。
最近人気の「悲愴感」ではありませんが、「このチャンスは逃したくない」ので、このまま禁煙するつもりですが、危険なのは、散ドラが勝利して祝勝会が開かれたときです。かといって、散ドラが負けるのを見たいわけではありません。また、散ドラが勝った時の祝勝会に欠席なんて…と、まだ起きてもいないことを心配して、思わずタバコが吸いたくなってしまいます。何はともあれ、一日一日、日々の目標達成が大切です。普段偉そうなことばかり言っている管理人ですが、このことについては、自分も偉そうに言えないので、謙虚にガンバルのみです。
今年の散ドラは、カズトとコウスケを欠く布陣が多かったものの、ここまで実力は、決して勝敗通りではないと思います。戦い方、気持ちの持ち方などが勝敗を分けた試合が何試合かあります。今度の日曜は、自信を持ってなおかつ気迫を持って戦ってください。ガンバレ!散田ドラゴンズ!
そこにドラフトの目玉選手が、自ら大リーグ入りを表明したのですから、物議を醸すのは当然です。早速、日本球界のオーナーたちが動き出し、後だしジャンケンのルールづくりを検討し始めました。管理人も最初から大リーグに行けるような仕組みは反対ですが、だからといって今のままでいいとは全く思えません。
道具の問題もそうですが、やはり世界的に球界共通の仕組み必要ではないでしょうかね。それと、他国から戦力を補充する場合には、その国の球界に対する補償みたいなことも必要かもしれません。そうでないと、共存共栄とはならにあですからね。そういう環境が出来てくると、野球も本当にグローバルスポーツのベ-スボールになるのでしょうね。
しかし、問題は「じゃあ誰がやるのか」ということです。長嶋は球界を退いており、王監督はやらないと明言していますし、野村監督も無理でしょう。若い世代では、落合、岡田、原監督などがしのぎを削っていますが、彼らの評価が固まっているわけではありませんし、現役の監督をしながら受けるのかということもあります。
では、現役ではない人では誰かいるでしょうか。アマ球界にも人材はいるでしょうが、短期間でチームづくりをする時には難しいでしょう。外国人監督という手もありますが、これも短期間では難しそうです。やはり、一定の実績を残しており、誰もが納得するような人でないと難しいのではないか思います。
浪人中の指導者経験者といえば、古田、伊東、田尾あたりでしょうか。あるいは、指導経験はありませんが、桑田など選手からも尊敬されているもっと若手に切り替えてしまうというのも一つの手ではないかと思います。本当は監督選びではなく、選手選考やチームづくりに力を注がなければいけないんでしょうけどね。前回のWBCで監督を務めた王監督はまさに王道でした。今回は、あっと驚くような監督選考も期待したいものです。SHINJOではちょっと行きすぎとは思いますが。
松井秀喜のヒザの故障、城島の不振ということや、メジャーリーグももはや普通のことになっているとも言えると思います。しかし、マスコミも商売ですから、常に人気がある方へと流れていきます。テニスの錦織君やゴルフの石川クンなど、各界で若手の実力者が人気を盛り上げています。サッカーも、W杯最終予選で否が応でも注目が集まります。
野球界も、ファンの目を引きつけずにはおかない名勝負が欲しいですよね。かつての長嶋・村山、王・江夏、掛布・江川、清原・野茂というようなワクワクする勝負が見たいものです。期待は、田中マー君VS中田翔あたりでしょうか。コツコツ努力する選手も必要ですが、やっぱり人気を得る最大の要因はスターの出現です。そして、そのスターがファンを大切にする姿勢を持ていることです。かつてのONがそうであったように。ガンバレ!若きプロ選手たち!
しかし、TV中継がないと、こうした状況もとんと実感がわきませんし、だんだん関心も薄くなってくるような気がします。今でも熱心なファンは球場に足を運んでいるのでしょうが、マスコミの露出が少なくなってくると、どうしても裾野が狭くなってくるのは必至です。衛星放送やケーブルTV、地デジなどなら野球放送も見られるのかもしれませんが、我が家のようなアナログ放送ではいかんともしがたいです。
一度は野球への関心が薄れていた私が、散ドラとの出会いで再び野球に目覚めたわけですが、野球界の現状と言えば、上のような惨状です。サッカーの方が人気があると言われて久しいですが、今は少年野球チームも多く、中学校でも野球部は盛んで、甲子園も相変わらず高校球児のあこがれです。しかし、こうした状況にあぐらをかいているわけにはいきません。こうした裾野も、あくまでトップである山の頂が高く、輝いていればこそです。今のように雲に隠れた低い山では、遠い外国の高い山が素晴らしく見えてしまっても仕方ないですよね。
まずバッティングですが、コウキやカズト、カズマにヒットが出て、散ドラとしては、久しぶりの数のヒットです。ショートのトンネルですが、コウスケの当りも強くていい打球でした。先週の練習で管理人が打撃投手をした時も、マー、シュウヘイ、ユウヒ、トウゴなどもいい当たりを出しており、少し上向いてきたかなという感じがします。守りでは、リリーフしたシュンスケがよく抑えたほか、途中出場のコウスケが安定した守備を見せましたし、リクもナイスカバーを見せました。とんでもないエラーもなく、良かったと思います。
さて、次に課題です。まず、初回の攻撃でせっかくのチャンスをつぶしたケースでは、サインの見逃しか見間違いか分かりませんが、チームプレイですから、みんなが共有していないと意味がありませんよね。みんなどういう状況でサインが出るかをよく「考え」よう。みんな二死走者なしのような場面で、サインをじっと見てK副会長から「打つしかねえんだよぉ~」と叱られていますが、どういう状況でサインが出るかをよく覚えよう!次にコウキが盗塁後、悪送球で本塁突入した場面ですが、あれも第一には走者がちらっとボールを確認し行けると思ったら突っ込むべきですが、一番近いベースコーチも、体と「大声」で指示すべきでした。少し離れているベンチから「ストップ」と声をかけた時は、既に時遅しでした。だからこそのベースコーチです。次に、4回の攻撃の時、高いバウンドの投手ゴロで楽々セーフのタイミングのはずがスタートが遅く、リクがアウトになったケースです。合宿の「野球教室」で言ったように、ボールへの反応が遅すぎでした。これだけではなく、5回のコウスケがけん制アウトになったケースも、セーフにはなったものの、シュンスケやカズトの盗塁スタートも、投手の足を見ての瞬時の反応が出来ませんでした。
次に守りです。最大の誤算は、久しぶりの投球でスタミナ、コントロールもとも課題が残ったコウキですが、それ以外の野手でも記録に残らないミスもありました。まず、初回のレフトオーバー自体は仕方ありませんが、中継に確実に返せなかったのはいけません。一塁ライナーも強い当たりでしたが、グラブに入っているのだから、しっかり捕りたいものです。これも、ボールへの準備と反応です。それからいつも練習でやっている前進守備、バックホームで送球が高めに浮いてしましました。試合でこれをきちっと決めるために、何十回、何百回も練習するのです。4回の守りでは、リクのナイスカバーで目立ちませんでしたが、あれも本来は投手のモーションと同時にしっかり準備し反応すれば、一塁コウキが捕れた当たりです。次にカズトがゴロをファンブルしたプレーですが、カズトは恐らく動体視力が非常に優れ、ボールを捕ることがとてもうまいため、基本通りのプレーをしないことがあります。それがでました。正面で右手を添えてしっかり捕って、グラブの中でしっかりボールを握る。横着なプレーは禁物です。その次に、ギリギリのタイミングのセカンドゴロで判定を見てしまったプレーですが、常に次のプレーに集中しなければなりません。仮にアウトだったとしても、次のプレーをすることが必要です。そして、グランドにいる近くのプレーヤーはそれを「声」で教えてあげなければなりません。
以上のように、合宿の「野球教室」で話したことがまだまだ出来ていないことが、今日の試合をモノにできなかった要因です。より高いレベルに成長したかったら、こうしたことを意識してしっかり練習しよう。試合前の練習でも声が出ていなかったしね。
基本的には、前著でも中心的な考え方「トップの位置はより深く、バットは一直線に振り出し、フォロースルーは大きく」ということがベースになっていますが、それに加えて、ミートポイント、スイングの軸、体重移動、ヒジの抜き方、腕の押し込み方などさまざまなヒントがあります。
また、技術的な面だけでなく、常に同じ気持ちで打席に臨むという気持ちの持ち方や、指導を受ける時の選手の考え方、指導をする時の指導者の心構えなど、精神面でのことにも触れています。落合は「オレ流」「一匹狼」と呼ばれ、プロ野球人の名誉である名球界への入会も拒否するなど、ワガママで傍若無人な印象がありますが、その後の中日監督としての指導ぶりからも、そういうイメージがまったく誤解であることが分かります。記者に本当のことをあまり言わなかったのは、アウトコースが本当は苦手であることや、特定の投手の攻略法を勘づかれたくないという商売上の当然の考えからですし、名球界を拒んだのは金田正一への反発だと推定されます(前著で金田の無神経で心ない中傷をされた経験が書かれています)。書かれている内容や、監督としての指導を見ると、「自分自身を持つ」というプロとしてごく当然の態度を持っていただけで、本当は人の気持ちへの理解や、やる気を起こさせるということに誰よりも熱心な気がします。
WBCの監督選考が話題になっていますが、現役監督という制約はありますが、落合監督は有力な候補ですよね。前回のWBCでイチローが馳せ参じたのは、監督が王さんだったというのが大きな要因です。稀代のバットマンであるイチローが無条件で心服できるのは、王監督かイチローを見出した仰木監督くらいでしょう。そして、もう一人が落合監督です。前に紹介した本で、イチローが高校時代、当時中日選手だった落合にいい選手だと言われた話を伝え聞いて励みになったということを言っています。イチローにとって落合は尊敬に値する選手であり、まだ無名だった自分を認めてくれた恩人でもあるのです。イチローと星野では想像できませんが、イチローと落合監督だったらどんな化学反応が起こるか楽しみです。天才同士でしか分かり合えない何かが起こるような気がします。ちょっと無理かもしれませんが、ちょっと期待です。
以前のコミッショナーは、さして野球を好きだとも思えない法曹関係者などの名誉職的な位置づけでしたが、加藤氏は本当の野球好きだと思えます。とはいえ、コミッショナーの権限も限定的で限界もあります。それでも、何とか野球界を良くする手腕に期待したいと思います。氏が子どもの頃に見た野球が、いかに大きな存在で、まぶしく輝いていたかえお、氏自身が一番理解しているでしょうし、それを取り戻したいと思っているでしょうから。
まず最初の大仕事がWBCの監督選考となりますが、日本中の野球ファンが納得する選考としてほしいものです。でも、誰がいいんでしょうかねえ。西本幸雄監督のような人がいないでしょうか。日本球界は、選手ばかりではなく、指導者も人材不足ですね。
きっかけは、私が子どもの少年野球に付き合って一緒に野球をやっていると話したことですが、以来、妙に親近感を持たれています。サラリーマンにつきものの話題と言えば、ゴルフだったり、釣りだったり、最近は少なくなりましたが、麻雀だったり、最近ではジョギングやジム通いなどがありますが、野球は普通は観るもので、やっている人はほとんどいません。そんなわけで、ともに同じ話題で盛り上がれると思っていると思うのですが、実はあちらのチームは強いんですよね…。千葉県の人で、市の大会で優勝して県大会に出場したそうですが、「県大会1回戦で負けちゃったよお」とぼやいていました。私としては、そんなぼやきをしてみたいというところです。とても、同じレベルで盛り上がれるはずもなく、どんな練習をしているのか教えを乞おうかなんて思っています。
散ドラ諸君!ぜひ、私が堂々と盛り上がれるような立派なチームになってください。秋の大会もありますが、まずは残る春の大会で全力で勝利を目指そう!
管理人も熱狂していた熱心な王選手ファンの一人でしたから、9月3日までは憶えていませんでしたが、上記のような状況は当然よく憶えています。しかし、9月3日が「ホームランの日」というのは初耳でした。一体いつから「ホームランの日」になったのでしょうか。
しかし、いずれにしても、ホームランには野球ファンを惹きつけてやまない魅力があります。王選手が活躍していた頃は、狭い球場も多く、圧縮バットという反発力を強めたバットを使えたということもありますが、ホームランはホームランバッターの仕事でした。王選手を代表として40本打つバッターがいる一方、その他の打者はレギュラー選手でも、10本台とか、一桁が普通でした。だからこそ、ホームランバッターが輝いていたのです。
ところが、最近では松井秀喜を最後に真のホームランバッターは出ない一方、20本くらい打つ打者はザラにいますし、非力そうな打者でも10本くらいは平気で打っています。これは、ピッチングマシンなどにより打者は好きなだけ練習が出来て打撃技術が向上したり、筋トレなどによるパワーアップなども影響しているでしょう。しかし、もう一つ見逃せない点があります。五輪終了後に、豊田泰光氏がコラムで指摘していたことです。
曰く、日本ではホームチームが公認球の中からボールを選べるため、各球団とも華やかな長打を求めていわゆる「飛ぶボール」を採用しており、それが日本の打者の力を弱めているとの指摘です。このあたりは、実際にプロ野球に携わっていないと窺い知れないところですが、日本とメジャーリーグではボールが違うということはよく知られた話ですし、松坂がこのボールの違いに苦労していたように、投手にも影響を与えています。日本球界では、パワーに勝る外国人選手が、こすったような当たりでホームランにすることがよくありますが、確かに日本では簡単にホームランになるような「ボール」を使っている可能性は拭えません。豊田氏は、そんな非力になっている日本球界の中でしっかりバットを振り切っている打者として、西武の中島選手を挙げていましたが、管理人から見ると、西武のパワーヒッティングもパワーに頼ったバッティングで、メジャーのボールだったり、メジャーで主流の小さく変化するファストボール(速球)だったら、今のようにホームランを量産出来ないのではないかと思います。
いずれにしても、豊田氏が提唱するように、野球を本当に国際化するためには、まずは道具を統一することが必要でしょう。今回の五輪のように無様な敗戦を見たり、指揮官の無様な言い訳を聞かないようにするにも、是非ともそうしてほしいものです。
しかし、試合結果を見る限りはよく分からないところもあります。散ドラが負けた、川口、中郷、ビートルズに快勝している一方、北野、北八、みなみ野、川口、横川には大量失点で、ほとんど完封に近い負け方をしています。恩方さんは現在5勝6敗と、散ドラよりはるかに立派な成績で格上と言えますが、これらの上位チームとは力の差がかなりあり、散ドラとは勝敗の違いほどの力の差はないとも考えられます(あるいは、投手を使う分けているということも考えられますが)。
いずれにしても、春季リーグで残る試合は4試合。散ドラも、カズトが戻ってきて戦力も整いつつあります(コウスケは合宿でまたヒジが痛いと言っていたのでちょっと難しいでしょうが)。是非とも、格上チームに一泡吹かせましょう!ガンバレ!散田ドラゴンズ!!